二〇十三年 二月  デンタ日記

 二月二十八日 59 
 今朝は、もやがたちこめている。あったかくかぜもなくおだやかな日だ。気温は14度になったようだ。
 かあちゃんとつくば市に出かける。洞峰公園のランニングロードを3周して約5キロ走った。かあちゃんは10キロ走ったようだ。「きむらの蕎麦」で昼食をとる。今日はなんか蕎麦がたべたい。セイロを3枚たのんだ。
 PCデポによって最近パソコン部品事情をチェックする。スマフォの予備バッテリーが欲しいな。
 今日は、私の誕生日だ。59年過ごしてしまった。ひょっとして次は還暦か。還暦の「暦」は「干支」という意味で「十干(じっかん)」である「甲(こう)」「乙(おつ)」「丙(へい)」「丁(てい)」「戌(ぼ)」「己(き)」「庚(こう)」「辛(しん)」「壬(じん)」「癸(き)」と、「十二支(じゅうにし)」である「子(ね)」「丑(うし)」「寅(とら)」「卯(う)」「辰(たつ)」「巳(み)」「午(うま)「未(ひつじ)」「申(さる)」「酉(とり)」「戌(いぬ)」「亥(い)」とを組み合わせた干支は60年で一周りする。60歳で生まれた年の干支に再び戻るため還暦と言われるようになったようだ。
 一般に還暦の祝いをするようになったのは江戸時代からだといわれている。還暦は「元服」「婚礼」と並んで人生の三大祝儀であった。家長は数え年61歳(満60歳)を迎えると、引退して家督を後継者に譲るというのが当時のしきたりで、還暦祝いは男性のみの行事であり、どちらかというと長寿のお祝いではなく家系が代々絶えることなく繁栄していく事を願う儀式だったようだな。「人生50年」と言われていた時代だから、60歳という年齢は十分に長寿であったろうし、子も40を過ぎていることが多いだろう。早く後継を育成しないといけないので遅くとも還暦に家督を譲るしきたりにしたのではないか。定年が、60歳だったのはその名残か。

 二月二十七日 おでん 
 ばんごはんは、おでん。

 二月二十六日 火曜日 
 毎週火曜日は、老健きねぶちさんに訪問歯科診療にうかがう。きょうも、昼に出かけた。Rさんの新しい総義歯が出来上がった。装着していただく。ここちよく具合がよさそうだ。噛み締めても痛いところがないようなのでテストフード(やわらかいせんべい)を食べていただいた。義歯の治療の時は、テストフードは必需品である。 クルマは乗ってみないとわからない。デジカメは撮ってみないと分からない。包丁は切ってみないとわからない。「いれば」は食ってみないと分からない。それらは、みな機能的でないとだめなのよ。総義歯も噛めないとダメ。だから、新しい義歯ができあがったら装着していただいてせんべいを食っていただく。上手く噛めたら治療が終わる。ダメなら義歯治療の継続だな。
 Rさんは、心地よい音をたててテストフードのせんべいを噛み砕いた。

 二月二十五日 ばんごはん 
 木根淵病院に入院されているSさんの訪問歯科診療をする。Sさんは、私が初めて訪問歯科診療(歯科の往診)をした患者さんだ。10年以上まえからのお付き合いだ。 先月、残していた下顎の小臼歯がどうにも具合が悪いので抜いた。そしてSさんは上下とも総義歯になった。先々週に、これまで使っていた義歯を修理して総義歯になったのだ。義歯修理や義歯調整の折には必ずテストフードを使って義歯が上手く機能するか噛めるか確かめる。
 Sさんの義歯はその後食事に支障なく良好に経過しているようだ。口腔粘膜に傷や潰瘍がないのを確認した。義歯がしっかり機能して食べることが楽しみになっている様子で、歯科医としてこんな嬉しいことはない。今日で、義歯治療は終了した。おそらく義歯に不具合は無く問題なく終了するだろうと予測していたので、今日はテストフードを用意して行かなかった。Sさんは、長期(10年以上)にわたって入院されていたので義歯治療のときに使うテストフードの菓子を楽しみにされていたようだ。今日は、用意して行かなくてごめんなさい。
 うちのばんごはんは、なべになった。日常では、だれも食べることを深く考察しない。毎日まいにち当たり前になっている。しかし、家族で鍋を囲んで、温かく彩り鮮やかで、美味しいものを十分にいただける。自分が、食うこと噛むことに関わることを生業にしていることをあらためて意識する晩御飯になった。(左写真)

