二〇二〇年一月  デンタ日記
 


 一月三十一日 お菓子教室 。
 かあちゃんが、ABCクッキングスクールでお菓子を作った。
 私は、Lomax Anastigmat 1:3.5 F=75mm のフィールドテストに出かけた。つくば市洞峰公園から万博記念公園駅近くの香取神社まで歩いた。昨日と全く同じコースです。マウントアダプタに昨日と違うレンズLomax Anastigmat 1:3.5 F=75mmを装着して出かけた。このレンズも蛇腹カメラから取り出したものでおそらく戦前に作られたものだろう。昭和初期かな、オリンパス社のシャッターが付いているが、現オリンパスに問い合わせたが、資料は残っていないようだ。焦点距離は昨日のレンズと同じだ。天気も同じようなので同じ対象を同じように撮影してその特徴を比較してみた。化石的な写真撮影用レンズの使用比較は面白いです。


 一月三十日 T.S.M. Anastigmat 1:3.5 F=7.5cm 。
 ひるごはんは、つくば市万博記念公園駅ちかくの香取神社のそばの島名熊の山遺跡公園で弁当です。(左側写真)
 昨年、ヤフオクで落札したマミヤシックス(蛇腹式のカメラ)はサビだらけカビだらけ蛇腹破けてるしカメラとしての再生はあきらめた。搭載されていたレンズ T.S.M. Anastigmat 1:3.5 F=7.5cm をとりだして整備した。このレンズは、戦後まもなく生産されたものらしい。1950年ごろのものかな。ミノルタのMDロッコール50mmからヘリコイド部分を取り出してマウントアダプターに改造してこのレンズを移植した。SONYのデジカメでつかえるようになった。(右側右列下段写真)
 つくば市の洞峰公園散歩しながら写真を撮った。公団住宅の取り壊しに複数の重機が動いてる全部色違い、面白いので撮影した。つくば市万博記念公園駅の近くの香取神社に欅の大木が2本ある。その他の木もそこそこ大木である。近くの島名熊の山遺跡公園のベンチで弁当を食った。 
 歩きながら T.S.M. Anastigmat 1:3.5 F=7.5cmレンズのフィールドテストです。いろいろなシーンでレンズを操作して使い勝手を確かめる。レンズの性能もさることながら操作性などの使いやすさを改善するためのフィールドテストが必要です。


 一月二十九日 HDD金属円盤 。
 3.5インチハードデスクの中にはとても寸法精度の高い金毒円盤が入っている。壊れたハードデスクからこの円盤を取り出す。そして化石的な写真用撮影用のレンズをデジカメで使えるようにするためにマウントアダプターを作るための部品にするために削りだす。
 私の場合、ハードデスクに限らず壊れたものはすぐに捨てない。廃棄物から部品をとりだして再利用するためだ。これまでは、ハードデスクからとても強力な磁石をとりだしてメモクリップなどを作っていた。が、金属円盤は使い道がなかったので多数在庫していた。が、ここにきてマウントアダプターを作り出して一気にこの金属円盤を消費してしまった。壊れたハードデスクの在庫からこの円盤を取り出さないといけないや。厚み直径中心の穴の径などこの素材が最適なんだな。


 一月二十八日 DVDマラソン 。
 昼から中央公民館トレーニング室のトレッドマシンで走りながらDVDを観た。きょうは、RUSH(ジェームズハントとニキラウダの)を観る。傾斜15度で約二キロ歩いて0度で4キロ走った。


 一月二十七日 続続 C.P.GOREZ BERLIN. DAGOR DOPP-ANASTIGMAT.SerleIIIf=135mm 1:6.6 。
 化石的レンズをEFマウントに移植した。SONYのNEXマウント用アダプターに載せると周辺にケラレが出る。


 一月二十六日 阿弥陀寺 。
 今日は、父二郎の一周忌法要に参列した。あっという間に一年たってしまう。うちのお墓は、阿弥陀寺にある。墓参、阿弥陀寺にて法要、その後末広にてお斎です。

