二〇十一年 四月  デンタ日記
 
 
 四月三十日 キジ(雉子、雉、学名:Phasianus versicolor)。
 昨日、オスのキジを初めて見た。道路を挟んだ向かいの畑でなにやらついばんでいたのだ。うちの二階のベランダから撮影した。
 今朝も来ている。先日見たメスのキジとツガイなのだろう。二羽で来ている。診療室の窓から見える。スタッフは、みんな見慣れているのかぜんぜん興味を示さない。付近には多く生息しているのだろうか。キジは、うまいの?。食ってみたいな。キジは捕獲して食ってもいいのかな。
 雉は、キジ目キジ科の鳥で日本の国鳥。国鳥が狩猟対象となっているのは、日本だけだというが、国鳥に選ばれた理由の一つに「狩猟対象として最適であり、肉が美味」というものが含まれるらしいので笑える。飛ぶのは苦手だが、時速30キロメートルぐらいで走るらしい。日本では毎年、愛鳥週間や狩猟期間前などの時期にキジが大量に(全国で約10万羽)が放鳥され、約半数が鳥獣保護区・休猟区へ、残る半数が可猟区域に放たれているらしい。その辺にいっぱい生息していても不思議では無いのだな。放鳥キジには足環が付いているらしいので今度であったら双眼鏡で確認してみよう。養殖されて放鳥されるものより野生のキジのほうがウマイらしい。可猟区域なら捕まえて食っていいんだな。
 そんなこと調べていないでレセプト(診療報酬明細書の作成)しなくちゃ。

 四月二十九日 昭和の日?。
 早起きした。5時40分ごろから八坂公園周回コースを走る。いろいろな花が咲いている。早朝から散歩してる人、ランニングしてる人がいっぱいいた。陽が登ってきたので花の写真を携帯のカメラで撮影した。(左側上段写真) 
 朝食後、次男に今日の記念に刈払機をぶん回して芝刈りをしないかと提案したが、あっさり受け流された。
 私は、刈払機のブレードを新品に交換して、今年初めての刈払だ。斜面の芝生を刈りそろえる。枯れた葉の中に緑の若葉が混じっている。芝刈りをすると、芝生がしっかりと根を張ってきているのを感じる。この斜面の芝生を綺麗にしてやろうと手入れを始めてから何年になるだろうか。私も足腰に筋肉がついて斜面の芝刈りが上手になった。満足のいく仕上がりだね。(左側中断写真)
 今日は、なんで祝日なんだっけ。昭和の日?。そうだ、昭和天皇の誕生日だったんだ。その後、いつのまにか「昭和の日」になってる。(以下ウィッキペデア引用)

  1989年(昭和64年)1月7日の昭和天皇崩御により、祝日法の天皇誕生日に係る項を改正する必要が生じた。同日を昭和に因んだ新祝日として存続させようというような意見が出ていたが、野党による反対からその案は見送られ、4月29日は「みどりの日」という名称の祝日に改められた。
 その後、「昭和の日」の実現を目指す運動に呼応・共鳴する国会議員により、2000年(平成12年)の第147回国会(参議院先議)、2002年(平成14年)の第154回国会(衆議院先議)においていずれも議員提出法律案として審議に付され、ともに先議の議院では可決したものの、国会会期終了・衆議院解散などにより後議の議院での可決に至らず廃案となった。2004年(平成16年)の第159回国会において、都合3度目となる改正法案提出(議員立法形式・衆議院先議)がなされ、継続審議を経て2005年(平成17年)の第162回国会で成立した。同改正法は2007年(平成19年)から施行され、同年以降の4月29日は「昭和の日」、従前の「みどりの日」は5月4日に移動した。なお、同改正法案にはこの二つの祝日設置のほかにも付随する改正(振替休日や国民の休日の重複を避けるための条文の変更等)が盛り込まれている。
 以上、「いつの間にか」の顛末だ。民主主義は、お金と手間がかかる。その頃は、国民の祝日を増やそうという雰囲気だったよね。

