二〇一〇年 八月  デンタ日記
 
 八月三十一日 老健きねぶち。
 昼は暑い。暑い。患者さんとの挨拶は、「あついですね。」が定着してきた。まだまだ暑い日が続く。老きねぶちさんに訪問診療をした。
 左側写真は、Tさんの蝋義歯だ。試しに装着していただいた。歯並びも噛み合わせも顔の形もばっちりだ。来週新しい総義歯が出来上がる。
 右の写真は、Eさんの義歯修理をしている。Eさんは3月ごろ残っていた下顎前歯3本をすべて抜いて無歯顎になった。それ以後良く噛めなくなってしまったらしい。上下義歯の人工歯を削って平らにする。下顎を側方に動かした時に余計な干渉を取り除くためだ。そして、上下の総義歯にテッシュコンデショナー(義歯内側の白い材料)を施す。義歯が安定した。試しにおせんべいを食べていただいた。(下段写真) うまく噛めるようになった。新しく総義歯を作る予定だが、当面この義歯で食事ができるだろう。
 

 八月三十日 ブレーキデスク。
 Z4の左側フロントデスクブレーキ。デスクが磨り減らないようにエンジンブレーキを多用する運転をしている。ハンドルに付いているパドルスイッチでミッションのギア比をアップダウンできる。マニュアルミッションと同じように操作できる。ブレーキの動作時間を短くするとブレーキデスクの磨耗が少なくなり交換時期を先送りできるだろう。またブレーキダストも減ってホイール周りの掃除も楽になる。
 

 八月二十九日 ジャガイモオムレツサーモン添え
 午前8時30分から八坂公園周回コースを5周して12キロ走った。日曜日は、少年サッカーチームや野球チームが試合をしている。気温が上がっている。1周ごとに水を飲んだ。
 午後2時から刈り払い機を使って草を刈ったが、もちろん水を飲みながらやったんだが、わずか一時間で音を上げた。シャワーを浴びて一時間ほど昼寝をした。
 BS1の午後1時から欧州食材紀行という番組でドイツのジャガイモが取り上げられていた。なぜかジャガイモ料理が食べたくなったようだ。夕食は、ジャガイモだ。かあちゃんが、なんかジャガイモ料理を作った。サーモン、バジルの葉、マスタードが載っている。
  

 八月二十八日 レモンの木。
 毎日、34度をこえる。2年前に植えたレモンの木が車庫の屋根よりも高く育った。来年は実をつけるだろうか。
 

 八月二十七日 メタルボンド。
 Oさんの右上中切歯のメタルボンド(陶材焼付け前装金属冠の俗称)が出来上がってきました。メタルボンドは、色形そして透明感のある仕上がりです。錯覚で隣接する歯が近い色調に見えるように隣接部には意図的に白色斑点を入れています。歯肉に近いところに一部茶色の着色を入れています。自然の歯にとても近い感じできれいに出来上がりました。写真は、模型上で製作作業が終わった時のものです。歯茎にも調和した形のメタルボンドを作るためにピンク色の樹脂材料で歯茎の形態も模型にしてあります。メタルボンドは健康保険の給付対象外なので自費診療になります。 

 八月二十六日 法定点検整備。
 午前8時30分から八坂公園周回コースを4周して10.23キロ走る。
 2年をともに過ごした。法定点検整備のためIbarakiBMW守谷支店の整備場でリフトアップされる私のZ4。

 八月二十五日 灼熱的哲学-哲学的灼熱。
  今朝はランニング休み。天気予報の「にわか雨」に反応してしまう。雨は降らないのかい。朝夕、芝生に水を撒く。今朝は湿度も気温も低い。でも予報では、暑くなる。最高気温は34度あたりか。この暑さはいつまで続くのか。? 写真は、うちの庭で昼の日差しに照らされる植物たち。灼熱。そこは、何度になっているんだい。冷たい水が欲しい。
 哲学する。日常のありふれたこと常にあることを論議することだと思う。相手は教授だったり、息子だったり、妻だったり、誰かだったり、自分自身だったりする。時には、大自然だったりするのだろう。あの植物たちも大自然を相手に論議しているのだろうか。灼熱。いつも熱っぽく生きたいね。。
 