 阿弥陀寺(坂東市長須4359−1)は、649年の創建時には三輪宗の長洲寺であった。のちに天台宗となり第15代覚円が1223年に親鸞聖人の弟子となり安養と法名を賜った。俗性は深栖式部郷源正重であった。この時分に寺号を「屈旋龍山称名院阿弥陀寺」と称し、本堂裏には親鸞聖人手植えの菩提樹がある。 現ご住職深栖奬念様が門徒会報に寄稿された 長須 阿弥陀寺縁起 の抜粋である。
 本日、先代のご住職(第27代であり、現副住職)からお話を聞く機会がありました。長洲寺の創建も深栖氏のようですから1371年間にわたり代々阿弥陀寺のご住職を務めてこられたということですか。お寺だから、その間の履歴が文書でのこってるんでしょうね。ただただ。い。すごいです。




 一月二十五日 曹洞宗 。
 母の実家の法要に参列する。母の実家のお墓は陽泉寺(坂東市長須1094)にある。曹洞宗の寺院である。ご住職は、兼務されているかたがやってくる。
 日本仏教における曹洞宗は鎌倉時代に始まる。教義は正伝の仏法を伝統として釈迦を本尊と仰ぐ。坐禅により悟ることを肝要とする。
 1200年に京都久我家で生まれた道元は1214年出家した。1223年に博多から南宋に渡って諸山を巡り、曹洞宗禅師の天童如浄より印可を受け1226年に帰国した。1233年京都に興聖寺を開くが後に越前に移り、1244年 傘松に大佛寺を開く。1246年 大佛寺を永平寺に改める。道元は自らの教えを正伝の仏法であるとして宗派を否定した。臨済宗が時の中央の武家政権に支持され政治文化の場面で重んじられたのに対して曹洞宗は地方武家、豪族、下級武士、一般民衆に広まったようだ。

 そういえば私の場合曹洞宗といえば、弘前市の「禅林街」だな。弘前城公園から少し行った所に道を挟んで曹洞宗のお寺が33軒も軒を連ねて並んでいるところがある。「一の門」という砦の門のような黒門を抜け一番奥の長勝寺まで続く道の両側に曹洞宗の寺院が林立しているのだ。禅林街とか禅林三十三ヶ寺とよばれている。同じ宗派の寺院がこれだけまとまって建っている所はとても稀だろう。津軽氏が城防衛の拠点として藩内の曹洞宗の寺を集めこの一角を出城としての機能を持たせたようだ。
 永平寺もすごいね。どちらも一度訪ねてみるべきところかな。


 一月二十四日 続 C.P.GOREZ BERLIN. DAGOR DOPP-ANASTIGMAT.SerleIIIf=135mm 1:6.6 。
 超化石的レンズC.P.GOREZ BERLIN. DAGOR DOPP-ANASTIGMAT.SerleIIIf=135mm 1:6.6 をEFマウントに移植する。仮組みして試写してみる。内部反射の対策をほどこさないとだめだね。117年前のれんずだからな、存在そのものに意義がある。こうやって画像を取得出来たらたいしたもん。



 一月二十三日 C.P.GOREZ BERLIN. DAGOR DOPP-ANASTIGMAT.SerleIIIf=135mm 1:6.6 。
 今日は、とてもとっても古いレンズを整備した。(左側写真)
レンズ前面の銘板に C.P.GOREZ BERLIN. DAGOR DOPP-ANASTIGMAT.SerleIIIf=135mm 1:6.6 No, 194081 と刻印されている。
 ベルリンにあった「シー・ピー・ゴルツ・ベルリン」社製の「ダゴール」ブランドのレンズです。1893年に発表された「ドッペルアナスチグマートシリーズIII 焦点距離=135mm F値6.6」 のレンズである。おそらく1893年から1903年の間に生産されたものだろう。117年前のレンズだ。1995年ごろ鈴木輝夫氏に壊れたカメラとしていただいたものだ。現在、私の手持ちのレンズで最も古い写真撮影用レンズだ。
 シャッターはすでに壊れて動かない。絞り羽はきれいにスムースに開閉する。そこで、デジカメで使えるようにEFマウントに移植する。