 昭和の日、うちでは次男の誕生日だ。だから夜には、ちょっとパーテー。2種類のピザとサラダとワインとチーズ、そしてパリブレスト(リング型のシュークリームのようなもの)に蝋燭を立てて誕生日を祝う。(左側下段写真) 20歳になった彼は何を思い何をするのだろう。 とりあえず、今日は、記念に新しいブレードの刈払機で斜面の芝刈りをすればよかったのにね。忘れられない一日になったはずなんだが、父の提案は退けられた。

 四月二十八日 戸籍の附票。
 木曜日なのだが、診療している。中学3年生ごろの自分は、「人生は、楽しい事が半分辛いことが半分で構成されている。」と考えていた。だから、先に辛いことにめぐりあってると、いずれその代償の楽しいことにめぐりあうと、先に楽しいことにめぐりあってるとやがて辛い明日が来ると考えて過ごしていたのだ。どっちが先に来ているというのは主観である。最後は辛い楽しい合計して、半々なんだろうと推測していたのだ。それは、57歳の今でも少しも変わっていない。かわったといえるのは、辛いことを楽しむ技術を身につけていることかな。だから、どうする、楽しいことが多くなっちてっぺよ。
 戸籍の附票というものがある。(左写真) 住所変更の履歴が記載されている。必要に迫られないとこんなものにめぐりあわないな。世の中には、チャンスがなくて、必要がなくて、めぐりあわなものが、いっぱいあるんだろうな。長生きすると、もっともっと面白いものに、楽しいことにめぐりあうのだろうか。 ま!、辛いことにもめぐりあうかもな。ソン時は、辛さを楽しむか。
 午後6時ごろ診療が終わってから、日没直後に長谷周回コースを約5キロ走った。赤紫色に染まる空が綺麗だ。樹齢1100年の長谷寺の銀杏の木が、枝を落とされていた。やたら幹と根が大きく見える。(右写真) 樹齢1100年の看板ができてからすでに数年経過してるよね。いつ植えられたか古文書に記述があるのかな。1100年の間、この木の周りにどんなことがあったのだろう。
 私の戸籍(ルーツ)は、どのあたりまでたどることができるのだろう。 

 四月二十七日 木根淵病院訪問診療。
 木根淵病院さんから訪問診療依頼があった。昼休に行ってきた。午後は強く南風がふいて気温が急上昇、とても熱くなった。6月下旬の暑さだそうだ。なつだぜ。Hさんの田んぼではシロカキをしているという。雨も降らないとだめだね。もう、田植えの季節か。時はめぐる。
 午後6時半ごろ診療が終わってから、八坂公園周回コースを約5キロ走った。街燈がところどころにあるのだが路面が良く見えないので走るのに不安がある。(左写真)。
 

 四月二十六日 老健きねぶち。
 いい天気、ねむくなっちゃうね。老健きねぶちさんに訪問診療をする。

 四月二十五日 クラシカルセングス。
  Nさんが、定期検診やってきた。Nさんの愛車は、VW社製のあのワンボックスだ。レストアするのにも多くの経費がかかっているだろうが、これを維持していくのも大変なことだろうな。経費もさることながら、多くの愛情を注いでいかないととても維持しきれない。最近は、現役で走っている「この車」を見かけることが、ほとんどない。とことんガンバッテほしいな。Nさんも、ガンバッれ。私は診療中だったが思わず、駐車場に出て写真を撮った。(左写真) 
 私は、長年維持されて生き残ってきた「物」が好きだ。物なんだけどその中にヒトの思いが宿っているように思える。 