 八月二十四日 灼熱。
 午前7時40分から八坂公園周回コースを4周して9.73キロ走る。 朝は気温が低くひところよりも走るのは楽だ。でも汗だくになるので上半身裸で走っている。ちょっとの日差しでも日焼けするものだな。
 今日も最高気温は34度だ。昼は灼熱している。暑い昼は、老健きねぶちさんへ訪問診療だ。
 日が沈むと気温はぐっと低くなる。次男が弓道の試合から帰ってくるようだ。守谷駅まで車で迎えに行く。午後7時は比較的混んでいる時間帯なのだな。車の性能を生かしてすっきり面白く走ることはできないや。
 

 八月二十三日 常陸牛ヒレ、200g、極レア。
 今朝はランニング休み。
 私は年に3、4回うさみ亭に行くのだが、この頻度では常連客とはいえないだろう。初めてうさみ亭のステーキを食べてからもう25年ぐらいは経過しただろうか。どうしても、うさみ亭のステーキが食べたくなる時があるのだ。二人の息子たちも乳を飲んでいる時から通っている。? ので、同じようにマスターのステーキが食べたくなる時があるのだろう。昨夜は、長男が「うさみ亭」に行きたいと言い出した。そこで、昨夜は、うさみ亭のカウンター席で家族4人でひと時を過ごしたわけだ。
 カウンター席ではマスターの常陸牛の肉を調理するワザを間近で見ることができる。マスターが調理場から常陸牛の肉の塊をザルに載せて出てくる。私には調理前の肉の塊を見てもそのうまさがわからないのだが、どの肉の塊が自分のモトにやってくるのか楽しみでもある。マスターはいつもカウンターの鉄板でステーキを焼く。この鉄板は厚さが50ミリあるらしい。熱が均等に安定して肉に伝わるのだろう。塩、胡椒、レモンバター、ニンニクせんべい(スライスニンニクをオイルで焼き上げたもの)などを巧みに使い肉を焼き上げていく。マスター愛用のナイフでサイコロ状に切り分けられていく。フランベ(フランス語: Flambé)が、クライマックス。 つけあわせはクレソン、にんにくせんべい、もやしが少し。炒めたもやしの上にサイコロ状のステーキが盛られてサーブされる。もやしは一本づつ下ごしらえがされている。マスターのこだわりか、このモヤシ炒めも肉のうまみを引き出す要素であるにちがいない。もみじおろし、刻み小葱、生ニンニクの薬味がサーブされるが、私は醤油ベースのタレだけでいただくことにしている。このタレは、ただの醤油ではない肉のうまみを引き出す秘密が隠されているらしい。
 うさみ亭、常陸牛ヒレ、200g、極レアが私のいつものオーダーだ。
 

 八月二十二日 うさみ亭のステーキ。
  午前8時40分から八坂公園周回コースを5周して12.90キロ走る。今日は、あついぞ。日曜日だ。運動場では市内のドッジボール大会か。野球場では試合が、テニスコートでは練習か。10キロ以上走ルのは辛いが、走りが関節や靭帯や腱に効いてくる。気温が高いと空気が熱膨張して酸素が薄くなる。(のではないかいな。)気温が高いのだから体温も上がって体力を消耗する。夏はトレーニングに良い季節。
 家族4人そろったので久しぶりにうさみ亭に出かけた。オードブルもいっぱい。肉もいっぱい。ガーリックライスもいっぱい。息子たちもいっぱい食うようになった。良く育った。サラダに見たことのない形体の葉っぱが入っている。くうしんさいの双葉らしい。(右写真)