 ひるごはんは、野菜豆腐たまごスープです。




 一月二十二日 かあちゃんが、パンを焼いた 。
 今日は、かあちゃんがつくばくっきんぐすくーるのパン教室でパンを焼いた。
 私は、つくば市から岩井の自宅まで歩いた。約27キロかな。Welmy Terionar 1:3.5 F=50mmをSONYにつけて写真を撮りながらあえるいた。曇っていてかなり暗い。すっかっとした写真を撮るのは無理だな。暗くよどんだ大気をうまく写し撮って表現できただろうか。デジカメの感度を上げると手持ち撮影できるシャッタースピードで絞りを閉じて写せる。フィルムで撮影するよりやさしい。改造移植レンズのフィールドテストです。
 高解像度の画像をフリッカーにアップしてあります。ご覧ください。

https://www.flickr.com/photos/ta-com/

 c 一月二十一日 Welmy Terionar 1:3.5 F=50mm the transplant on EF mount. 。
 今日は、11時15分から八坂公園周回コースを1周して5.55キロ走った。
 蕎麦粉を水で溶いて焼いてみた。ガレットだが、ほんもののレシピを知らないから適当!生ハムを添えてみた。適当なわりには、うんまい。でも、パリッとしたところもちもちのところのめりはりがない。本物はどう焼くんだろうか。(右側写真)
 午後から、Welmy Terionar 1:3.5 F=50mm を昨日と同じ手順で EF マウントに移植する作業をした。ほぼ同じ工程で作業をするので早くうまくいくおまけに仕上がりがきれい。
 左写真は、Pixco EF-NEX/M を介して Sony ILCE-7RM に装着したところ。同じ50mmのレンズだがどれくらい差が出るかなたのしみなところである。


 一月二十日 Roico Anastigmat 1:4.5 F=50mm 。
 Roico Anastigmat 1:4.5 F=50mmをCanonのEFマウントに移植した。まず、ジャンクなEFレンズからマウント部品を取り出し寸法を計測する。次にこれまた壊れたハードデスクからドーナツ状金属円盤を取り出す。この金属円盤の厚みは高精度で均一だし、おまけに中心部の穴がレンズの取り付け口径と一致する。ドーナツ外径をEFマウントの取り付け外径に一致させるように削り取り付けネジ用穴を開けてマウントアダプターを作る。この作業は、寸法の偶然の一致に恵まれて少ない工程の簡単な作業の割に高精度なマウントアダプタを製作することができた。
 左写真は、EFマウントに移植されたRoico Anastigmat 1:4.5 F=50mmをPixco製の EFマウントNEXマウント変換アダプタを介し Sony ILCE-7RM に装着したところ。


 一月十九日 Voigtlander BESSA 66 。
 13時24分から八坂子応援周回コースを」5.47キロ走った。
 昨年ヤフオクで落札した蛇腹カメラを調べてみるとどうやらVoigtlander(フォクトレンダー)のBESSA 66 らしい。レンズは、VOIGTLANDER HELTAR 75mm f3.5 が搭載されている。シャッターはCOMPUR-RAPIDかな。レンズをはずしてベンジン浴して超音波洗浄をしてみた。
 ばんごはんは、さかなです。


 一月十八日 ベンジン と ベンゼン 。
 親戚の法要に参列した。 
 ベンジン (benzine) は、原油から精製した揮発性の高い可燃性の液体であり、主として炭素数5から10の飽和炭化水素からなる混合物だ。揮発油、ナフサ 、ガソリン、石油エーテル、リグロインなどとも呼ばれるが、用語の使い分けは添加剤や用途、地域によって著しく異なっているようだ。日本では概ね、分留で得られる半製品をナフサ、燃料用途のナフサをホワイトガソリン、内燃機関用にナフサを接触改質しオクタン価を調整した物をガソリン、軽質ナフサから作られ溶剤などに用いられる物をベンジンと呼ぶようだな。ガソリンとほぼ同じものか。ベンジンが洗浄にいいのは、臭いが少なく揮発した後に残るものが少ないためかな。

