二〇一〇年 六月  デンタ日記
 
 六月三十日 PK。
 Fさんの総義歯が出来上がりました。良好です。テストフードのせんべいを食べていただきました。口の中でいい音がしてせんべいが砕けます。良好です。今月は、総義歯の症例が多かった。
 
ロベルト・バッジォ(Roberto Baggio, 1967年2月18日生 )イタリア共和国ヴェネト州ヴィチェンツァ県カルドーニョ出身のサッカー選手。 1993欧州年間最優秀選手、1993FIFA最優秀選手。2004シーズンで現役引退。セリエA通算205ゴールは歴代5位。キャリア318ゴールはイタリア人No.3。
 ワールドカップ94年アメリカ大会の決勝ブラジル対イタリアで、PK戦となった。当時のイタリアのエース、バッジォと守りの要であったバレージが外してブラジルが優勝した。バッジォは「PKを外すことができるのは、PKを蹴る勇気を持った者だけだ。」、「PKを決めても誰も覚えていないが、外したら誰もが忘れない。」 と言った。
 Jリーグ見たことない、サッカーのルールをまったく知らない私が、パラグアイ戦をライブで観てしまった。 私は、たぶんPKを外す事ができる生き方をしていない。 ふう!南米大陸に行ってみたい。

 六月二十九日 レービンブレード 。
 今朝は、雨降り。ランニングを休む。でも雨があがってすごく蒸し暑くなった。
 左の写真は、Yさんの新しい総義歯です。臼歯部の人工歯にはレービンブレードが付いています。ブレードの先端に咬合力を集中させ効率よく食べ物を噛み切ることができるので歯ぐきへの負担を少なくできます。いままで噛めなかったものでも、レービンブレードと訓練で、より大きな咀嚼力を回復できる可能性があります。
 夜になっても蒸し暑い。雨は降るのか。
 パラグアイ戦は、どうなる・/? 午後11時にキックオフか。。

シューをナイフでカット! カスタードクリームを押し込む  軽くつまんで形を整える そして、がっぷりつく! 
 六月二十八日 シュー・クリーム。
 今朝は、長谷周回コースを2周して約7キロ走った。傘をさすほどではないのだが、かすかに雨が降っている。 今日は蒸し暑い。外気温は30度以上かな。待合室のエアコンが壊れたままだ。交換工事を依頼しているが、何時になるだろう。
 かあちゃんが、昨夜シューを焼いてカスタードクリームを作った。(左写真) 小ぶりのシューだったが、夕食の後左の写真のような作業を8回繰り返しシュークリームを8個食った。
 夜になると雨が降ってきた。

 六月二十七日 TAMARIND JUICE BOTTLE 。
 右写真は、トロピカルなフルーツ「タマリンド」のジュースだ。スモモのような甘酸っぱい味がするこってりした液体。砂糖も添加されてかなり甘い。
 明け方から頭痛がする。昨夜味見をしたクイファテエンチュウ(右写真:中国製の金木犀を漬け込んだワインらしい。)が元凶かもしれないな。朝から小雨の降る梅雨らしい天気だが、走る事にした。酒を飲んだ後の頭痛は走ると治ることがあるのだ。久しぶりに水海道大橋方面に走り出す。気温も高いし湿度も高い。3キロ走ったら汗だくだ。すでに水を1リットル飲んでしまった。ゆっくり走ってモンテールのアンテナショップ SWEETS FACTORY まできた。誘惑に負けてシュークリーム(カスタード&ホイップシュー)を一個買って食う。シュークリームの包装材と格闘しながら走りはじめたら隣にタイ食材を商う店がある。「アジアスーパーマーケットトム」、新築で天井の高い小奇麗な店舗だ。業務用タイ食材を直輸入販売している株式会社エーワンの事務所と倉庫が近くにある。この会社が一般消費者に商品を提供しているアンテナショップかな。こんなところにこんな店が、店内をブラリ、そそる食品が並んでいるが、どう食っうのかわからん。あとでかあちゃんと来て見ようか。とりあえず、見た目怪しいタマリンドジュースを一瓶買ってみた。雨脚が速くなったのでうちに帰ることにした。

