二〇十九年八月  デンタ日記
 
 
八月三十一日 芝の移植 。
 駐車場の芝を引っこ抜いて畑のふちに移植をした。
 古物商許可証の商標が出来上がってきた。古物営業法でこの標識の営業所での表示が義務付けられている。製作コスト1700円です。
 かあちゃんがパンを焼いた。

八月三十日 散歩 。
 きょうもペトリのレンズをつけて散歩してみる。


八月二十九日 日本リサイクルオークション つくば 。
 むしあついです。畑に除草剤を散布した。
 こまめに除草するのがいいんですが、丈夫な雑草、育ってしまった雑草には除草剤を使わざるをえない。

 もっとも近いネット上で公開されている古物市場は、
「日本リサイクルオークション つくば」 茨城県稲敷郡阿見町福田1698-7番地 TEL 0298-89-7400
毎週木曜日 AM12時より開催 参加費 2000円 (食事がつき) 取扱い品目 家具・家電他リサイクル全般
新物 骨董 ブランド 貴金属 など。

 今日は木曜日なので電話で問い合わせてみた。すでに会員になってる紹介者がいれば見学可能らしいが、私には知り合いはいない。正規に入会して入場することになる。入会にも紹介者が必要らしいが、顔写真付き身分証明できる書類があればOKらしい。もちろん古物商許可証が必要だけどね。入会金10000円、年会費0円、JRCA会費1000円、入場料2000円で当日受付入場可能だそうだ。今日は間に合わないから来週に行ってみっかな。
 ところで、JRCAとは、ジャパンリサイクルアソシエーションらしい。“皆で守ろう地球環境”をテーマとし、営利を目的とせず、国民、社会に貢献してリユース業界の地位向上を目指す為に活動している一般社団法人である。全国の協同組合、古物市場、リユースを営む会社、個人経営者の団体など6500社になり、日本国内の中古事業者が集まった団体としては最大規模のものらしい。ここの会員にならないと市場に入場できないということだな。
 骨董や古美術品ではネットなどで公開されていない小規模な仲間内の古物市場もたくさんそんざいするらしい。公安委員会に申請すると情報公開してくれるようだ。費用と時間がかかるらしいが。写真機専門の古物市場もあるが、入会金が3万円だから躊躇する。




八月二十八日 きむらのそば 。
 かあちゃんといっしょに「きむらのそば」に行く。かあちゃんは、ひやしたぬき私はいつものてんせいろ。
 ひるごはんは、蕎麦です。


八月二十七日 国立西洋美術館 。
 かあちゃんといっしょに国立西洋美術館に行った。
 ひるごはんは、精養軒のふわふわオムライスでみぐらそーす。



八月二十六日 ペトリ と 散歩 。
 境警察署に「古物商許可証」をとりに行った。

 日没後散歩に出かけた。 デジカメSony ILCE-7RM3に Petri 1:1.8 f=55mm を装着してフィールドテストをする。
  ペトリカメラは、1907年(明治40年)に「栗林製作所」として創業。10年後「栗林写真機械製作所」に名称変更し写真機の製造を開始した。皆川商店がそのブランド「ファースト」で販売していたらしい。私が生まれて5年後の1959年にペトリペンタで一眼レフカメラに参入し1962年にペトリカメラに商号変更した。1960年代には独創的で斬新なデザインやメカニズムを搭載した低価格の一眼レフで知られる。「ニコンと機能は同じで半額」というリーズナブルな製品を主力にしたが、一眼レフが高価な道楽品という消費者感覚とのずれから「安かろう悪かろう」というイメージが定着してしまったらしい。1977年10月にさまざまの要因から倒産したようだ。私が毎日、大学の写真室にたむろしていた歯学部5年生の時だな。当時私は、これまでも、「ペトリ」に触ったことも見たこともきいたこともなかった。
 このペトリの55mmは1970年ごろに生産されたものだろう。まわりまわって私の手元に来た。背景の光の点が泡状になる。ぐるぐるボケもでる。なかなか面白いレンズだ。しかし、乱反射や乱屈折するのだろうピントがぼんやりする。すっきり結像しない。本来の性能なのか、レンズ面に汚れがありガラス面にも小傷が多数あるからか。傷なしの程度のいいレンズを手に入れたいね。古いレンズは面白いね。




 

八月二十五日 ブラハムブレッドを焼いた 。
 グラハム粉20%を加えた小麦粉でパンを焼いた。あさごはんは、パン、ソーセージ目玉焼き、カフェオレです。
 ばんごはんはタコサラダです。