 ベンゼン (benzene) は、分子式 C6H6、分子量78.11 の最も単純な芳香族炭化水素である。ベンジン(benzine)とはまったく別の物質であるが、英語では同音異綴語である。英語のウェッブ上では気を付けないとね。
 さて、このベンジンでレンズを風呂に入れる。(左側写真) 7月にヤフオクでジャンクなレンジファインダーカメラを数台まとめて落札した。このなかの一台、レンズのヘリコイドがグリスで固着して回らない。プライヤーで咥えてレンズが破損しない程度に力を加えるがまったく回らない。そこで、このレンズをカメラからはずしてどっぷりとベンジンに漬けこむ。さらに超音波洗浄機にかけた。15分後ヘリコイドが回るようになった。分解して清掃する。ヘリコイドグリスが固まってへばりついてる。さらに30分ベンジンに漬けこんでおいてグリスをすべて除去する。
 コスト的にはタカビシ化学の特製ベンジンが500mlで720円でコールマンのホワイトガソリンが1000mlで1000円、一方燃料用レギュラーガソリンが1000mlで140円だから、一度レギュラーガソリンで風呂に入れてからベンジン浴したほうがコスト的にいいじゃねえかな。こんど試してみよ。
 このレンズは、Canon EOS 用のEFマウントに載せることにした。小型のレトロなレンズができた。使い勝手はどうだろうね。
 ついでにレトロな蛇腹カメラの掃除もした。(右側写真) 蛇腹がいたんでない。このままカメラとして使えるかな。



 一月十七日 続々 Fujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5 。
 撮影した画像をモニタでよく見ると周辺部分の歪みが大きい。14日に撮影した同じシーン(道路の写真)を見比べるとその差があきらかです。ひょっとして、清掃後レンズを組み立てるときに「中玉」の凹レンズの向きを逆にして組み込んだのか。...再度分解して向きをなおした。同じところで撮影してみる。やっぱり向きが反対だったな。
 ウエッブ上で見聞きする。意図的にレンズを逆さにしたり違うレンズを組み込んだりする。と、周辺の歪みが大きくなって特徴的な画像をえられる。たしかに特徴的な面白い写真が撮れるが、やりすぎたらよくないな。日常的に使うレンズとは別に特殊なレンズを作って持ってるのは悪くないか。


 一月十六日 続 Fujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5   。
 14日にフィールドテストしたレンズFujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5 を分解清掃した。(左側左列上段写真)さらに内部反射対策を施してみた。
 清掃したレンズをSONYのデジカメに装着して洞峰公園に散歩に出かける。フレアは軽減、コントラストは増した。ぐるぐるボケ、玉ボケがでる。いい感じです。ヘリコイドが緩すぎるので対策が必要だな。改善されればいい感じのレンズになるでしょう。約1.5キロ歩いた。
 15時16分から八坂公園周回コースを4.6キロ走った。



 一月十五日 かあちゃんがパンを焼いた 。
 あさごはんは、鮭オイル漬け夏みかんまぜごはんどんぶりです。
 かあちゃんがパンを焼いた。

 
 一月十四日 Fujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5  。
 午前中に、1940年代の レトロなレンズ、Fujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5 をSONYのデジカメに装着して洞峰公園に散歩に出かける。
 逆光ですごいフレアが出ます。レンズガラス面の小傷か内部反射かコントラストがでないね。画像処理ソフトでコントラストを増幅してみた。(左側左列写真) 沈胴式鏡胴が組み込まれてるから胴を伸ばしてマクロ敵撮影もできる。最短撮影距離は45cmぐらいかな。(右列下段:水栓の写真) これだけ寄れると使い勝手良いです。絞りを開くとぐるぐるボケが出る。(右列上段:鴨の写真) この大きさではわからないかな。 この時代のレンズは多少の程度はあるもののみんなぐるぐるボケ出るんだろうな。
 洞峰公園では約1.7キロ歩いた。16時20分から八坂公園周回コースを6.11キロ走った。
 Windows 10 にアップグレードする。 常用している大方のパソコンはすでにWindows10になってるんだが、予備においてあるパソコンは「7」のままだ。とりあえずアップグレードできるやつは
やっとくか。
 戻すのはいつでもできるしね。