 四月二十四日 いにしえの氏より育ち双璧。
 よく晴れ渡り良い天気の日曜日、青い空と、桜の花ビラでピンクに染まった散歩道、そして若葉の緑色が入り乱れて、オールモストヘブン。そして、八坂公園プールの中に何故か白いオブジェが出現している。プール内の施設を塗装修理をしているらしい。プール内の装置などを白いビニールシートで覆って養生しているのだ。ちょっと、アーチステックなのは、青い空のせいか?。八坂公園周回コースを約10キロ走った。
 古(いにしえ)とは、かつては自分が生まれる前の過去のことを示した言葉らしい。自分が生まれてから、自分も経験した過去は、昔(むかし)と言って使い分けていたようだが、いつのころから使い分けがなくなり主に文語では「いにしえ」を、口語では「むかし」を使うようになったとの事だ。今は、かっこつけてイニシエなどと使ったりしてるがね。(出典:語源由来辞典) そういえば昔、私は「氏より育ち。」を、「名のある家系に生まれ育った者でないと何をやるにも都合が悪くてどんなに努力しても大成功は望めない。」とまったく逆の意味に勝手に解釈して思い込んでいた。故事成語や熟語の語源や本来の意味や出典を確認しておかないと恥ずかしい事になるな。
 自分には到底乗り越える事ができそうにない巨大な壁が、両側に、あるいは前後に、あるいは二重にそびえ立っている様を表していて、自分には到達できないようなすごい事、すごいヒト。私は、ソウヘキを「双壁」だと勘違いしてそう解釈していたのだ。恥ずかしいことだな。ふと、思い立って語源由来辞典をひいてみた。なんとソウヘキのヘキは、「壁」ではなく「
」だった。璧は、儀式に使う飾り玉。宝石のことだったんだ。があーん。イニシエのどっかの国の王様が、優秀な二人の息子を儀式に使う宝石にたとえたのが語源らしい。 

 四月二十三日 土曜日の雨。
 雨が降ってきた。菜の花の黄色が風に揺れて雨に曇った診療室のガラス窓の向こうに見える。良いかんじの土曜日の午後。
 

 四月二十二日 金曜日。
 昨日かあちゃんが焼いたブラウニーケイクの端切り落とし部分。(左側写真)昨日、全部食っちゃったけど。端っこもうんまい。
 昨日のジョイフル本田の電気部品売り場のはりがみ。(右側写真) お一人様合計2点限り。震災の影響で電線や配線部材が入りにくいらしい。次の入荷は未定らしく、商品の大量注文や予約はできないと表示してあった。震災の影響がそこここに見え隠れしている。
 

 四月二十一日 馬屋。
 今朝は、9時ごろから長谷周回コースをゆっくり走った。一周するだけで精一杯だ。約8.5キロ走った。
 思い立って、十数年ぶりに実母の実家に行った。地震後、気になることがいっぱいある。今までやりたいと思っていたことが滞っている。私の脳は、少々刹那的になっているのだろうか、..ま!とにかく、思ったことは、片っ端からやる。..ことにした。
 馬屋が残っている。(左側上写真) かつては土壁に漆喰が塗られた白い外壁だったが、今はトタン板が貼られている。それ以外は、50年後の今も変わっていない。懐かしくなぜか嬉しい。私が就学前の小さな子どもだった頃にここでよく遊んだ場所だ。いとこたちと駆け回っていたところである。馬屋の二階はカイバを入れる場所で、一階の右側は馬具や農具を収納する場所、左側が馬の居住場所だ。中央が馬の出入り口で、両側の柱には地面から180センチぐらいの高さまで約30センチおきに直径10センチほどの穴が開いている。この左右の柱の穴に木の棒を通して馬の出入りを制限する柵にする為だ。(左側下写真2枚) この穴が馬屋の証だ。
 いにしえの農家には、農耕用の馬が飼われていて馬屋があった。実母の実家では昭和31年ごろまで、祖母の実家では昭和35年頃まで馬が居たな。農耕用の牛を飼っている家もあった。当時は、当たり前のことであり通学路には、ところどころに牛や馬の糞尿が放置されていた。通学中に馬糞を踏むやつをマヌケとはやし立てたものだった。家畜の糞尿は本来肥料として消費されるものだが、牛馬が走行中に用をたしたものは飼い主が面倒なのでそのまま放置したと推測する。あのころは、完全な循環型社会だったんだよね。ザルやカゴも全部竹製で、じいちゃんが竹細工をして編んでいた。その竹は家の裏にある竹林から供給されていたし生ゴミは裏の竹林に集積されて肥料になっていた。なんか、しみじみなつかしい。
 午後3時ごろからジョイフル本田守谷店に出かける。行くと必ずチェックするアンテークショップに、スチール製の魅力的な鉄製の棚が入荷してる。(右写真) これは、そそられるな。どこの国のどんなところでどんな風に使われていたんだ?。 ジャンクなパソコン部品を入れるのにもってこいだ。でも、9万円もするぜ。 買っちゃいたい、..でも置くとこない。!  ペット売り場で、ラミーノーズテトラを10匹、ゴールデングラミーを1っピキ買った。うちのトイレの水槽に放つ。