八月二十四日 MAMIYA SEKOR 100mm 1:2.8 。
 かつてのカメラブランド「MAMIYA」は中判カメラに強いイメージだが、左写真も中判か大判カメラ用のレンズだろう。先日ヤフオクで落札したジャンクレンズおまとめセットの中に入っていた。
 マミヤの創業者で発明家の間宮精一が1940年に、新規に考案したバックフォーカシング方式の距離計連動6×6cm判スプリングカメラ「マミヤシックス」を設計して発売した。その後、間宮が16mmフィルム使用の超小型カメラ「マミヤ16」を開発し1949年に発売した。マミヤはブローニュ判に中判カメラに強みがある。初期のマミヤはレンズを製造していなかったためマミヤシックスではオリンパスのズイコーや東京光学器械(現 トプコン)のシムラーなど他社レンズの供給を受け、またユーザーのレンズ持ち込みも受け付けていた。その後自社製造を始めセコール(Sekor )というブランド名を冠したが、これはマミヤのレンズ工場であった世田谷光機株式会社の社名に由来している。
 友人の父上がなくなった。お通夜に参列する。
 ばんごはんは、カツオの刺身レモン味噌ソース漬け、トマトときゅうりとモッツレラチーズのサラダ、ビールです。



八月二十三日 Zenza BRONICA 。
 ゼンザ・ブロニカは、かつての「ブロニカカメラ株式会社」の商品名であった。が、後には一時、会社名にもなった。私が2歳だった1956年に吉野善三郎が、 試作機第一号を完成させて「ブロニカカメラ株式会社」を設立したらしい。試作が完成した時期に製品名に創業者の姓である吉野と一眼レフの「レフレックス」から、「ヨシノフレックス」等の候補が出されていた。が、決めかねたまま試作機の調整が続いていたある朝、試作機のネームプレートに「ZENZABRONICA」と書かれて作業台の上に置かれていたという。 よって発案者不詳。 名前は創業者の名である善三郎と、ブローニーフィルムカメラを組み合わせたものと取れる。
 ゼンザ・ブロニカは、1959年に発表発売される。日本光学工業(現ニコン)からニッコールレンズの供給を受けた。1998年 タムロンに吸収合併され法人は消滅するも製造販売は継続され、「ブロニカ」の商品名が存続した。2005年タムロンは中判カメラ事業から撤退。ブロニカの47年の歴史に終止符が打たれることとなった。
 1975年頃だが、私が歯学部の学生で大学の写真部に属していた。部員の中にブロニカの所有を自慢する奴がいたが、このすごいカメラは当時36万円以上する高価なものだった。ちなみに当時の私の一か月分の生活費が3万6千円でした。
 ジャンクなゼンザ・ブロニカがやってきた。(左写真)先日ヤフオクで落札した「ジャンクカメラおまとめセット」のなかに入っていた。ぼろぼろ、部品も一部欠落していた。不燃ごみに出したら埋め立てられて朽ち果ててしまう。かといって私には不要品なのでヤフオクで転売した。220円で売れた。取得費用送料を1000円以上かけても必要な人はいるもんだ。ゼンザ・ブロニカこのゴミの一部はまだまだ生きる。
 ところで、ヤフオクで落札したものを要らないからまたヤフオクに出して転売する行為は、厳密には古物商許可が必要らしい。こんなことやってる人は全国に何万人もいるだろう。わたしもそのひとりだが、みんな古物商許可を得ていない。


八月二十二日 チーズバーガー 。
 つくばコストコ倉庫店によってガソリンを入れた。ついでにチーズバーガーを買った。でかい。
 ひるごはんは、チーズバーガーです。
 ばんごはんは、パンチェッタガーリックポテト、ミニトマトキュウリモッツレラチーズサラダ、白ワインです。


八月二十一日 リング・ボケ 。
 かつてペトリカメラ(Petri Camera Co. )というブランドがあった。1907年(明治40年)に「栗林製作所」として創業。1917年に「栗林写真機械製作所」に名称変更し、写真機の製造を開始した。社名は、輸出を考慮して新約聖書の「聖ペトロ」からとったらしい。
ペトリペンタシリーズ
フォーカルプレーンシャッター式の24×36mm(ライカ)判一眼レフカメラ。独自のスピゴット式ペトリマウント。斜め押しシャッターボタンが特徴的である。低価格で一眼レフカメラの大衆化に貢献したが、特殊な内部構造及び材質の脆弱性から故障が多く修理も難しいとされる。 またペンタシリーズ用レンズは、ズームレンズを数本含み21mmから1000mmまで用意されている。 中古市場において、標準レンズ以外では28mm、35mm、135mm、200mmを散見するのみで、21mm及び300mm以上のレンズはほとんど見かけることはない。 ペトリFA-1を最後に再びM42マウントに移行した。
ペトリ
の一眼レフからマウント部分を取り出してSONY

