二〇一〇年 十月  デンタ日記
 
 十月三十一日 スターバックスコーヒーとジョイフルホンダ。
 日曜日は、ずっと家にいると休んだ気が しない。そこで、かあちゃんといっしょにジョイフルホンダ守谷店に草花の苗を買いに行く。スターバックスでコーヒーとシナモンロールを楽しむ。

 十月三十日 アップルパイ。
 かあちゃんがアップルパイを焼いた。アップルパイの季節だな。
 

 十月二十九日 第74回全国学校歯科保健研究大会2日目。
 昨日に続き大会に参加する。9:00から実践発表 10:30から領域別研究協議会(私は小学校部会に出席) 午後は研究協議会報告と全体協議会。
 

 十月二十八日 第74回全国学校歯科保健研究大会。
 つくば国際会議場 (エポカルつくば) で開催された。10時の開会式から参加した。大会テーマ:「生きる力」を考える...学校・家庭・地域社会の連携のありかた。13:00から記念講演:岡山大学病院小児歯科 講師 岡崎好秀 14:30からアトラクション:津軽三味線倶楽部 無絃塾15:30から シンポジュウム

 十月二十七日 飯を食う。
 毎日毎日まいにち、3食のまかないをするのは大変だ。米を炊き、うまい飯にする。主菜、副菜、汁をつくる。豆を、野菜を、肉を、魚を調理する。かあちゃんは、えらいな。
 毎日毎日飯を食う。生きる基本が飯を食うことなんだ。食っていけるとかいけないとか、飯を食うことが生活そのものだ。飯を食うことを大事にしない者は、結局のところ何をやってもうまく行かないのだろうな。
 教育現場では、いま食育(しょくいく)などといわれている。「食うことを育む。」ということか。かつては、何世代も一緒に暮らす家庭の中で食文化の伝承がなされ必然的に食育がなされていたのだろう。飯を食うことが大事にされてきた。しかし、今は家庭内の食育の機能が失われてしまったので学校で食育をしなければならなくなったのだろうな。

 十月二十六日 生協オリジナルブレンドコーヒー。
 毎朝、コーヒーを入れるのはほぼ私の役割だ。豆は生協オリジナルブレンド。約800ccの保温ポットにいっぱい入れる。コーヒーカップに牛乳を入れ電子レンジで適温に暖める。そこにコーヒーを等量注いで飲むのが私の定番。


 十月二十五日 おおたか。
 昨日、かあちゃんの実家の裏山で「おおたか」に遭遇した。近くにオオタカの巣があるらしい。ときどき県の職員(?)が調査に来ているという。
 農業用水路の橋の上にとまっていた。ひそかに100メートルぐらいまで接近したが、気づかれて飛び去った。写真を撮れなかった。レタス畑の上をゆっくり飛行して裏山の高い木の枝にとまる。ふたたびゆっくり接近したが、こんどは150メートル以内に近づくことができなかった。
 

 十月二十四日 冷蔵庫の掃除。
 筋肉トレーニングとして、朝から実家の冷蔵庫のそうじをした。掃除と思うと辛かったりするが、筋トレと思うとはかどる。いつもと違う筋肉が鍛えられる。まあ、楽しい。ついでに、たまりにたまった実家のゴミの分別をしたのだが、正午になってしまったので途中で終了、続きは後日。
 食事は、大事だ。人生は基本的に楽しい。その楽しさの三分の一ぐらいを担うのは日々の食事ではないだろうか。二郎(実父)に食事の大事さ、楽しさ、を説くためにまず実家のキッチンと冷蔵庫を掃除してみた。
   

 十月二十三日 新しい携帯電話。
 かあちゃんの新しい携帯電話が届いた。私の携帯と同型でマリメッコ・バージョンだ。どこもショップでは入荷予定が未定の機種だが、おそらく限定生産で生産終了したものだろう。ネットオークションで新品を見つけたので購入する事になった。コスト総計は、ほぼ40000円でどこもショップと同額だな。
  

 十月二十二日 ハートフル公侖。
 今日は、ハートフル公侖さんに訪問診療だ。義歯の粘膜面にテッシュコンデショナーを施して義歯の安定をはかる。  

 十月二十一日 キッチンの掃除。
 筋肉トレーニングとして、朝から実家のキッチンのそうじをした。掃除と思うと辛かったりするが、筋トレと思うとはかどる。いつもと違う筋肉が鍛えられる。まあ、楽しい。
 