 二月二十四日 お誕生会 
 昨夜、遅くまでかかったが、確定申告書をプリントアウトした。今朝、封書にして郵送する。
 風が強い。近くの畑からホコリが舞い上がる。まるでゴビ砂漠のようだ。(ゴビ砂漠に行ったことはないが、.) 
 午前11時から八坂公園周回コースを1周して約4キロ走った。
 午後、ジョイフル本田守谷店で、ネオンテトラを20匹購入する。
 中学の同級生たちとお誕生会をした。1月、2月、3月生まれのものが59歳になったお祝いだ。みんなであつまって酒をのむ。次回のお誕生会からいよいよ60歳になる者のお祝いになるな。

 二月二十三日 It says. "What is life?"
I installed the aquarium in the toilet.
Tropical fish is in an aquarium.
I keep a pair of crayfishes in other aquariums.
This photograph is a male crayfish.
.It says. "What is life?"

 二月二十二日 早起き 
 あさひるばんと三食しっかり飯を食う。午前0時半に寝る。午前6時半に目覚める。極普通のことで私にはあたりまえのことだ。午前6時45分から八坂公園周回コースを2周して6.73キロ走った。久しぶりに気持ちいいいぜ。
 ひるに、グループホーム「なかよし」さんに訪問診療をした。Tさんの新しい義歯が出来上がった。具合がよさそうだ。義歯がしっかり機能するかどうかテストフードを食べていただいて確認した。うまく行く良好だな。

 二月二十一日 確定申告 
 今日は、木曜日で休診だ。デスクワークをする。すでに24年度の決算書が出来ている。所得税の確定申告書も出来あがった。最終チェックしてプリントアウトすれば終了だな。税務署に郵送で提出したら終わりだ。この時期に確定申告の作業が終了するのは初めてだな。いつもは、3月10日すぎだからな。

 二月二十日 木根淵病院訪問診療 
 診療室の入り口。緩きゃらのぬいぐるみが置いてある。よぼうさん、キララちゃん、黄色いのは名前をわすれた。どのゆるきゃらも一般に名前を知る人はいないだろう。ゆるきゃらたちも名前が知れ渡りその目的が達成されたらたいしたもんだな。
 ゆるきゃらたちの後ろにあるアクリルの額に入った白いデプロマ。カルホルニア大学ロスアンゼル校歯学部の延長コースの終了証なのだが、気がつくひとはいないな。
 午後5時半ごろ、診療が終わってから木根淵病院に訪問診療をした。Sさんの義歯の修理が終了したので届けた。テストフードを食べていただく。良好だ。

 二月十九日 老健きねぶち 
 昼に老健きねぶちさんに訪問診療をする。きねぶちさんのロビーは、明るく広くきもちいい。この心地よいロビーの窓際にひな壇が飾られている。(左写真)

 二月十八日 隕石落下 
 15日午前9時すぎ、ロシア・ウラル地方チェリャビンスク州への隕石の落下と上空での爆発により衝撃波で窓ガラスが割れるなどの被害が出た建物は計7420棟に上る。また、負傷者の合計は1500人以上でほとんどが割れたガラスでのけがらしい。
 その後この隕石の破片が、ネットオークションに出てきたり、夜は氷点下以下の気温で壊れた窓ガラスを早急に修理が必要だがガラス板の調達が難しいとか、隕石からむニュースがいろいろあった。

 二月十七日 日曜日の八坂公園 
日曜日で休診だ。デスクワークをしている。24年度の決算書が出来上がった。14:48から八坂公園周回コースをゆっくりとしたペースで10.55キロ走った。昼ごはんはスパゲテイだ。

 二月十六日  一日の予定 
 一日は24時間なので円グラフでどの時間にナニを割り当てるかメモする。寝る時間、飯を食う時間等生活基本時間を配置する。毎日同じ事を同じ時間にするのが効率よく暮らす秘訣ではないだろうか。集中して何かをする、出来る時間は限られているな。もちろん、診療日には午前中と午後に4時間一セットの集中して仕事をする時間をとる。