 四月二十日 水曜日。 そういえば、ダークマター(暗黒物質)。
 水曜日の夜は、NHKBSの番組「世界街歩き」を見るのを楽しみにしている。でも、テレビの前で寝てしまった。
 そういえば、ダークマター(暗黒物質)。 NHK BSプレミアム コズミック フロント4月19日(21:00)の放送「ダークマターの謎に挑む」をかあちゃんと次男といっしょに観た。夕食の後に三人一緒にテレビを観るのは珍しい。
 世界中でダークマターの探索競争が激化している。1970年代、渦巻き星雲の星の運動速度の観測結果から星雲中心部に大きい質量を持った見えない何かの存在「ダークマター」を提唱した女性科学者ベラルービン博士は、当時は学界に相手にされず批判にさらされた。その観測データは、見えないダークマターが見える物質の数倍から数十倍もあることを示していたので、学界は「科学は宇宙を分かっていない。」ことを認めたくなかったようだ。 現在では数々の理論から、まだ我々の観測機器で認識できない超対象性の世界にその未知の物質があるらしい。まるで、鏡の中のおとぎの世界のようなものが、理論的には実在するということか。
 その後、ボーっとテレビを観続けていたらBSシネマで『魔法にかけられて』(原題:Enchanted)が、はじってしまった。2007年のディズニー映画でアニメと実写が混じってる。疲れた体には心地よい映画だったので、かあちゃんとのんびり観た。 おとぎの世界から「永遠の幸せなど存在しない世界」に落とし入れられた姫が、行き着いた先は「現代のニューヨーク」。 おとぎの世界と現実世界の価値観のぎゃプが、デズニーらしい面白さで締めくくられていて楽しめた。
 さて、この二つの番組を連続して観て、おとぎの世界と現実世界の継ぎ目は、いったい何処なんだろうと哲学しているのは、私だけか、..。NHKの番組編成スタッフの粋な計らいと思うのは考えすぎか。な! 

 四月十九日 ブラウニーケイク。
 今朝から耳が聞こえない。すごく聞こえにくくてプールの底に居るようだ。老健きねぶちさんから急に訪問診療依頼があり、昼休に出かけた。2年前に義歯を作った患者Aさん、その時にはしっかり残存していた2本の歯が、むし歯で溶けてなくなっちゃった。義歯修理をする。こんどは、上下とも総義歯だね。
 午後は、4月にしては気温が下がった。診療室の窓が結露した。
 先日、かあちゃんがブラウニーを焼いた。(左写真) 腹へって、夕食の前につまみぐい。胡桃の食感が良いかんじ。 

 四月十八日 ねむ!。
 月曜の朝なのに眠い。昨日は暑かったのに、今日はちょっとさむい。
 バッタは、成虫のまま冬を越すのか? 昨日、枯れ草色のバッタが、新しい葉を伸ばした西洋芝の草むらに現れた。(左写真) 朝から眠い。昼も眠い。昼休にちょっと昼寝をした。午後は、ますます眠い。 春だからか?

ねむ!

 四月十七日 労働条件通知書。
 日曜日の明け方におしっこが溜まってしまって目が覚めちゃった。東の空はまだ暗い。眠れなくなっちまったので早起きした。労働条件通知書を作った。職員の労働条件を文書化して提示し確認する為の書類だ。これを示して労働契約を更新する。4月分給与から適用する。

 今日は、本当は、かすみがうらマラソン大会の日だったのだが、中止になっている。警察や自衛隊の協力も得ての開催だから震災復興支援で安全確保の人員が確保できないと知らせが来ていた。良い天気で気温が上がってるから開催されていたら辛いレースになっていたかもしれないな。春日部市の大凧マラソンも中止の通知が来ている。あちこちのマラソン大会が中止になっちゃうのかな。日本中が不健康になっちまうような気がする。ランナーは、みんな遊びで走ってるわけじゃないないんだけどね。明日の「日本を担う健康」のために走ってんだけど。あってちでもこってちでもマラソン大会が中止になると、「走るヒト」が減っちゃうかもな。せっかく盛り上がったマラソンブーム、健康志向が萎えちゃう。