 八月二十一日 SH-02B。
 昨日、突然に、携帯電話を買い換えた。 movaを最後まで使い倒すつもりでいたのだが、dokomoから買い替え優待情報が送られてくるし電話で直接勧誘されるし、通信基本料金も今より安くなるらしい。買い換えちゃおかなと気持ちがちょっと揺らいでいたので、すでにカタログの一覧表からいくつかのモデル(カメラなし、お子様携帯、らくらくホンまで)がピックアップされていた。ひょんなことが行動を起動するトリガーになるもので、昨日の最後の時間枠の患者さんが全部キャンセルになったのでいつもより早く診療が終了した。そこでドコモショップに出かけてしまったわけだ。
 私の場合、携帯電話選びもノートパソコン選びと同じだ。最後は、見て触って嗅いでみて身体に最もなじんだものが長く付き合えるものなのだ。どこもショップで1時間ほど候補にあがっていたモデルを触りまくって嗅ぎまくっていたら最後に「SH-02」に感情が集束した。 MOVAから、いきなりフルスペックのFOMAに乗り換えたのだ。わんせぐ、GPS、カメラ、テレヴィ電話、おさいふ携帯、なんだかんだの機能がいっぱいついている。せっかくだから全ての機能が使えるようにサービスを付加した。さらにPCとリンクさせるためにために充電機能付きUSBケーブルを追加購入した。全部使いこなせるようになるにはしばらく時間がかかるだろう。携帯電話を交換した最大の理由は、聞こえないのだ。耳が遠くなったので携帯の音が聞こえにくくなったしまったためだ。SH-02では良くきこえるだろうか。
 午前7時から八坂公園周回コースを8.11キロ走る。

 八月二十日 サバラン SAVARIN。
 かあちゃんがサバラン (savarin)を焼いた。サバラン は、フランスの焼き菓子で、ブリオッシュ生地をドーナツ状の型に入れて発酵させてから焼き、キルシュ風味のシロップをしみ込ませたものである。かあちゃんは上下にカットした面からシロップを注ぎ込んだのだろう。カット面に生クリームを挟んである。。

 八月十九日 第61回関東甲信越静学校保健大会。
 午前8時から八坂公園周回コースを10.17キロ走る。曇り、気温は昨日より低い。とても楽だ。
 学校保健関係の研究大会が水戸で開催された。常磐高速を走る。午後1時30分から学校歯科保健の班別協議会、午後4時30分からの歯科職域部会に出席した。

 八月十八日 トリエステーニ。
 午前6時30分から八坂公園周回コースを走る。一時間かけて10.29キロ走った。やっぱり朝早いほうが、散歩をしている人が多いな。
 かあちゃんが、トリエステーニを焼いた。スイスのパンらしい。ドライフルーツをいっぱい混ぜ込んだ生地にスライスアーモンドをトッピングして焼き上げ粉砂糖をふってある。焼きたてのパンはうまい。
 右写真は、Nさんの蝋義歯。試しに装着していただいて状況を確認する。良好なので仕上げ作業に取り掛かる。
 

 八月十七日 火曜日 老健きねぶち。
 午前6時から八坂公園周回コースを走る。一時間かけて10.31キロ走った。朝のうちは気温が低い。空気はしっとり。でも昼からはぐんと気温が上がる。気温が低いうちにみなさんウォーキングをするんだろう。7時台よりも歩いている人が多い。
 気温が上がったところで老健きねぶちさんに訪問歯科診療をする。
 猛暑日の連続。鉢植えにこまめに給水しないと干からびて弱ってしまう。

 八月十六日 せんびきや千疋屋マンゴープリン。
 午前8時23分から八坂公園周回コースを走る。一時間13分かけて10.63キロ走った。
 写真は、羽田空港店で買ってきた千疋屋の「完熟マンゴープリン」525円(税込)。です。インド産の最高級品種アルフォンソマンゴーを完熟させて仕込んであるらしい。秘密のクリームが付属している。まぜて食べるとうんまい。長男が帰省している。でも、それぞれに夏を楽しんで家族四人がそろうのは夕食の時だけかな。
 今日は、ほんとに暑かった。この夏一番だったようだ。東京で36.3度、日なたでは40度ぐらいあったでしょう。熱中症ではこばれたひとが400人ぐらいいたそうだ。。