 十月二十日 就学時歯科検診。
 今朝は、八坂公園周回コースを2周して約5キロ走った。
 今日は、午後1時30分から飯島小学校で就学時検診をおこなった。学校の中は、ハロウインの飾り付けでいっぱいだ。歯科検診は私が担当する。18名の来春就学するお子さんたちを検診した。来年4月1日までにはみんな満6歳になる子どもたちだ。すでに、6歳臼歯が出ている子もいる。
 第一大臼歯は、乳歯列の後方に出てくる永久歯で、噛み合せの要になる特に大事な永久歯なのだ。6歳の頃出てくるので「6歳臼歯」とよばれている。 検診の時に保護者も子どもに同伴してもらい子どもの口腔内の状況を説明する。保護者が一緒にやってくる就学時検診を利用して親に子どもの口腔内の状況を良く知ってもらい、関心をもってむし歯予防に取り組んでもらいたいからなのだ。 残念ながら子どもの乳歯をむし歯にしてしまった親たちにも、今後は虫歯予防にしっかり取り組んでもらいたい。これから出てくる永久歯を全部、むし歯から守って守りきれば、小学校を卒業する頃にはむし歯ゼロの子どもになる。がんばって欲しい。
 家庭で的確なむし歯予防を行ってもらうために、歯科衛生士和田が「6歳臼歯」について検診に同伴した保護者を集めて講話をおこなった。(左写真)

 十月十九日 診療室。
 歯科の診療室では、時に切削ミスト(歯を削る時に発生した細かい切削クズ、空気中をしばらく漂う。)や、その他のゴミも浮遊している。抵抗力の弱い生後まもない赤ちゃんは、診療室に入れないほうが良い。虫歯菌の浮遊による感染が絶対に起きないとは言い切れない。 しかし、核家族化が進んだ今では、母親が治療に来る間、赤ちゃんを預けるところが無いというケースも多々ある。
 人手に余裕があるときは、スタッフが赤ちゃんを抱っこして危険なばしょからできるだけとうざけているのだが、安全にどれほどの効果があるか疑問である。 できるだけ治療を受けない乳幼児は、診療室に入れないようにしていただきたいな。
 昼休みに老健きねぶちさんに。訪問診療。Sさんの新しい総義歯が入った。ためしにせんべいを食べてもらう。良い音がしてせんべいが砕ける。大丈夫だな。訪問診療の場合は、「義歯が当たって痛かったら来てね。」と言うわけには行かない。そこで、義歯を装着した後に必ずテストフードを食べていただいて、痛くないのを確認して終わりにする事にしている。テストフードは柔らかめの塩せんべいだ。どんなふうに口を動かしてせんべいを食べるか良く観察する事も重要だ。(右写真)

 十月十八日 イレギュラー 。
 今日は、月曜日だが、イレギュラーに老健きねぶちさんに訪問診療をする。Wさんのあたらしい総義歯が出来上がった。でも安定しないな。写真は、装着の練習をしているところ。
 

 
 