 たとえば、警察の協力が得られない。自衛隊の協力が得られない。とても大量の電気を使う。安全のためのスタッフが確保できない。支援を担う道路を通行止めにする。など、など、実際に復興支援に支障をきたすならば別だが、...。合理性がない、論拠のない「ただの自粛」ならイヤダ。このままじゃ、「日本中がエコノミー症候群」になっちゃうよ。 みんな、すでに頑張っているじゃないか。
 何かを自粛して、派手なことをツツシンデ、「ガンバッテ!」と言うのではなく、ここで本当の事を観る。「本当に」自分がヤリタイ事をヤッテ、食いたいものを食う。楽しみたいことを楽しむ。本当に、将来に残すものを残す。だれかに「ガンバッテ!」というのではなく、だれかに「ガンバれ!」と言われるのではなく、俺は、俺の人生を楽しみ、頑張り、頑張った。だ。 みんなが、それぞれの部署それぞれの使命を今まで以上に、いや今までと同じに果せばいいんだがよ。 それは、今までもこれからも揺るぎ無いものなのだが、少なくとも俺の頭の中では、「震災後」ソレガ鮮明に成って来ている。 これは のろし  のような合図なのか。(このリンクはすぐ消えてしまうかもしれない。)

 まだ、まだ、たび、たび、余震が来る。ゆれている。うちの職員のそれぞれの新しい労働条件で給与計算ソフト「弥生給与」の定数を更新して計算がうまく行くか確認作業をした。これが、けっこう時間がかかった。基本給の計算方法を新基準にしたのでその設定方法がわからずにマニュアルを読むことになってしまったからだ。欠勤、遅刻、早退、有給休暇、時間外手当がうまく計算されるかいろいろな事態を想定したデータを入力してみて確認したからだな。本番で想定外のことが起きないといいけどね。給与締め日の20日までにもうすこし検証してみようかな。昼食後も3時ころまでやっていたので、肩こっちゃった。

 今日も暑い、午後4時頃から気温が下がってきたな。八坂公園周回コースを10キロ走った。バーベキューパーテーのグループがいる。はらがへる、いいにおいだぜ。
 

 四月十六日 風評被害。
 原子力発電所の事故後正確な情報が包み隠されずに発信されていたのか、今後はいやおうなしに情報が漏れ出すのか、不安なところである。当局にとって「正確情報を包む」ことにはどんな意味があるのだろうか。一般国民や普通の市民には正確情報を読み解く力が無いと思ってるのだろうか。メデアには「正確情報を包む」ことにはどんな意味があるのだろうか。週刊誌を売りさばく為の戦略か。
 正式発表のほんわり何かに包まれたような情報と得体の知れない発信元からの情報は「風評」の根源ではないか。責任ある情報元から発信された正確情報によりどう行動するか、その判断は国民市民に委ねるべきではないのか。その結果が、「風評被害」であればその一端は国民市民にその責任がある。
 原発政策は国の間違いだったとか、でも国民が使った電気の30%は原発で作ってぺよ、とかの検証はこの事態が収束してからの話だ。 さてと、どうする。
  私の嫌いなムスカリの色は青。(左側写真)
 初めて、キジを見た。診療室の窓から隣の空き地に舞い降りたキジをデジカメで撮影した。(右側写真)

 四月十五日 例えば、労働契約法。
 先日の医療安全会議で職員に労働契約法の条文を読んでもらった。突然、法律の条文なんか読まされた職員は驚いただろうし、何が書いてあるかよくわからなかったかもしれない。
 法律は、読めば読むほど当たり前のことが描いてある。基本的に、みんなが普段「そうだよね。」と思っているようなことが描いてあるんだ。読んでいると楽しい。でも、なんだか、この「そうだよね。」が、AさんとBさんで違ってきてしまう時がある。話せば話すほど、放せば放すほど、離せば離すほど、なぜか違ってきてしまうんだね。その原因は何処にあるかわからない。そんな時の解決方法の一つとして法律が存在するんだろうな。そして、この法律の条文を一字一句確かめながら、何が書いてあるかどう書いてあるか、読み込むことになるのだろう。そんな時は、職員ばかりではなく、私も疲れるね。イヌになりたい。
 こんど、日本国憲法でも読んでみっか。楽しく、ネ。