 八月十五日 戦争が終わった日。
 午前6時44分から八坂公園周回コースを走る。一時間15分かけて10.25キロ走った。シャワー後にやっぱり眠くなる。
 今日は太平洋戦争が終わった日だ。
 朝から暑い。
 かあちゃんの実家には盆だながある。屏風絵も引き出されて「虫干し」されていた。。

 八月十四日 HANEDA MARKET PLACE。
 午前8時15分から八坂公園周回コースを5周して約12キロ走った。今日は、曇り空で気温もやや低めで昨日よりはしのぎやすい。いつもより余計に走ってみた。かなり体力を消耗したな。シャワー後、デスクワークをしようと思ったがまどろんでしまった。
 おなかがすいてきたので羽田空港に昼食を食べに行く事になった。これだけ聞いたら奇異に思えるだろうが、いろいろ伏線があるのだ。羽田空港は広い。いろいろな店が並んでいるが旅立つときには通過するだけだ。一度くまなくチェックしたいと思っていた。千歳空港には北海道じゅうのうまいものが集まっていた。では、羽田には、東京中のうまいものが集まっているのではないかと推察できる。家から羽田まで首都高速を心地よく走りたい。そんなわけで、今日は、かあちゃんといっしょに昼食を羽田に食べに行く。
 常磐高速から首都高を乗り継いで羽田空港に行く。(左写真)予想どうり首都高速もすいていて家を出て2時間後には、マーケットプレイス5階のエアータミナルグリル・キハチのテーブルに座っていた。「北海道産ホエー豚のサルシャチャのタリアッテレ黒故障風味」、「帆立と鱸のグリルのブラックオリーブ南仏風」と「トリオデセール(デザート3種:レーズンとナッツのズコット、ピスタージュのアイスクリーム、季節のフルーツのカクテル)」をオーダーしゆっくりと食事を楽しむ。(右側写真)
 さて、サルシャチャはイタリアの生ソーセージのことらしいのだが、腸詰めにはなっていなかった。腸に詰める前の状態なのかな。タリアテッレ(Tagliatelle)はイタリアのエミリア=ロマーニャ州でよく用いられる細長いリボン状のパスタである。 牛乳から乳脂肪分やカゼインなどを除いた水溶液を乳漿とか乳清という。英語ではホエイまたはホエー(whey)という。ホエー豚を『十勝ホエー豚研究会』では、生後30日から95日の間に1頭当たり50リットル以上ホエーが与えられたものとしている。ホエーのおかげで豚の健康が促進され、豚独特の臭みを消し、油身までまろやかにおいしくしてくれるらしい。濃厚な豚とキノコのソースがタリアテレに絡む。
 ズッコット(伊: zuccotto)は、トスカーナ地方で誕生した丸いドーム型のケーキのことである。聖職者の半球形の帽子をトスカーナ方言でズッケット(zucchetto)と呼ぶことに由来するらしい。半球形の型に洋酒をしみこませたスポンジケーキを敷き、クリームを詰めて作る。クリームはホイップクリーム、生クリームとカスタードクリーム、生クリームとリコッタチーズなど様々で、細かく刻んだ種実類やチョコレートが入ったものもある。
 キハチの味はこんな味。丹念に味わうとシェフの食材への取り組み方がわかる。...らしい、かあちゃんには。? 私には、..。みんな、うんまい。 くいしんぼの私たちには、レストランに行くのは、楽しみであり研修でもある。
 マーケットプレイス4階のギフト雑貨「シャルム」でかあちゃんがへんなものを買う。卵型でキノコのデザインの香炉らしい。ヨーロッパではキノコはラッキーアイテムなのか。?(左側下段写真) 3階にはレストランのほか数店舗。
 2階の和菓子館洋菓子館をうろうろ歩き回っているとそこここのショップのおねえさんが試食用の小片を差し出す。味見でけっこう腹いっぱいになる。虎屋の羊羹、せんぞくやのマンゴープリンを購入。 バームクーヘンやチーズケーキ、食べてみたい菓子がいっぱいあるのだが、全部買ったら食べきれない。 かあちゃんが、KINOKUNIYAで調味料などの輸入食品やら菓子やらを購入した。予想どうり、くいしんぼの私たちに羽田空港は楽しい場所だった。 最後にスターバックスコーヒーの香りで癒されながら首都高速を楽しんで帰ってきた。