 十月十七日 第2回草加ふささらマラソン7:30スタート 。
 今日は、第2回草加ふささらマラソンの日だ。5時ごろ起床して朝食を食べ準備して出かける。曇り空、暑くなく寒くない。ほぼ無風。ちょうど良い天候だな。6時ごろ家を出た。6時50分ごろ草加温水プールの駐車場に着いた。ついたとたんに携帯電話に着信、28年ぶりにかつての職場の同僚のはずむ声がする。彼女の声は変わっていない。彼女も3キロコースにエントリーしている。マラソンレースデビューだそうだ。マラソン人口がまた一人増えた。会場でしばし思い出話をしたが、スタート時間が迫ってきたのでかあちゃんといっしょに軽くストレッチして150メートルほど走る。ウォーミングアップなんてもんじゃないな。今日は頭痛で鎮痛剤飲んでるし、超スロースタートだ。スタートに並んでいつものようにかあちゃんと記念写真を撮る。今日は携帯電話のカメラで撮影している。ゲストランナー高橋尚子さんの見送りを受けながらしゅるりとスタートした。
 スタート直後からかあちゃんが先行する。今日はどうせ追いつけないな。 高橋尚子さんは、ゲストランナーでもスタートからゴールまでみんなに声をかけながらきっちり走る。 第1回ふささらの時、彼女はコースの左側を走って来た。今年も左側だろう。私は左側の側溝の上を走っていた。後ろのほうがざわめく。携帯のカメラ機能をONにする。 高橋選手が上がってきた。でも、あっという間に追い抜かれた。当たり前だが、追いつけない。今年もカメラ機能がスタンバイする前に追い抜かれて視界から消えた。
 曇り空で無風、でも10キロすぎたら汗だくだ。が、思ったより調子いいな。今年も練習不足だけど調子いいかもしれない。昨年は、練習不足がたたって両足が攣ってネットで2時間5分の記録だった。今年も13キロ地点から、ふくらはぎがピクピクしてきたぞ。負荷をかけすぎないように、攣らないようにしながらペースを保つ。コースに変更があって松並木を長く走るのはいいのだが市街地の狭い直角カーブがいくつもあるのはタイム狙いの上級者には辛いコースかもしれない。私にとっては、直角カーブは八坂公園の周回コースで慣れてるし、ほぼ平坦なコースが嬉しい。今年は、何とか2時間以内でゴールしたいよ。スタートからずっと親指キックが効いている。親指をキックする筋肉が付いてきたんだな。長期的にみると練習の効果があちこちに出ているのだと思う。さあて、気温もあがってこないから15キロ以降は給水なし走りきる。残り1キロからペースを上げてゴールまで走った。1時間59分56秒でゴール、絵に書いたような2時間以内だな。ゴールしてみると、まだ体力に余裕があるのを感じる。「15キロあたりからもう少しペース上げても大丈夫だったんじゃないかい。」などと思ってしまうのだが、でもペース上げて走るとゴール前に足が攣ってしまってもっと悪い記録になったりするんだな。レースは自分の体との駆け引きだったりして面白い。 
 思ったより良い記録が出ると嬉しい。でも、かあちゃんにまた負けてしまったな。もう、勝てないかもしれないな。レースのあとは美味しいものを食うのが慣わし。野田市の「コメスタ」でリーズナブルなランチを楽しむ。

 十月十六日 土曜日 。
 明日はマラソンレースだが、ここ数週間ろくに走っていない。月に150キロぐらいしか走っていないよな。10日に八坂公園を3キロ走ったのが最後だ。(左写真は、3日に八坂公園で携帯電話のカメラで撮影。)
 良い記録は望めないので、始めちょろちょろ中ぱっぱでゆっくり走って2時間ぐらいにまとめてみよう。今夜はとにかく早く寝る。
 

 十月十五日 金曜日 。
 今日は、昼休みにYさん宅に訪問診療した。下顎の総義歯を調整する。
 

 十月十四日 木曜日のVAIO 。
 今日は木曜日だが、診療をした。
 左写真は、うちのスタッフの所有する SONY VAIO デスクトップ。ずいぶん昔のモデルだが、現役で活躍中。でも、先日突如マザーボードが壊れた。同じ大きさのマザーボードと換装する。ついでに、CPUをグレードアップ、メモリを増設しハードデスクを一本追加した。OSはMeだが、デジカメの画像ファイルのバックアップやテキスト作成には十分活躍し、まだまだ使えるだろう。今度、壊れたら高性能のノートPCを買ったほうが良いだろう。「光」も一緒に導入してね。

 十月十三日 生還 。
 きょうも老健きねぶちさんに訪問診療をする。午後は、診療を一部休診しして医療安全会議をする。会議が早く終わったので、耳鼻科を受信する。耳鳴りがして良く聞こえないのだ。
 チリ北部コピアポにあるサンホセ鉱山の落盤事故で地下に閉じ込められていた作業員が救出された。明日には33人全員が地上に戻るようだ。70日ぶりに生還した。 

 十月十二日 アンパン 。
 今日は、昼休みに老健きねぶちさんに訪問診療をする。
 写真は、昨日買ってきた「cimai」のアンパン。生地はちょっとかみごたえのあるしっかりしたもの。餡は、自家製でパン生地に合わせたあんばいになってるな。イチニチたってもうまいが、焼き上がった直後に食べたら、かなりうまかったな。昨日、あまりのうまさにアンパンを3個買い足したのだ。ミッシュのアンパンやアライのアンパンと違う方向性のアンパンだ。 うん、アンパン評論家にでもなろうかな。