 
 
 
 
 一月十三日 ネパールインド料理「SITARA」 。
 かあちゃんの おばの家にあそびにいった。すぐ近くにあるネパールインド料理の「シタラ」でひるごはんです。2種類カレーセット(バターチキン、シーフード、ごはん、ナン、野菜小皿、ドリンク)1000円未満。 ナンとごはんはおかわりできるようだ。けっこううんまいよ。リーズナブル。

 昨年11月に取得費用約1000円で手に入れた富士光学工業製の国産セミ判スプリングカメラ「LYRA」(右側左列上段写真は同型カメラ)は、サビだらけカビだらけ埃だらけ、蛇腹は破けいる。写真機としての復元は難しい。レンズは、 Fujiko-Anastigmat Terionar f=75mm 1:3.5 が搭載されてる。80年前の1940年製だからレンズガラス面に小傷あるのがあたりまえ、でも少ないほうでそこそこきれいだ。シャッターは、:Fujiko F で T, B, ,1/2, 1/5, 1/10, 1/25, 1/50, 1/100, 1/200 がつてる。精度はさておきそれぞれに動く。絞り羽もスムースに開閉する。 昭和16年、既に物資統制下にあり公定価格は九十八円だあったらしい。どこをどうたどってきたのか、1000円で今は私の手元にある。
 さて、この写真機からレンズを抽出して昨日製作したマウントアダプタに移植することにした。作業は簡単、レンズを留めているネジを外すだけで脱着できます。ちょっとオーバー無限遠になってるが、良いでしょう。あっさり移植成功です。(右側写真2段目)
 はい。これで1940年代のフィルム写真機のレンズがデジタルカメラの撮影レンズとして蘇りました。さっそく、試写します。沈みゆくお日様、遠くのマンションの屋上で点滅する赤い光、を撮影して無限遠が出ることを確認しました。(右側下段写真) 内部反射とかレンズ内ゴミとかいろいろ問題ありますが、おいおい改善策をこうじましょう。

 ばんごはんは、ほうとううどんです。

 
 
 
 一月十二日 Making of a Mount adapter マウントアダプタをつくる 。
  左側左列上段写真は、1940年代のカメラです。シャッターが組み込まれたレンズ、フィルムの装填スペースと巻き上げ装置しかないボデー、それを繋ぐ沈胴式(COLLAPSIBLE LENS BARREL)といわれる伸縮する鏡胴だけの極めてシンプルな構造のカメラだ。残念ながら部品の欠落やシャッター不具合があるので写真機として再生するのは難しい。そこでこの沈胴式鏡胴とレンズを抜いて筒状にした TELEPLUS(一眼レフ交換レンズの後ろに接続して焦点距離を延ばす装置)を組み合わせてスプリングカメラのレンズをデジタルカメラに装着するためのマウントアダプターを製作することにした。
 それぞれから必要部分を抽出する。接合部分を切削したり取り付け用ネジ山を切ったりする。おもわくどうりのものができあがった。焦点距離75mmでピント合わせ用ヘリコイドを持ってるスプリングカメラ(蛇腹式カメラ)用レンズが使える。

 ひるごはんは、あんこ生クリーム餅です。(右側上段)
 ばんごはんは、さかなです。(右側下段)


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 一月十一日 コショウミルの故障 。
  夏みかんラーメンを作った。インスタントの塩ラーメンだが、粉末スープを1/2量にする。味が薄くなるので夏みかん1っ個量の果肉、粉末パクチ、唐辛子パウダーを加えて味を補う。そして減塩する。コショウも加えようとしたんだが、ペッパーミルが破損した。軸受けが破損した。あとで、分解して修理してみっかな。