 八月十三日 コントロール基盤上のチップ。
 
午前6時10分から1時間20分かけて八坂公園周回コースを4周して11.35キロキロ走った。
 ちょうちん、線香、米、花などを持って実家の墓に行く。盆迎えだ。
 冷蔵庫の自動製氷装置がうまく作動しないので購入先メデコムきむらに修理を依頼していた。製氷皿をひっくり返すメカニカルモジュールとコントロール基盤(左写真)の両方を交換することになった。基盤上のどの部分に不具合があるか特定するのは難しい。電気やさんでもむりだろう。メーカーの技術者が解析装置をつかって故障箇所や原因をさぐるのだろうな。交換された部品はメーカーに送られることになった。

 八月十二日 日没。
 ランニング練習休み。
 木曜日だが今週は診療している。でも明日から夏休みで連休だ。太陽の沈む位置が南東にずれてきている。雲や空の感じは台風が近づいてきているからか。
 

  八月十一日 医療安全会議。
 
午前6時46分から八坂公園周回コースを2周して約5キロ走った。
 毎月一回午後の診療の一部を休診にして一般診療会議と医療安全管理会議を行っている。今日はスタッフ2名が出席でちょっとさびしい。

 八月十日 交差点騒然。
 昨夜9時過ぎ、うちの前の交差点で交通事故がおきてしまった。軽自動車とSUV (Sport utility vehicle) が出会い頭に衝突したらしい。交通信号のある交差点だが、ここでは事故が多発する。どちらかが信号を無視したのだろうか。軽自動車は右側のドアがひん曲がっている。SUVはラジエターが裂けて冷却液がもれている。救急車3台、警察車両2台、消防車1台が交差点にやってきて騒然となった。
 今年はすでに4件の交通事故がおきている。みなさんきおつけてくださいね。歩行者の方も事故に巻き込まれる可能性が大きいですよ。信号待ちでの立ち位置に気をつけてくださいね。
 今朝は、午前7時20分から八坂公園周回コースを2周して約5キロ走った。昼は老健きねぶちさんに訪問診療。。

 八月九日 医療費明細書の無償発行。
 今朝は雨が降っていて走れなかった。昼休みに八坂公園周回コースを3周して約8キロ走った。汗だくだ。シャワーを使ってから昼食をとった。
 2010年4月から、医療費明細書の無償発行が、保険医療機関などに対して原則として義務化されました。明細書によって、行われた検査や処置、手術、注射、投薬、リハビリ、入院などに関する診療報酬を知ることができます。そのため、医療の透明化、医療機関と患者の間の信頼関係の醸成につながります。 私の診療所でも明細書発行のシステムが整ったので今月1日から明細書を発行しています。(左写真)

 ご近所にお手伝いに出かけてかあちゃんが留守。そこで赤貝の佃煮の焼き飯を作る。(右写真) 赤貝の佃煮、葱、セロリ、ピーマンをみじん切り、しょうがと唐辛子を少々、フライパンで熱したオリーブオイルでよく炒める。そこにレンジでチンした飯を入れてさらに良く炒める。火を止めてから醤油を一サジ加えてよく混ぜる。 ついでに赤貝とセロリのスープを作る。 赤貝の佃煮を10個ほどカップ1杯の水で煮る。沸騰したら細長く薄く切ったセロリと長葱を加えて火を止め蓋をする。しばらくしたらバターを一寸だけ入れ醤油を加えて味を調える。
 残り物の素麺、一束残っていた中華麺をゆでる。蒸しとうもろこし、きゅうりもみ、にんじんサラダなどなど冷蔵庫の残り物たちがテーブルにならぶ。そして自作の焼き飯とスープが夕食だ。
 ちょうど帰ってきた次男にスープをすすめる。「へんな味になっちまったんだが、どうだい。?」 「うまいよ、でもこの肉はなに?・」 「あかがい。」 次男の顔色が変わった。次男は貝が大嫌いらしい。でも、実を食わなければスープはイケルそうだ。赤貝セロリスープに中華麺を入れて食っていた。。
 