十月十一日 パンを買いに 。
 今日は、埼玉県幸手にあるパン工房に行く。姉妹二人でやっている「cimai」というパン屋だが、姉妹それぞれが天然酵母、イーストの使い手らしい。ちいさな店構えだったが、パンが焼きあがる時間になったら5台の車がやってきて駐車場がいっぱいになった。埼玉県なのに来た車が全部「つくばナンバー」だったのだが、ただの偶然か。? 店内に椅子とテーブルが一組あり飲食ができる。店内の椅子やテーブル、棚や照明、扇風機などがとても骨董的なのだ。じつは、それも商品だったのだ。
 使い古された骨董的モノに魅力を感じてしまうのはなぜだろう。 たとえば、このテーブル(左写真)。引き出し付きのかなり大きいものだが、パン屋の商品台として使われている。ずいぶんと長い間にずいぶんと多くのヒトがこれを使ったにちがいない。パン屋の商品台になる前は、誰がどこでどんな風に使っていたのだろうか。テーブルの引き出しの取っ手にどれほどのヒトが関わってきたのだろう。使い古された骨董的モノには、そこに関わったヒトの影が見え隠れするから魅力的なのかもしれない。それはそうと、このテーブルの引き出しの取っ手と鍵穴の位置関係は、どうも解せない。使いにくそうだろうよ。オリジナルでもこうだったのかい。

 十月十日 Canon EF24mm f/2.8 。
 今朝は寝坊した。8時30分ごろまで寝ていたかな。朝食をすませたのは9時すぎだったかもしれない。今日は雨降りの予報だったが、晴れてきたよ。エンジントリーマーを使って一時間ほど芝刈りをし、花壇の草取りをしたりしていたらけっこう汗をかいたね。その後、約3キロほど走った。
 先日、秋葉原のソフマップで中古の交換レンズを買った。価格は20800円、レンズは曇りなくもちろん傷などない。ホコリの迷入もなく美しかった。おまけにフィルターも付いている。ので、購入を決定したわけだが、なんとマニュアルフォーカシングリングがうまく動かなかったのだ。うかつだった。カメラ本体に装着したら動くと思っていたのだが、マニュアルなんだから本体と関係なくマニュアル動作しなければいけないじゃないか。リングが空回りしてマニュアルでフォーカシングできない。ので、この中古品をソフマップに返品する事にした。そこで今日も午後から秋葉原に出かける事になった。返品手続きはすぐにすんだ。 やはり広角レンズが欲しいのでヨドバシカメラで新品のCanon EF24mm f/2.8 と新品のケンコー製58mmプロテクターフィルターを購入した。かつての秋葉原でのお買い物なら数件の店舗を回って価格を交渉したりしなければならなかったが、今はどうだい、携帯電話でネットにアクセスして価格comにて最安値を確認する。送料やポイント還元(10%)を考えるとそこそこの価格なのでヨドバシカメラでの購入を決意した。コストは40840円だ。
 やはり私はズームレンズよりも単焦点レンズが好きなんだなと再認識した。

 十月九日 栗のケーキとノーベル賞晩餐会 。
 かあちゃんが、栗のケーキを作った。この塊が、ほぼ栗でできているらしい。うんまい。ちょっと、良い感じ。栗の季節ももうすぐ終わりか。どこかで栗を3キロほどいただいたらしい。

 ノーベルの命日である12月10日に、ノーベル賞の授賞式が行われる。「平和賞」はオスロ(ノルウェー)の市庁舎で、他5部門はストックホルムのコンサートホールで行われる。受賞者は、ノーベル・レクチャーと呼ばれる記念講演を行うのが通例になっている。その後、ストックホルム大学やストックホルム経済大学などの大学の学生有志団体が毎年持ち回りで行うパーティーに出席し、そこで大学生らと希望する受賞者はさらなる躍進を願っていっせいに「蛙跳び」をするのが慣例となっている。..ストックホルムの学生は、いきだね。受賞者へは賞状とメダルと賞金が与えられるが、原資はノーベルの遺産をその遺言に基づいてノーベル財団が運営し得ている。しかし、「経済学賞」は1968年に設立され、その原資はスウェーデン国立銀行の基金による。そのため、この賞は正式名称を「アルフレッド・ノーベルを記念した経済学におけるスウェーデン国立銀行賞」としており、厳密にはノーベル賞には含めない場合も多い。これも私は今日まで知らなかったね。
 授賞式の日、午後7時からはじまる国王主催の晩餐会は、さぞかしきらびやかではれやかなものだろう。3時間ほどの晩餐では、スターズフースヘーラレンとういレストランが料理を担当し選ばれたシェフの料理と熟練したサーバーの華麗な手さばきをスウェーデン国王一家や受賞者とともにたのしめるのだろう。受賞者たちをもてなす側のエンターティメント性には目を見張るものがあるらしい。究極の晩餐かもしれない。 わお!死ぬまでに、この晩餐会の席についてみたいな。毎日、唱えていれば、いつかはかなうかもな。