 二月十五日 かぶ 
 うちの家庭菜園で収穫したかぶ。かぶは小さいが、葉っぱが肉厚でうんまい。つけねのところの泥が、なかなかとれない。洗うのに手間がかかるが、原発事故後は少しの泥でも気になる。まあ、とにかく良く洗ってそのまま、むしゃむしゃ食う。良く噛むとうまみがじわ~~と染み出る。こばらがへったらこれを食う。
 

 二月十四日 木曜の朝 
 今日は休診日だ。昨夜早く就寝したせいか、なぜか午前4時半に目覚めた。岩井市の街中の通りは街灯が連なって明るい。(左写真) 午前4時47分からこの通りを派出所前から高橋医院前までを2往復して約9キロ走った。

 二月十三日 弘前雪燈籠祭り
 先日、行ってきた弘前雪燈籠祭りで撮影した写真を画像共有サイト「フリッカー」にアップロードした。解像度の高い画像を見てくださいね。リンクは下記。
http://www.flickr.com/photos/ta-com/8468158090/in/photostream
左の写真は、メイン会場で陸上自衛隊の協力で作られた雪像。弘前にある歴史的建造物の教会だ。実物の4/5ぐらいの大きさだろうか。

 二月十二日 「A to Z Memorial Dog」 。
 弘前市の吉野町緑地公園にいる「A to Z Memorial Dog」も雪の中。
 青森県立美術館の「あおもり犬」と同じく、奈良美智氏の作品だ。彼は弘前市の出身で、市内の吉井酒造煉瓦倉庫で、2002年、2005年、2006年と個展を開いた。2006年の展覧会「A to Z」は、大規模なものだったらしい。同会実行委員会は氏に恒久的に残る作品の制作を相談し、この「A to Z Memorial Dog」が弘前市に寄贈され。展覧会場だった倉庫の前の吉野町緑地公園に置かれたようだ。
 この作品をはじめてみたとき、おどろいた。なぜ、こんなものがここにあるの? ってな。

 二月十一日 アイゼン 
 弘前は雪が降る。雲が薄いのか空は明るい。が、雪が降る。時々、晴れ間から太陽の光が見える。外気温は、氷点下か。雪がさらさらと降る。
 靴につけるアイゼンがすごく良い。(左写真)普通の速度で歩くことが出来た。

 二月十日 第37回弘前城雪燈籠まつり 
 午前6時ごろ家を出た。守谷駅6:39発のTXに間に合った。行程表どうりだ。秋葉原にて、えきネットで5%引き予約のやぶさ1号新幹線チケットを発券する。帰りのはやぶさ6号は、25%引きで予約してある。秋葉原駅のスタバでコーヒーを買うのを忘れて入構してしまった。構内には、スタバがないな。東京駅構内の「ドリップマニア」で東京ミルクコーヒーラージサイズ@450円を買う。注文を受けてからペーパーとロートで一杯ごとにドリップする。だから、ドリップマニアか?。いっぱい並んでいる時は時間がかかるぞ。スタバと比べてどっちだろうか。 はやぶさ1号は快適だ。3人がけシートの窓際、新青森まで3席占有。らくちん。のんびり写真を整理しながら原稿を書く。早起きしたから、眠い。
 少し遅れて弘前駅に着いた。昼食は、ピッザリア ダサジーノに直行。長男と待ち合わせてピザを食う。
pizzeria DA SASINO ( TEL 0172-33-2139 青森県弘前市土手町62-1 営業時間 11:30~14:30(L.O.14:00) 17:00~21:00(L.O.20:30) ランチ営業、日曜営業 定休日 月曜日(月曜が休日の場合火曜)
 午後4時ごろから弘前城公園に行く。長男と一緒に「雪燈籠まつり」出かけた。8 日から11日まで開催。日没後、ミニカマクラや燈籠に明かりが入りライトアップがはじまる。今年の大雪像は 「日本基督教団弘前教会」(左側写真 高さ9.0m)だ。自衛隊の協力で構築されたらしい。公園内には雪燈籠が約150基配置されているようだ。イベント広場でコンパクトな、でも見ごたえのある花火を見た。 夜、この公園に来たのは初めてだしキャンドルや燈籠やライトアップでいつもと違う幻想的な雰囲気でとてもフォトジェニック。あちこちで写真を撮りまくった。気がつくと3時間ぐらい歩き回っていた。気温が下がり雪も降ってきてすっかり体が冷えた。
 菊富士で蕎麦を食う。
 
 