 一月十日 クイニアマン kouign amann 。
 10時45分から八坂公園周回おーすを5.73キロ走った。
  かあちゃんが、クイニーアマンをつくった。フランスのブルターニュ地方における伝統的な菓子らしい。ちなみに、クイニーアマン(kouign amann)はブルトン語で「バター(amann)の菓子(kouign)」という意味だ。一般的に外側はパリパリの食感で香ばしく、内側はもっちり甘味がある。フランスではブルターニュ産の塩バターを用いるらしい。うんまくできたね。けっこうカロリー高いだろうな。


 
 
 一月九日 MINOLTA MC W.ROKKOR-SG 1:3.5 f=28mm ちょっと歩いた 。
  つくば市のちょっと外れに映画「バグダッドカフェ」にでてくる給水塔によく似た給水塔がある工場がある。(左写真下段) うちではここをバグダットカフェと呼んでランドマークにしている。
 きょうは、天気が良く日の当たるところは暑いくらいだが、風が吹いて寒い。でも青空きれいなので歩くことにした。MINOLTA MC W.ROKKOR-SG 1:3.5 f=28mm を SONY の ILCE-7RM3 に装着してフィールドテストです。洞峰公園の近くからバグダットカフェまで歩いた。約10キロぐらいかな。
 昨日、新しいフライパン「レミパン」が届いた。(右側下段写真)ちょっと大きめで深くガラス蓋つきである。これならカルボナーラを2人前いっぺんにできる。そこで、久しぶりにカルボナーラスパゲテイを作った。190gでOKですね。240g(ほぼ3人分)までいけるかな。これまでは、一人用のフライパンで作っていたので120gが限界だった。ひるごはんは、カルボナーラです。久しぶりに作ったがうんまくできたね。(右側写真)



 一月八日 VEST POCKET KODAK still lives 。
  左側左列画像はヴェスト・ポケット・コダック(Vest Pocket Kodak)のポスター広告です。ポケット・コダックより小さい。一般のポケットより小さいヴェストのポケットにも入ってしまうカメラとの意から命名されたらしい。大量生産で安価で小型軽量だったことから1912年発売とともにベストセラーとなりモデルチェンジしながら13年間生産され1925年までに180万台が販売された。4×6.5cm判で127フィルムを使用する。このフォーマットが「ヴスト判」と呼ばれる起源となった。
 私の手元にあるのは、ヴェスト・ポケット・コダック・オートグラフィック(1915年発売)である。(左側中列写真) オートグラフィックフィルム(カーボン紙を挟んであり鉄筆でフィルムに直接データを書き込める)に対応したモデルだ。背面にデータを書くための開閉する長方形のドアと鉄筆が装備されているので間違いない。このカメラを手にしたときはオートグラフィックフィルムのことを知らなかったのでこの鉄筆とドアは何に使うのだろうと不思議に思った。ちなみにオートグラフィックスは手書きとか直筆という意味らしい。レンズはコダック・アナスチグマット72mm F7.7である。
 これまでちょこちょこ整備していた VEST POCKET KODAK に暗室にて強制的に35mmロールフィルムを10センチほどに切って装填した。フイルムむき出しなので通常のヴスト判フィルムを使ったときにフィルムコマ数をカウントするのぞき窓(赤い窓)から光が入り感光しちゃうからここをアルミテープを貼ってふさぐ。1コマではあるが試しに外に出て撮影してみた。ASA400フィルム絞り5.6シャッタースピード1/50秒で、すごく曇り。暗室でフィルムを取り出し現像したのが左側右列の画像です。蛇腹の穿孔その他からの光漏れないね。ちゃんと写ってる。すごいや、105年前のカメラですよ。でも、世界中で180万台も売れたから同じように写る状態でまだ18万台ぐらいはあるかもな。


 一月七日 詐欺です 。
 ヤフオクやらアマゾン共和国やらモノタロウやら宅配で届くものが多くなった。宅配荷物の配達時間に不在のことが多い今日このごろだ。何度も再配達になってドライバーさんに面倒をかけてしまう。本当にすまない。申し訳ない。

 本日、スマフォにショートメールの着信があった。(左画像)