 八月八日 24時間リレーマラソン イン 八坂公園。
 午前5時44分から八坂公園周回コースを4周して約10.5キロ走った。
 八坂公園の400メートルオーバルトラックでいわい陸連主催の24時間リレーマラソンが実施されている。土曜日(昨日)の午後1時から今日の午後1時までたすきをリレーして走るらしい。誰かが夜中も走っていたのだろう。太陽がすでに昇っているが受付テントにはまだ明かりが灯っていた。 参加すると参加証とバナナや飲み物がもらえたようだ。飛び入りで誰でも参加できるようだが、私はそれを知らなかったので横目で見ながらいつもの周回コースを走った。 
 陽が傾いてからジョイフルホンダ守谷店に買出しに行った。帰り道、日没直後の空が綺麗だった。空はもう秋景色。

 

 八月七日 給水ポンプ。
 午前5時41分から八坂公園周回コースを4周して約10キロ走った。今朝は少し風もあり湿度も低くさわやかだが、3キロ走ると汗だくになるのは変わりない。芝生に水を撒く。
 自動的に氷のキューブを作って受け皿にたっぷり溜めておいてくれる冷蔵庫の自動製氷装置がうまく作動しない。この季節、氷が自動でできないのは辛い。一昔前は、製氷皿を手動で操作して氷を作ったもんだが、自動製氷の恩恵を受けるともう手動には戻れないな。修理を依頼しているのだが、うまく治らない。はじめは製氷皿をひっくり返すメカニズムの不具合かとおもって自分で分解して確認したが、歯車やカムの欠けは見当たらなかった。温度センサーか駆動モーターの不良だとあたりをつけたがそれ以上は自力では修理不能なので冷蔵庫の購入先に修理を依頼している。暑い中何度も足を運んでもらって大変だ。温度センサーを交換したが、不具合は解消しなかった。製氷皿に水が供給されないようなので給水ポンプを交換した。が、交換したポンプは直流7.5Vで正常に駆動した。つまり、故障していなかったのだ。原因は温度センサーでなかったこも知れない。さあ!どうするよ。でんきやさん。製氷管理システムのチップの不具合だぞな、きっと。基盤を交換しないとだめかもな。基盤は冷蔵庫のどこにあるんだろう。。

 八月六日 カロリーゼロ、水分補給。
 午前5時13分から八坂公園周回コースを4周して10.62キロ走った。辛いな。大腿の筋肉が痛い。かかとや足底も痛い。朝は気温が低いが、湿度が高いので3キロ走ると汗だくになる。
 ペットボトルに水道水を入れて冷凍庫で冷凍する。このペットボトル入りの氷を持ち出して溶けた分を呑む。これがうまい、適当な水分補給になりカロリーはゼロ、コストはほとんど0円にちかい。ただし電解質は補給できないので食事の時にしっかり補給するように勤める。ランニングに出かける時はもちろん、診療室でも車で出かける時もこの方法で水分補給をしている。スポーツ飲料や他の飲み物で水分補給すると余分なカロリーも摂取してしまうのだ。もちろん、カロリー摂取や電解質補給も必要なので状況によって使用する飲み物を選択するのだが、...。

 八月五日 木曜日。
 日の出から日差しが強い。午前8時空は青く抜けている。今日は休診日だ。八坂公園周回コースを3周する。正確には、八坂公園を一回りして家に帰り芝生の水撒き地点を変更する。ホースの先の如雨露の位置を変えるのだ。それを三回繰り返して約9.5キロぐらい走った。この暑さではそれ以上走ることはできない。
 つくば市の「きむら」で蕎麦を食う。つくば駅のバスターミナルが新しくなったんだな。工事が終わったのはいつだろう。筑波山がくっきり青く見える。暑さにまけず、ボケッと暮らす木曜日。