 疲れたときは、スタバでコーヒーの香りに包まれる。....、!ふう。 (写真は、昨日午後5時30分ごろのスタバ守谷楽市店)

     イヌじゃq、スタバでコーヒーのめねど。
 

 四月十四日 ミッキー。
  今日は、休診日だ。天気が良い。階段の窓から明るい陽射しが入って暖かい。
サボテンのピンク色した小さな花が咲いている。(左側写真) 毎年咲いているらしいのだが、私はあまり気に留めなかったのだろう。かあちゃんが育てている花壇のチューリップも大きくなった。春だぜ。
 おっくうんなんだが、仕方なしに八坂公園周回コースを走る。この間一分咲きと思っていた桜の花だが、今日はもう一割ぐらいは散っているだろうか。桜が舞う八坂公園の中をゆっくり約11キロ走った。ヘトヘトです。
 ちょっとシャワーを浴びている時に思い立った。!そうだ!常総労働基準監督署に行ってみよう。!就業規則の改訂するために労働契約法とか労働基準法を読み込んでいるのだが、ネット上に多数ある解説も読んでいるのだが、わからないことだらけだ。悩んでいるより監督署で指導を受けるのが、すっきりするだろう。
 2時30分頃監督署に着いた。所内は節電のためか薄暗い。(左写真) 大きな部屋に机が並んでる。初めて行ったから緊張するね。自分が、労働基準法を遵守してるかというとこころもとないところがあるからか?。お役所は、固い雰囲気?があるからか。 約1時間ぐらい監督官と面談し指導していただいた。労働条件通知書と年次有給休暇の計画的付与などなど。退職金もか。行ったかいがあったな。
 次男のバッグから等倍大の樹脂製歯牙模型が出てきた。(左写真) 懐かしくってちょっと嬉しい。石膏棒にエバンス刀か、懐かしいな。歯形彫刻。写真の樹脂製の模型を見本にして四角柱状の石膏棒をエバンス刀を使ってカービングする。バードカービングではなくて「歯カービング」なのだあ。

 近所のTさん宅のイヌ、「ミッキー」は人懐こいイヌだ。(右側写真) ヒトの歴齢でいうと40歳ぐらいだそうだ。一日に何回散歩に出かけるのだろう。おじいちゃんと3回ぐらい、おかあさんと何回?。いつでも遊びに夢中。散歩の途中のミッキーと八坂公園ランニングから帰ってきた私たちが遭遇した。かあちゃんが、なでなでする。私にも遊んで欲しいらしくてこっちをじっと見る。気づかないフリヲしてるとセガンデ「ワン」とほえた。わさわさ、まとわりついて、うれしい。ミッキーは、かわいいな。「かわいい」という感情は?、「かわいがる」という行為は?いったいどんなものなのか。「かわいい」はドッからやって来て何処に消えていくのだろう。
 ミッキーは、かわいいな。素直な性格がかわいいのか。素直にイヌらしくしてるからか。イヌが素直にイヌだとかわいいもんだ。

 四月十三日 就業規則の改定と有給休暇計画的付与計画。
  午後の診療の一部を休診にして医療安全会議を実施する。今日はスタッフ全員がそろった。スタッフ全員に就業規則の改定の趣旨を説明し、労働契約法や労働基準法など労働関連法規の条文も読んでもらいました。説明する私の方も法律の条文はなじみが無いので難しい。私も本当に理解しているのか疑問だな。就業規則を改定し労働条件を更新して年次有給休暇の100%消化を目指したい。有給休暇計画的付与を計画している。

 四月十二日 老健きねぶち。
 老健きねぶちさんに訪問診療をする。訪問診療は医務室をお借りして行っているが、余震が来た。余震が多くて怖いな。
 

 四月十一日 屋根の支柱。
 診療室の玄関に続くスロープに屋根がある。その屋根を支える柱の根元の塗装がはげた。地震で揺れたせいなんだろうな。屋根の継ぎ目にも裂け目が見当たる。余震などが落ち着いたら塗装や修理が必要だろう。
 