十月八日 ノーベル平和賞委員会。
 訪問歯科診療。健康保険の規則では、歩行できないなど移動が非常に困難な場合、16キロまでの距離の患者宅あるいは病院や介護施設に訪問して診療を行える事になっている。早い話が、歯科の往診なのだが、...。あまり、知られていない。困っている時は、近くの歯科医に相談してみよう。
 Yさんのお宅に訪問して総義歯を修理した。2日間前に義歯を預かった。歯科技工所に修理を外注して今日出来上がってきたのだ。2日間は、粥状の食事をしていただいた。さぞ不自由をされたことだろう。そのかいかってちょっと調整しただけで良好に機能するようになった。

  ノルウェーのノーベル平和賞委員会は、「長年にわたり、非暴力の手法を使い、中国で人権問題で闘い続けてきた。」中国の民主活動家で作家の劉暁波(りゅう・ぎょうは)氏に2010年ノーベル平和賞を授与すると発表し、経済大国となった中国が、人権問題でも国際社会で責任ある役割を果たすよう強く求めた。中国政府は劉氏への授与決定に強く反発した。劉氏は2008年12月、中国共産党の一党独裁を批判する「08憲章」を起草した中心人物で、今年2月に国家政権転覆扇動罪で懲役11年の刑が確定、服役している。ノーベル平和賞委員会は授賞理由に「中国の憲法35条は、言論、出版、集会、結社、抗議活動の自由を保障している。だが、実際は、その権利が極めて限定されている。」、「劉氏は20年以上にわたり活動を続け人権運動の第一人者。」、「中国政府が、劉氏に懲役刑を科したことを中国の憲法、基本的人権の双方に違反している。」とした。ヤーグラン委員長は「中国がより民主的な国になるために、他の人が言えないことを、我々は言わなければならない。」と述べ、人権と平和を最重視する同委員会の考えを強調した。劉氏には、賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億2500万円)が授与される。授賞式は12月10日、オスロで開かれる。
 獄中の中国人が受賞する。これは驚き。中国の人権になんでもかんでも注目せざるをえない。一時でも世界中が関わることになる。平和賞本来の役目かもしれない。 ノーベル平和賞委員会は、スウ-デンではなくノルウエーにあったんだ。これも、驚き。私は今日まで知らなかったぞ。
 

十月七日 ノーベル賞の賞金と日本の所得税法。
 八坂公園周回コースを走る。13キロぐらい走ったかな。朝はすずしくて気持ちが良い。11時からNTTのヒトと「光電話」導入の打ち合わせ。ついにうちにも「光」がやってくるのか、なんか、すごいな。
 午後から、秋葉原に出かける。新品のハードデスク、新品のメモリー、中古の交換レンズ24mmを購入。ソフマップのポイントシステムが変更になった。部品や中古品のポイント率が1%になったらしい。ポイントがつかないならソフマップで購入するメリットはなくなるな。今後は、ネットで最安値店を探して通販ということになるだろうか。でも、そめも面倒だし、秋葉原で見て触って嗅いでみて購入するのが好きだったのにな。私のこの習慣がくづれるのだろうか。 ひさしぶりに、九州じゃんがらラーメンを食う。左写真:変容する秋葉原駅前。

  2010年のノーベル化学賞が、鈴木章・北海道大名誉教授(80)、根岸英一・米パデュー大特別教授(75)、リチャード・ヘック米デラウェア大名誉教授(79)の3氏にきまった。従来は不可能と考えられていた、2種類の有機化合物を、金属のパラジウムを触媒に使って結合させる「クロスカップリング反応」と呼ばれる手法をそれぞれ独自に開発し、医薬品製造やエレクトロニクス分野で、さまざまな新しい物質の合成を可能にした功績が評価されたらしい。 3氏には賞金1000万スウェーデン・クローナ(約1億2800万円)が3等分して贈られる。一人約4000万円かな。所得税の対象となるのかな?ウィッキペデってみよう。
 湯川博士の受賞がきっかけでノーベル賞賞金へは課税すべきでないとの世論から所得税法の一部を改正することになり、湯川博士の受賞後にノーベル賞などの賞金は課税対象外と決まった。以下改正箇所。
「所得税法の一部を次のように改正する。第六條第二項第一号中「贈與(個人以外のものからの贈與を除く。)」を「贈與(個人からの贈與及び個人以外のものからの贈與のうち、学術、技芸、慈善その他文化的又は社会的貢献を表彰するものとして交付するほう賞金品で命令で定めるものに限る。)」に改める。さらに附則として「1、この法律は、公布の日から施行する。2、この法律による所得税法の改正規定は、昭和二十四年分の所得税から適用する。」