 八月四日 100歳以上。
 ランニング練習休み。 
 100歳以上の人口は、米国ではすでに約4万人らしい。総人口に対する比率では日本の2倍で2050年には80万人を超えると推定されている。日本では、平成元年には3078人(男性:630人、女性:2448人)であったが、平成19年には日本全体で32295人(男性:4613人、女性:27682人)となり、わずか20年ほどで総数10倍以上になったようだ。
 「100歳以上高齢者所在不明、全国で57人」毎日新聞の報道があった。例えば、90歳から99歳までの所在不明者も、60歳から69歳のそれも同じぐらいの比率でいると推察できる。年金支給や表彰などの実務的対応の支障もあるだろう。が、「100歳以上の人の所在不明者」が何かを象徴しているのか。   ..さて、超高齢でここ数年間、健康保険も介護保険も利用していない人はその存在が疑われる。
 2050年、日本では100歳以上が60万人ぐらいいるのだろうか。100歳以上産業の動態はどうよ。日本の世界的立場は、..。後40年間、戦争も動乱もなく、天変地異もなく平和だろうか。その時、私はまだ96歳だ。116歳まで生きるのは大変だな。写真は、昨夜のお惣菜の一品。明日も明後日もいつまでも何時までも平和な夕食を、...。

 八月三日 バジリコ ・ バジル 。
 今朝は、八坂公園周回コースを7時から2周して約5。5キロ走った。昼に老健きねぶちさんに訪問歯科診療をする。(右写真)
 バジリコ(伊:Basilico、学名:Ocimum basilicum)は、シソ科メボウキ属の一年草で和名はメボウキ。英語ではバジル(Basil)である。インド、熱帯アジア原産のハーブである。うちの家庭菜園で育った生のバジルを一枚、チーズの入ったサラダに載せると、ジェノバ風だ。

 八月二日 ガスパッチョ。
 レースの次の日は、筋肉痛だぜ。明日のほうがひどいかも。ランニング練習休み。 左写真は、仏蘭西懐石「ふじもと」の8月のお献立、一品目の「赤ピーマンとトマトのガスパッチョに順才を浮かべて」。
 
 ガスパチョ発祥の地はスペインのアンダルシア地方である。「ガスパチョ(gazpacho)」という名詞がスペインで使われるようになったのは17世紀のことで、語源はラテン語の「カスパ」(caspa、「かけら、断片」)ともヘブライ語の「ガザズ」(gazaz、「ばらばらにちぎる」)とも言われている。初期のガスパチョはパン、ニンニク、塩、オリーブオイル、酢、水だけから成っていたが、19世紀までにはトマト、キュウリ、ピーマンなどが入るようになった。トマトを主成分とした「赤い」ガスパチョが最も有名であるが、トマトが入らない「白い」ガスパチョもある。ポルトガルのガスパチョはスペインのものよりもパンの割合が多い。 本来は木のすり鉢とすりこぎで素材をすりつぶしていたが、今ではミキサーやフードプロセッサーを使うことが多い。しかし通の間では電気機器を使ってガスパチョを作るのは邪道であるという意見がある。野菜やパンはピュレー状にせず、角切りにするだけの場合もある。
 以上、ウイッキペデアからの引用だが、ここまで読んで、ふと思った。山形の郷土料理「だし」とガスパッチョには共通項がある。 夏野菜、切って混ぜるだけ、一晩寝かせるとうまくなる。などなど、そして「どの家庭にもそれぞれ家庭の味があり、野菜たっぷりで夏ばて防止に役立ち、さわやかな酸味が食欲を引き立たせてくれる。」
 それぞれの土地にそれぞれの食がある。そして「食」は「文化」なんだ。人の営みには共通項がある。異文化にも共通項がきっとある。

 
 