 四月十日 UZAWA 。
 八坂公園周回コースをララムリのフォーム(踵で着地しない走り方)で10キロ走った。シャワーをしてからかあちゃんと昼飯を食いに行く。なんとなく、守谷のフレンチレストラン「UZAWA」にした。1時半ごろ着いたかな。いつも、Aコースランチ(1800円)をオーダーするんです。
 今日は、シーフードのマリネ、ミニトマト、なんか菜っ葉、イモの羊羹みたいなものの盛り合わせが前菜(左側写真)、テーブルはゆったり感があるのだが、対面して距離があるので耳の遠い私にはかあちゃんの声が聞き取りにくい。店内は構造的に都会的で高級感があるのだが、音が冷たく跳ね返るのが気になる。この音の反射は、妙な緊張感を生む。これは、オーナーシェフの意図なのか、不作為なのか。いつか彼にきいてみたい。
 黒小豆のスープ(右上段右写真)、容器がシャープなデザインだ。ランチョンマットも黒と銀のメッシュでャープなデザインだ。 メインにかあちゃんはほうぼうのポワレと海老の揚げたの(右側中段右写真)、私は鴨のロースト(右側中段左写真)をオーダー。 かあちゃんはフルーツカクテル、私はなめらかプリンのデザートをオーダー。コーヒーはスクエアなデザインの銀のカップでサーブされる。(右側下段左写真) 
 料理はうまい。シェフの技量もすごいんだろう。素材も良いものにちがいないと思わせる。でも、私の場合、食ったあとにすぐ腹減っちゃうんだよね。フランスパンのおかわりできるんだが、3きれ食べて終わりにした。7きれぐらい食わないと腹いっぱいにならないな。もっと食わないとだめかな。7きれおかわりするのは勇気がいる。 たとえば、「そうざえもん」なら緊張せずにパンのおかわりできるのにな。音の反射で妙な緊張感を生むのは、やっぱりシェフの演出なのだろうか。
 私は、フレンチでもイタリアンでもブリテッシュでもチャイニーズでも和食でも、昼食を緊張せずに腹いっぱい食べたい。

 その後、TXを使って久しぶりに秋葉原まで行く。秋葉原で怪しい「パソコン部品」の店をチェックする。秋葉原の怪しい店がめっきり少なくなった。パソコンや家電の店も少なくなった。かわりに食い物屋が増えたように思う。ラーメン屋とか弁当屋とかだ。 人の往来は以前より多いのだが、かつての秋葉原らしい店が減った。なぜか? 「ヒトは、秋葉原にやって来てお目当てのパソコンや家電の現物を適当なリアル店舗で見て触って確認しネット通販で最安値のショップで購入する。」 と 仮説をたてた。いつかだれか検証して。

 四月九日 PS/2 と USB 。
  PS/2コネクタ(ピーエスツーコネクタ)は、パソコンの入出力ポート接続コネクタの名称でIBM PS/2で採用されたことに由来するらしい。物理形状:ミニDIN6Pコネクタ、通信方式:シリアル通信、以後のIBM PC/AT互換機の多くで搭載されキーボードとマウスの接続に使用された。現在では伝説的な規格の1つでUSBに置き換わりつつある。
 USB(Universal Serial Bus:ユニバーサルシリアルバス)は、何でも繋がる便利なパソコンの入出力ポート接続コネクタである。キーボード、マウス、モデムジョイスティックはもちろんであるが、モデム、モニター、CD-ROM、DVD、オーデオ、ハードデスク、デジカメ、スキャナなどなど何でも繋がる。
 うちにはパソコンのスペアパーツがいろいろストックされている。マウスは4個以上、キーボードは8個以上在庫がある。ほとんどは、PS/2 規格なのだ。でも、最新のマザーボードにはPS/2コネクタが一個しか付いていない。一個も付いてないものもある。 先日、PS/2規格接続のマウスとキーボードをUSBポートで使えるようにする変換コネクタ(左写真)を980円で購入した。リトル秋葉原(パソコン工房つくば店の私的な呼称)で購入した。

 四月八日 労働基準法。
 労働基準法を読んでいる。法律の条文は、読むのが面倒だな。漢字多いし、..。 
 最後に読んだのは、平成10年ごろだったかな、それより前だったかな。しばらく見ないうちにずいぶん変わっちまったな。 まるで、年を取った俺のようだぜ。働いてくれる人にべったりだ。(左写真参照 : 筑波西武三階男子便所で歯磨きする自画像。20110407撮影)。