十月六日 25年目の真空練和機カップ。
 石膏の粉と水を混ぜて練る機械がある。陰圧にして練和すると石膏の中から空気が抜ける。気泡がぬけると、その分石膏は緻密になって強度が増す。真空練和機とか真空埋没機とか呼ばれている。型を採った印形に石膏をながして模型を作る。この緻密な石膏を練るために、歯科診療室でこの機械は必需品だ。 25年間使っていた同機の樹脂製のカップを誤って割ってしまった。(左写真の右側) 新品のカップを購入した。(左写真の左側) 25年たって部品が供給されるのは、すごい事だぞ。。
 

十月五日 ブリオッシュ 。
 かあちゃんが、またブリオッシュを作った。何回か作ると、味や形が、いいあんばいに収束するのだろうか。かあちゃんはやり始めるとたてつづけに何回か同じものを作る時がある。。

十月四日 やまかがし 。
 昨日、益子町の道路にやまかがしの死ガイがあった。車にふんずけられてしまったのだろう。死骸ではあったが、やまかがしを初めて見た。まむし、ハブ、やまかがし、日本に生息する毒蛇の一種だ。
 

十月三日 益子 。
 11時30分ごろ家を出て、かあちゃんと一緒に益子町に出かけた。笠間市まで常磐高速と北関東道を乗り継いで行く。さらに一般道を30分走って益子町に着く。恒例の陶器市の直前だからかヒトは少ない。ゆっくりと町を散歩する。陶器だけではない、おもしろい店があちこちに散在している。やがてあーテストの街に育っていくのだろうか。期待しちゃうな。

 左側写真。
 左上段:日没まじかの益子町の空。
 中段:とある工房の登り窯。
 下段:陶器ではない作家のギャラリーの一角。

 左側写真右:益子時計(カフェ&ギャラリー&宿泊)の一角にあるパン屋のドア、取っ手が食パン形。
 右側写真:石と木とひょうたんを素材にしたランプ作家のギャラリー。

 益子は、おもしろい町だな。陶器以外の若いアーチストが、だんだん集まってくるのだろうか。またちかじか行ってみたい。
 

十月二日 La Felice apertura 。
 La Felice apertura.イタリア語で「幸福が開始する。」という意味だ。 頬が緩み、胸がたかなり、生を感じ、希望に満ち、そして誰かが傍にいる。 地球の歴史を、いや宇宙の成り立ちを自身の中に感じたりする。 それが、幸福かな。スタッフの結婚式におよばれした。良い天気でよかったね。新郎新婦は、輝く青空よりも晴れやか。良かったね。
 新婦側代表として祝辞を述べる事になっていたので、原稿をしたため数日前から練習をした。結婚式のスピーチだから耳越しさわやかに聞き流せるようにしなければならない。6分か7分で終わるように調整と練習を重ねた。昨日は、練習しすぎて喉が痛くなった。会場に着く頃には緊張でがちがちだ。何とか、心拍数を下げようといろんな事をしてみる。11時だから腹が減ってるはずなのに、緊張でそれどころではない。
 新婦に喜んでもらえる祝辞ができただろうか。緊張をほぐすためと、活舌を良くするためにスピーチ直前にココアバターを少し口に含んだ。スピーチが終わったら、やっぱり腹が減ってきた。すごく減ってきた。パンのおかわりしたかった。

 孫娘の結婚式では、...たぶん、俺、泣いちゃうね。 きっと、..。。

十月一日 2.5インチ。
 ノートパソコン用の2.5インチハードデスク(幅が2.5インチ)を換装する。古いノートパソコンは、ハードデスクの入れ替えが簡単だ。ハードデスクが故障しやすかったので簡単に入れ替えられるように作ってあったのだろうか。螺子を数本はずすだけで入れ替える事ができる。最近の薄く軽いノートパソコンは、内臓が高密度に配置されているので、そう簡単にははいかないのだ。
 明日は、いよいよスタッフの一人が結婚式を挙げる。スピーチを頼まれた。風呂場で、部屋で、あちこちで、明日の結婚式の祝辞の練習をした。。


二〇一〇年 十月  デンタ日記


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