 二月九日 赤飯 
 先日、義母が赤飯をつくった。

 ”すみつかり”という郷土料理がある。義母もつくる。どこんちのすみつかりには、ナニが入ってるとか入っていないとか、うちのはこんな風にするとかしないとか。このへんでこの季節になると交わされる会話だろう。どの家にも伝承されるその家の”すみつかり”がある。義母の”すみつかり”は誰が伝承するのか。かあちゃんは、ばあちゃんのすみつかりを伝承したくなったようだ。

 二月八日 軽 アイゼン 。
 凍結した路面で確実なグリップを可能にするアイゼンを購入した。もちろん、冬山に登ったり、氷壁を登ったりするヘビーヂューテイなものではない。金属製ブレードを金属チェーンで結びシリコンゴム部分で普通の靴に装着する簡易で軽量なものだ。靴の上にサンダルを履くような形態になる。アマゾンで購入しコストは5200円だ。早朝の雪かきで価格に見合う機能を期待できるかな。
 よけいなお世話と思いつつ、弘前に住んでいる長男のもとにも同じものを購入して送りつけた。電話で聞いてみると弘前も例年より雪が多いらしいが、そんなものを使っている人はいないらしい。よけいなお世話か?はたまた有効事か。長男にしろ次男にしろ、大人になった彼らには、こんな事でちょっかいを出して、かまうしか術が無い。

 二月七日 雪 。
 明け方から雪が降って少し積もった。昼には晴れ間もでてきた。畑の中の旗が少しはためいている。

 11時8分から八坂公園周回コースを3周して11.18キロ走った。

 二月六日 シュウマイ
 かあちゃんが、シュウマイを作った。皮はウーエンさんのレシピ、具はだれそれのレシピとか言っている。中華風スープも付いている。このスープは、だれのレシピだろうか。私にとっては、うんまいのがすべて。
 毎日のごはんは、こどもたちにとって「おふくろのあじ」になっているのだろうか。先日、次男が「カレーの味ではなくて、うちのカレーの味だ。」と言った。いわゆる「カレー味」に「うちの」という接頭辞をつけた。彼の脳内に「おふくろのあじ」記憶が形成されているのだろうか。たぶん、私には、おふくろの味記憶がない。たぶん。子どもの時すごくうんまかった「シジミの佃煮」は、祖母のレシピだった。
 ふつふつと素朴な疑問が湧いてきた。「お袋の味」はあるが、「妻の味」はあまり聞いたことがない。なぜ妻の味はキャッチコピーにならないのだろうか。何故だろう。お袋は絶対唯一であり、妻は変遷するからか。

 二月五日 北風
 誰かが耕している小さなちいさな畑の中に旗が十数本立っている。一メートルほどの竿の先に色とりどりのレジ袋が結びつけてある。カラスを遠ざけるためだろうか。私の家の二階から見ると、殺風景な冬のさむ空に、色鮮やかでキラキラ輝いてとても目立つ。天候や風向きで様子が変わる。今日はどんな風に見えるだろうと、毎日ついつい窓際に立つ。
 今日は近くに寄って写真を撮った。北風が強い。

 かあちゃんが、抹茶テラミスを作る。ひるめしは、中華風。ばんめしは、シチューとサラダ。(右写真)

 二月四日 木根淵病院 。
 木根淵病院に入院している患者さんの義歯修理をおこなう。ベッドサイドで義歯を削って調整する。

 二月三日 まめまき 。
 今日は、夜明け前に目が覚めた。早起きした。午前6時から八坂公園周回コースを4周して約14キロ走った。
 ばんめしは、海苔巻き寿司だ。恵方まきである。次男はかなり太い海苔巻きを一本まかじりした。私は、細い海苔巻きを一本食ったあと、切り分けられたものをのんびりと食べた。ビールを飲みながら。そのご、次男とかあちゃんが豆まきをする。次男の知平の独特の豆まきがいいかんじである。次男いわく、「鬼」を怒鳴ったり、脅したりしても無駄だ。ましてマメなどぶつけても動じない。なんせ鬼だから。だから、窓枠にマメを1個置いて歩く。床にそっとマメを置く。
 

 二月二日 訪問歯科診療。
 きょうは、昼に老健きねぶちさんに訪問診療をした

 二月一日 apricot and slice almond scone 。
 Time flies like an arrow.

 

二〇十三年 二月  デンタ日記



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