八月二十日 望遠レンズでポートレート 。
 先日製作したマウントアダプタと600mmの反射鏡型望遠レンズを使って猫の写真を撮る。最短撮影距離は3メートルぐらいかな。瞳にピント合ってるが、鼻のあたまはボケてる。ポートレートでも使えるか?使いにくいけどね。


八月一九日 リング・ボケ 。
 昨日自作したマウントアダプタで Sony ILCE-7RM3 に Sigma MIRROR TELEPHOTO 1:8 f=600mm を装着した。残念ながらオーバーインフ(レンズの無限遠マークよりも手前で無限遠が合焦点してしまう)状態で改造調整が必要だがそこそこ使える。当面はこのまま試用してみる。
 望遠レンズは、遠くの被写体を引き寄せるものだ。ISO感度を上げているものの超軽量なのでシャッタースピード1/500から1/800秒で手持ちで撮影できる。そして、望遠レンズ合焦点した被写体の前後がすごくボケるのがその特徴であり効果なんだけどこの反射鏡型望遠レンズのボケは光の点が「リング状」にボケる。左側右列写真では背景の木漏れ陽がリング状になっている。
 リングボケを生かした写真を撮るぞ。


八月十八日 マウントアダプタ自作 。
 昨年だったろうか、Siguma焦点距離600mmの反射鏡型望遠レンズをヤフオクで落札した。古いフィルム時代の一眼レフ用交換レンズでマニュアルフォーカスです。すごくきれいな状態の良いレンズをすごく安く落札したのでよろこんだが、届いたレンズはペンタックス645用のレンズでソニーのカメラに装着するのにPENTAX 645 →SONY  NEX  E マウントアダプター必要だ。7000円以上する。そんなわけで取得後放置されていた。
 先日、これまたヤフオクでペンタックス645用のリアコンバータを約1000円で手に入れた。これを流用し他の部品と組み合わせてマウントアダプタを自作した。手間はかかった。が、むしろ切削技術の習得作業手順の習得など手間がかかった分得るものが多かったし、おまけに約1500円でマウントアダプタが出来上がった。
 いよいよ、超軽量600mmの超望遠レンズで手持ち撮影に挑戦できる。反射鏡型ということでデメリットメリットやまもりだろうが、フィールドでテストするのが楽しみです。



八月十七日 ロール・ケーキ 。
 かあちゃんが、ロールケーキをつくった。


八月十六日 きむらの蕎麦 。
 なぜか、きむらの蕎麦がくいたくなる。


八月十五日 おぼんまいり 。
 新盆。おなくなりになっておとむらいがすぎてはじめて迎える盆をしんぼんとかはつぼんという。
 実家の父のはつぼん。
 ばんごはんは、ミニトマトキュウリチーズのサラダ、ボイルドソーセージ、ビールです。


八月十四日 おぼんまいり 。
 お盆の習慣は、本来の仏教行事ではないらしい。死者の霊が帰ってくるというおもいはふくざつ。
 なくなった友人宅におぼんまいりに行く。



八月十三日 盆 。
 午前中に実家にいって「盆」さまをむかえに行く。
 ひるごはんは、みそ肉そーめんです。
 午後はかあちゃんの実家にいって「盆」さまを迎えに行く。




八月十二日 除草 。
 畑と庭の除草作業をする。草たちもこの暑さで大変だ。干からびている。今がチャンス、草が干からび土が乾ききって草を抜く作業がとってもラクダ。はかどる。いまのうちにできるだけ草を抜いておかないといけない。これで雨が降ったら雑草に負ける。

 ひるごはんは、冷やし塩トマトらーめんです。



八月十一日 中継局 。
 マンションの四階の窓から中継局の鉄塔が見える。約200mぐらいはなれているだろうか。磨き上げた交換レンズの実地試験にちょうどいい。



八月十日 朝から暑い 。
 ちょっと早起きしたので洞峰公園を散歩した。あさから暑いです。望遠レンズをもって撮影しながら散歩です。



八月九日  Costocoつくば倉庫店  。
 かあちゃんがコストコの会員で私も家族会員証を持っている。ガソリンが、近くのガソリンスタンドよりもコストコ会員価格でほぼ10円安い。(会員でないと給油できないが。) 最近は、もっぱらCostocoつくば倉庫店で給油です。つくば市学園の森2-19  ガスステーション 営業時間 7:00am - 8:30pm です。
 ついでに フードコートでクオーターパウンドホットドッグドリンク付き180円とチーズバーガー640円を買う。フードコートの営業時間は、Mon. - Fri.: 10:00am - 8:00pm Sat. - Sun.: 10:00am - 8:00pm です。
 コストコの年間会費は4800円ぐらいだが、コスト分のサービスは確保できるね。