 四月七日 木曜日。
 早起きして八坂公園周回コースを約12キロ走った。初めは辛かったが、8キロ過ぎには楽しくなった。八坂公園のソメイヨシノは一分咲きかな。そのほかの花がいろいろ咲き出して色鮮やかだ。もうすぐ花いっぱいになるな。
 私の場合、休診日に家から離れないと脳が休日だと認識しない。そこで、かあちゃんのお買い物に付き合ってつくば市に出かけた。久しぶりに心地よくドライビングした。
 

 四月六日 老健きねぶち。
 老健きねぶちさんに入居されているFさんの義歯の修理が出来上がってきた。昨日、Fさんの義歯を預かって歯科技工所に修理を依頼していたのだ。脱落した前歯の人工歯も修理され粘膜面の適合も良好になった。今後数年は良好に使用できると思われる。
 

 四月五日 ムスカリは嫌い。
 ムスカリは、ユリ科ムスカリ属の耐寒性球根植物で原産地は地中海沿岸である。うちの花壇や芝生のなかに、あちこちに生息している。(左写真) 私は、このムスカリがきらいだ。
 アスファルトの下に球根が入り込んで繁殖すると球根の成長でアスファルトを破壊して持ち上げる。恐ろしい力だ。耐寒性の球根の繁殖力はすごい。引き抜いても引き抜いても増えていく。冬でも休まず繁殖しているのだろうか。 こいつらが斜面で繁殖するとすごく厄介だ。球根が増えていくが長く根を張ることが無いし、根は細くちぎれやすいので付近の土が流れ落ちて斜面が崩れる。夏の間は芝が優勢なのだが、冬の間はムスカリが優位で芝生を侵食する。私は、このムスカリが嫌いだ。
 

 四月四日 TITANIO W3116。
 RayBan のサングラス( TITANIO W3116 )を中古で購入してストックしていた。遠近両用の色付きレンズを入れてドライブ用のサングラスを作った。(左写真)
 愛用していた遠近両用の眼鏡の蔓が折れた。金属疲労で折れたようだ。すごく気に入っている眼鏡だったので修理して使い続けたかった。販売店に相談すると修理コストは約4800円であったので依頼した。本日、修理が出来上がってきた。(右写真) オリジナルの模様は消えてしまったが満足できる仕上がりだ。
 

 四月三日 そして誰もいなくなった。
 うちのトイレに水槽がある。かつてはラミーノーズテトラが15匹ぐらい住んでいた。私が、管理の手を抜いたせいもあって少しずつ落ちてきた。一匹、いっぴきづつお亡くなりになって5匹ぐらいになっていた。そして、3月11日の地震後の停電で浄化用の循環ポンプとヒーターの電源が切れた。30時間の停電は、さすがに長い、水槽の水温がしっかり下がった。そして、だれも、いなくなった。
 先日、BSハイビジョンの番組でメキシコのシエラ・マドレ山脈に暮らす山岳民族「ララムリ」の走りが紹介された。今朝は、八坂公園周回コースを約15キロ走ったのだが、走るフォームをこの「ララムリ」のように変えてみた。久しぶりに走ったので疲れたが、疲れ方がちょっと違うように感じ関節に負担が少ないように思う。なかなか良いかもしれない。
 走り終わってからシャワーに行く前に、水槽と浄化装置を清掃して新しいフィルターを入れて水を満たす。水温を25度に加温して水を循環させる。(左写真) 1週間ほどたつと浄化装置に細菌が繁殖して水が出来上がる。できあがったら、また、なにか飼うか。
 

 四月二日 バックアップ用ハードデスク。
 地震後、データバックアップ用ハードデスクを用意した。取り扱い易いように金属カバーを自作して500GBTハードデスクを2連装した。これを2基作った。合計2テラバイトの容量がある。これにバックアップを取っておく。非常持ち出し品のリストに入れる。
 

 四月一日 駐車場の照明。
 地震後、停電で照明灯の点灯消灯をコントロールするタイマーが狂ってしまっていた。昨夜、夜中に点灯していたことに気づいて、コントロールタイマーを修正した。


二〇十一年 四月  デンタ日記

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