「お客様宛にお荷物のお
けに上がりましたが不在
の為に持ち帰りました。下
記よりご確認ください。

てな、内容なんだが、。発信元の電話番号はフェデラルエクスプレスの荷物追跡案内の番号だ。フェデラルエクスプレスから配達されるような商品は買った覚えがないなと思いながらもメッセージのとおりに最下段のURLをクリックしてみた。でも、サーバーにはアクセスできなかった。

なんか、変なんでウエッブ上で探ってみると、なんとこれ「詐欺メール」らしい。再配達申し込みを装ってサイトに誘導して個人情報をだましとる手口らしいのだ。あぶねえな。



 一月六日 Olympus chrome six IIIA 。
 オリンパスの蛇腹カメラがもう一台ある。オリンパスクロームシックスIIIAだ。これも7月3日に1457円で落札した。革ケールが付属する。クロームシックスVAの4年前の1951年4月にリリースされた製品だ。価格は16,000円だったらしい。
 暗室で35mmロールフィルムをブローニュ判のロールに巻き込んだものを装填して撮影試験をした。蛇腹に穿孔なさそうシャッター絞りもちゃんと動くね。ちょっと露出オーバーになったが、撮影できるね。こりゃ、取得コスト分の価値はあるな。
 13時10分から八坂公園周回コースを6.68キロ走った。



 
 一月五日 はつもうで 。
 11時19分から八坂公園周回コースを1周して7.22キロ走った。その後、「オリンパスシックス」に白黒フィルムを装填して実写試験をする。いわゆる蛇腹カメラでフィルムはブローニュ版を使い一コマの大きさが6×6cmなのでシックスとよばれる。この時代同じ規格のフィルムを使うカメラは「なんとこ」シックスといわれるものが多い。ミノルタシックス、マミヤシックス、などなど。
 7月にヤフオクで落札し約2000円でオリンパスシックスを取得した。このシリーズの中で比較的新しいもので製品名は「オリンパスクロームシックスVA」発売は1955年1月らしい。私が生まれて1年後だ。レンズには絞りによる焦点移動補正目盛りをつけ、フィルム面安定装置と合わせできる限りピント合わせの良いカメラを目指したらしい。価格は14,500円(ケース付き)だったん。当時の代用教員の月給ぐらいか。(私の叔母が代用教員をしばらくやっていたらしい。月給額は不明) まあ、高価だったことは間違いないな。(左側左列上段写真)
 八坂神社に初詣に行って神社本殿の写真を撮った。白黒ネガフィルムで撮影してレントゲンフィルム用自動現像機で自家現像してネガをアイフォンで撮影して画像をフォトショップで反転してじぇぺぐファイルにしたのが左側右列写真です。
 消費量の拡大が見込まれる白黒写真用フィルムのコスパを上げるために100フィートを購入してみた。最後に100フィートを購入したのはいつだったろうか。たぶん23歳の時か。
 アマゾン人民共和国に発注していた「ケントメア 高感度モノクロフィルム Kentmere PAN 400 135-30.5m巻き KMP400135100F」が届いた。イギリスで生産された高感度(ISO感度400)のモノクロネガフィルムです。価格8480円配送無料。(左側左列下段写真)) さて、30メートルからパトローネ何本取れるんだっけ。暗箱で手探りでパトローネにフイルムを装填する作業を、実に40年ぶりに行った。ワクワクするね。


 
 
 
 
 
 
 一月四日  Vest Pocket Kodak 。
 コダックのカメラで Vest Pocket Kodak がある。VPKと略される。ベス単という愛称もある。ベス単とは単玉レンズ付きのVest Pocket Kodakということらしい。べストのポケットに入るほど小さい(薄い=幅約25 mm)というのがこのカメラの名前の由来らしい。VPKは127判(あるいはA-127判)フィルムを使う。が,正しく言えばコダックがVPKのために127判という規格を作ったということらしい。127判のことをベスト判とも言う。カメラを小型にするために小さいフィルム規格を作ったということか。
 7月にこのVPKをヤフオクで1811円で落札している。(左側右列写真) 暇なときにちょこちょこ掃除してたので外観はソコソコみられるほどきれいになった。シャッターも絞り羽根も動く。蛇腹がしっかりしているようだ。光漏れがなければこれで写真撮れるんじゃないかな。