八月八日 コンバージョンレンズ 。
 先月に落札した「ジャンクレンズおまとめセット」の中にあったコンバージョンレンズです。デジカメのレンズの先につけてさらに望遠にしたりさらに広角にしたりする後付け付属レンズです。高屈折のガラスレンズが使われていて新品購入したらそれぞれ2万円ぐらいするんじゃないかな。コンパクトデジカメに装着して撮影するといつもとちょっと違う写真が撮れるのだが、あまり使われないのかもね。転売しようにと思うがうれないかもな。スマフォのカメラ機能が良くなってデジカメ使う人少ないかも。

八月七日 Z4洗車 。
 午前中にZ4を日陰に入れて洗車した。きれいになった。



八月六日 きむらのそば 。
 つくば市「きむらの蕎麦」でてんせいろを食う。なぜか、たべたくなるのよね。月に2回は行くようだ。2週間ぐらいするとなぜか、ここのてんせいろが食いたくなる。
 午後は畑の法面の芝刈りをする。


八月五日 筑波山 。
 良い天気。筑波山がきれいに見える。


 
 
八月四日 日光杉並木マラソン 。
 きょうは、日光杉並木マラソンの日です。つくば市から常磐高速北関東道を乗り継いで国道4号バイパスに降りて会場に向かった。
 かあちゃんは10キロにエントリーしてる。私は5キロコースだ。暑い。
 私は、5キロを39分22秒で完走した。5キロ男子50歳以上の種目で177位です。
 いつも日光温泉で汗を流す。ことしは山を縦走してきたどこかの大学のワンゲル部の若者たちと出くわし男湯が洗い場待ちで渋滞した。湯上りに近くの川まで散歩して写真を撮った。


 日光東照宮に向かって右手の方、日光不動苑に「明治の館」といわれる石造りの洋館レストランがある。かつては、アメリカの貿易商F.W.ホーンの別荘だったらしい。本館裏手に別棟を改築した別館レストラン「游晏山房」がある。とても静かにゆったり食事ができるレストランだ。同敷地内に1997年から:忍足昌行さんがシェフを務める「仏蘭西懐石ふじもと」があったが、いまは休止中である。しかし、1週間以上前に「游晏山房」に予約すると「仏蘭西懐石ふじもと」のフレンチコースが楽しめる。
 毎年8月の第一日曜日は「日光杉並木マラソン大会」なんだけど、我々は『仏蘭西懐石ふじもとのフレンチコース料理』を楽しむ日なのである。今年は以下のとうり。

 甘海老と冬瓜のスープ仕立て
 岩牡蠣キノコ温サラダ仕立て
 子羊ひれ肉ソテーシシトウコンソメジュレ添え
 マハタのポアレゴーヤ長唐辛子と湯葉アンチョビソース
 ホロホロ鳥ズッキーニナスソテーゴボウソース
 青梗菜とトウモロコシ冷スープデザート仕立て
 アイスクリームムースフルーツ等デザート盛り合わせ
 小焼き菓子二種とコーヒー

 うんまい。


八月三日 標準レンズ 。
  焦点距離の等しいレンズは同じ大きさの像を作るが、画面サイズ(かつてはフイルムの大きさ今ではデジタルセンサーの大きさ)が異なれば写しこまれる範囲が変わる。一方、一定の画面サイズに対してレンズの焦点距離が変われば像の大きさが変わり移しこまれる範囲が変わる。
 画面の対角線に移しこまれる角度が「最大画角」で画面の対角線の長さとレンズの焦点距離から決まるものである。種々の焦点距離の交換レンズが必要になってくる理由である。
 焦点距離が画面の対角線とほぼ同じ長さぐらいのレンズを標準レンズと呼ぶ。35mmフィルムの対角線長は43mmであることから40から50mmのレンズが標準レンズになっている。標準レンズは画角が50度近辺で人間の視野に自然な感じを与えるらしい。標準より短い焦点距離のレンズはより広い画角を持つので広角レンズと呼ばれる。標準より長い焦点距離を持つものは画角が狭く遠方の被写体を大きくとらえるので望遠レンズと呼ばれる。


八月二日 ガムテープ 。
 トマトが入っていた段ボールの空き箱に、空いた牛乳パックの下1/3を切って6個詰め込むと6個に仕切られた容器ができる。ガムテープを張りまくって固めて補強する。これが、交換レンズをを収納するのにちょうど良い。数種のカラーガムテープを使うとアートです。


八月一日 MINOLTA MC ROKKOR-PF 1:1.7 50mm  。
 これは、なかなかきれい。掃除して使えそうです。


  

二〇十九年  八月  デンタ日記

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