 八月一日 第5回 日光杉並木マラソン。
 今年も杉並木マラソンに10キロコースにエントリーしています。5時半ごろ家を出発する。新4号国道を北に走る。会場には7時30分ごろ到着しました。思ったより早く着いた。会場で受付を済ませウォーミングアップをする。坂東市役所チームが25人ほどエントリーしているようだ。将門マラソンの宣伝もかねてエントリーいているらしい。チームみんなでウォーミングアップしている。(左側2段目写真) 40歳以上10キロ例弊使コースの私と10キロ女子のかあちゃんが同じ8時35分スタートとなった。スタートの列に並びいつものように記念写真を撮る。(左側写真)
 日光今市もやはり蒸し暑い。杉並木の中に入ったら気温は少し低く涼しさを感じる。コースは高低差80mで折り返し点までは下り、折り返し点からゴールまでは上りです。スタートからあちゃんが、先行している。昨日足に違和感を感じるとかいっていたがいつもと同じペースで走ってるな。私が下り坂で追いついても上り坂になったらどんどん引き離されました。今年は、最初と最後の給水所で給水し給水回数を減らして時間を節約する。折り返しを過ぎて上りになり昨年よりちょっと苦しくなった。できるだけペースを落とさず走るのだが無理をすると足がツルことになってしまう。十石坂付近の地獄の上り坂ではあまり苦しさを感じなかった。そこを過ぎても特にトラブルもなくペース落とすこともなくゴールすることができた。今年は、56分38秒で昨年より4分遅くなった。かあちゃんに約2分ほど負けてしまった。結果を見るともっと頑張れなかったのかいと思う。レースは、ただ頑張れば良い結果が出るものではない。特に杉並木は10キロで短いレースだが、ペース配分と上り下りを走る技術も必要でテクニカルな面白いコースなのかもいれない。私には、まだそれを楽しむ余裕がないな。
 会場近くにJAの直売所があり朝市が実施されている。帰り際に山菜おこわ、饅頭、赤飯、とうもろこし、おくら、ブルーベリーなどを買い込んだ。早い時間(9時ごろ)でないと美味しいものは売切れてしまうかもしれないな。(左側上段右写真)
 レースの後にはいつも国道119号線沿いの日光温泉浴場に行く。日光市の運営する温泉浴場で400円で入浴できる。11時には温泉にはいってさっぱり。日光温泉の隣にひろがる広葉樹の林は別世界だ。今年はお気に入りの場所が立入り禁止になっていた。別の場所に車を入れて写真を撮る。(左側中段右写真) その後、日光東照宮近くの仏蘭西懐石「ふじもと」でフレンチのコースを楽しみました。今年は、杉並木マラソンにエントリーと同時に「ふじもと」も予約してあったのです。(「ふじもと」0288-53-3754) どちらかというと、「ふじもと」のほうが今日のメインイベントでしょうか。
  「ふじもと」で正午から約2時間ほどのんびりとフランス料理を楽しみました。(右側写真) 今年は窓際の明るい席で外の木々を眺めながらおいしくいただきました。蓋付きの器でサーブされる品は、蓋を取る時のわくわく感と一瞬立ち上る香りも「味」のうちですね。 いつもながら料理と器のコーデネートも見事です。 
 小杉放菴記念日光美術館に寄る。大正時代の挿絵画家「高畠華宵」の展覧会を観る。(日光市山内2388-3 : 電話 0288-50-1200 : FAX0288-50-1201 : 開館時間 午前9時30分~午後5時(入館は午後4時30分まで):休館日 毎週月曜日)この駐車場はいつもすいている穴場だ。併設のカフェもある。私たちはここにたどり着く頃にはマラソンの疲労感と 「ふじもと」での満足感が満ち溢れてきて眠くなってしまう。ひととおり展示を鑑賞した後に、私たちはこの美術館ロビーのソファーでしばしまどろむ。
 早起きして日光杉並木マラソンレースに参加して日光温泉につかる。仏蘭西懐石「ふじもと」でおいしい料理を食べて美術館でしばしまどろんで帰る。毎年8月のお楽しみ行事になっています。



二〇一〇年 八月  デンタ日記


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