 午前6時に焼きあがるようにパンを仕込んでおいた。砂糖と塩をレシピの1/4に減らしたのだが酵母が効いてうまく膨らんだな。すごく麦臭い味になった。(左側中列写真) 朝ごはんは、洋ナシとホイップクリームのサンドイッチ、ヨーグルト、カフェオレです。残ったパンはスライスして分割包装して冷凍する。

 レントゲンフィルム用の自動現像機を調整した。うまく動くようになった。現像液定着液を装填して白黒写真用35mmロールフィルムを現像してみる。うまく現像できましたね。これで白黒写真フィルムの自家現像が簡単にスピーデイにできる。
 水洗用に超音波洗浄機を使おうとしたら水漏れする。分解してみるとシンクの底にある排水口周辺から漏れてると特定できた。ここを分解して傷んだゴムパッキンを交換する。はずしたパッキンを元にゴムシートからハサミで切り出す。ホームセンターのパッキン売り場に買いに行くより早いのでいつもシートから切り出す。ゴムシートは10年前ごろに1㎡ぐらい購入してストックしてる。まだ70㎠ぐらい残ってる。(左側左列下段写真)

 ばんごはんはカレーライスです。かあちゃんがひさしぶりにカレーを作った。(左側中列下段写真)




 一月三日 みゃおタン 。
テレビみてのんびりしちゃうね。
ひるごはんは、おぞうにです。
みゃおとたわむれる。うちの飼い猫の正式名称は「Miya-O」日本名「みゃお」です。まあ、みゃおちゃんと呼ばれるのは普通でしょうが、みゃおちゃんが転じてミャオタンと呼ばれたり、さらに略されて単に「タン」と呼ばれたりする。飼い主の都合でいろいろよばれるが当の猫はどう思っているのだろう。そもそも、自分の名前が「Miya-O」だとにんしきしてるだろうか。してねえどな。
八坂公園周回コースを走った。2キロ歩いて3キロ走ったかな。合計5。56キロぐらいです。


 一月二日 パリス・ブレスト 。
あさごはんは、月見野菜煮込み蕎麦スープです。あさはひとりだったので自分でまかなった。右から2列目写真)
  かちゃんが菓子を焼いた。パリスブレストだ。リング状のシュークリームが基本だが、パリーブレスト間の自転車レースに由来するとか。そのパリス・ブレストをもってかあちゃんの実家に行く。
 ひるごはんは、かあちゃんの実家でみんないっしょです。義母が茶碗蒸しを作った。この茶碗蒸しけっこう大きく具がいっぱいだ。
 ばんごはんは、カジキバジルソテーモッツレラチーズトマトサンドイッチです。


 
 
 
 一月一日 あけましておめでとうございます 。
 
 
あけましておめでとうございます。
 雲が多いが風もなくおだやかなとしあけです。
 かあちゃんがおせち料理をつくった。

 2009年ごろから長年使っていたパナソニックのノートパソコン CF-Y7が不調で数年前から放置されていた。CPUの熱暴走でフリーズすようだ。CPUファンは回っているのでCPUと放熱版の間のシリコングリスが乾いて熱伝導効率が低下してるのだろうと推測していた。わかっちゃいるけど暇がないので放置されていたのだ。今日、分解した。(右側写真) やはりシリコングリスが乾いてる。一度全部拭きとって新しいシリコングリスを補充して終わり。DVDを1タイトル観てもフリーズしないのでなおったね。現役復帰。ファックス専用機か、会計ソフト専用機か、DVDマラソン専用機か、まあ今となっては古いノートパソコンだがまだまだ使える。

CF-Y7
CPU Core TM2 Duo 低電圧版L7300
2次キャッシュメモリー※3 4MB、動作周波数 1.4GHz、フロントサイド・バス 800MHz
チップセット モバイル インテル(R) GM965 Express チップセット
メインメモリー 標準1GB DDR2 SDRAM(拡張メモリースロットに1GBを増設済み。



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