 六月二十六日 デザート。
 朝からとても蒸し暑い。アンダーウエアが皮膚にへばりついてしまう。暑い夏を乗り切るために準備をする。今年も木村歯科医院恒例の「夏をがんばろう会」で、スッタフ一同暑い夏を乗り切るためにみんなで「うさみ亭」のおいしいステーキを食べる。食事をして楽しい時間を一緒に過ごす。
 デザートは、完璧だ。 マスターの職人技が凝縮された常陸牛のヒレステーキをおいしく食べたのはいうまでもないのだが、今夜のデザートは完璧だ。 白い器の上に載った白いパンナコッタ、ほとんどが生クリームでできているらしい。ブルーベリーの青が相互の色をひきたてる。ミントの葉が仲裁に入るようにおかれている。ステンレススチールのスプーンさえも仲間のようだ。 うんまい。 パンナコッタが舌にまとわりつく。ブルーベリーが旋回する。ミントで舌の感覚を再起動する。数回繰り返したらデザートの器が空になる。 今夜も「うさみ亭」のマスターとスタッフに感謝!。
  デザートは、日常の食事の際に、主要な食材では不足すると考えられるビタミン類などの栄養素を補うために果物をとったり、甘く風味の良い菓子類で食後の満足感をより強める意味合いがある。ちなみに我が家では菓子果物などが「デザート的食い物」として分類されているが明らかな定義や明確な境界があるわけではない。
 フランス語のdesservir(デセルヴィール)は「食事を下げる」「食卓を片付ける」という意味だ。デザートdessert (フランス語:デセール)の語源らしい。食事の最後の器が最も印象に残りやすい。よって、デザートに勝る印象を残す料理を作るシェフは腕の立つ者と言われるのもウナズケル。デザートの完成度が、終わりの器のひと時が、デナーの評価を決定するのだろうか。そこに至る過程もとても重要なのだが、最後を締めるデザートの重要性を認識できる完成度の高い今夜のデザートでした。 
 私の人生のデザートは、いったいどんなもの、どんなこと。

 六月二十五日 治療の練習。
 M君の「治療の練習」をしている。お兄ちゃんも傍で応援(?)している。なかなか、おとなのおもわくどうりにいかないものだ。
 M君は3さい。よく内科の診療所で治療をうける。点滴も経験している。Mくんのような場合は、ときにおとなの思惑からはずれ時間がかかる。あせらないことだ。親も治療者もあせらないことだ。みんなMくんになにか教わるつもりで取り組もう。
 M君、お兄ちゃんの行動が気になって集中できない。次回はおにいちゃんを分離してから練習を始めてみようか。治療の練習の時に年上の兄弟がいるとプラスに作用する時もマイナスのときもある。

 六月二十四日 東京の臭い。
 今日は、神田のエスポートミズノにかあちゃんのランニングシューズを買いに行く。ランニングシューズは年に2回モデルチェンジをする。ミズノの場合は機能の設計変更をするのは年1回、色などのデザイン変更をするのが1回で年に2回モデルチェンジをするらしい。エスポートミズノは、メーカーのアンテナショップでありサポートサイトだ。新しいモデルの設計理念や特徴を専属のスタッフに聞きながら自分の希望を含めて相談して使用するモデルを決定することができる。さすがに専属スタッフの知識量は、量販店のスタッフとは差がある。かあちゃんと私のシューズは数年前からミズノだ。まずエスポートミズノで使用するモデルを決定して1足購入する。使用してみて良好なら量販店や通販で数足購入してストックしておくことにしている。エスポートミズノでは、ほぼ定価販売だからだ。(メンバーカードでポイントサービスがあるが、..) 本当に気に入ったモデルの後継品が本当に気にいるとは限らないのだ。それなのに1年で生産終了になってしまう。練習用のシューズは、年に3足ぐらい消費する。
 TXで秋葉原、小川町の「志のだ」で押し寿司を食べ、ミズノでお買い物、達磨の鯛焼きを買う。秋葉原のジャンクショップをのぞく。ビル影の間に建設中のスカイツリーの頭が見えた。写真は、神田の街角。「だるま」の鯛焼きが焼けるのを待つ間に撮影した。消火栓と立て看板にも東京の臭いがする。

 六月二十三日 総義歯。
 Sさんの総義歯が出来上がった。義歯に名前が入っている。今月は総義歯の症例が多い。
 参議院選挙明日、6月24日公示、7月11日投開票らしい。野球賭博の大相撲は、どうなるの。?名古屋場所。

 六月二十二日 オーパ!。
 今日も、蒸し暑い。雨は降ってこない。夕方の室温は27度、湿度は78%だ。蒸し暑い。オーパ!
 診療が終わってくつろいだ。開高健のオーパ!をめくる。その「第二章死は我が職業」は、河の殺し屋ピラーニャの猛威をこれでもかこれでもかと描写している。これでも読んだら少しは蒸し暑さがおさまるかと思ったわけさ。いくら蒸し暑くてもさすがにアマゾン河流域より我が家のほうが居心地がいいだろう。
 ピラーニャは美味な魚らしい。現地では晩御飯のためにおかあちゃんが夕方河でピラーニャ釣りをするらしい。私も、ピラーニャを水槽で飼っていた。3センチぐらいの稚魚をジョイフル本田守谷店で買ってきたのだが、見る見る大きくなって驚いた。私の顔を見ると餌をねだって寄って来るのだ。怖くなって餌を制限していたら、ゴムホースを食ったのだろうか?水槽内の浄化ポンプのゴムホースにガッツリ噛み跡を残して死んでしまった。おーぱ!。ブラジルでは、驚いたり感嘆したりする時、「オーパ!」という。
 蒸した米、野菜、シーフード、ハム、など等が混ざってサラダ風。夏の夜に合う皿だ風。イタリア系の味だな。パルメザンチーズをたっぷり振りかけて、冷たい白ワインを飲みながら食べる。うんまい。晩御飯は、お米サラダだよ。かあちゃんが初めて作る。レシピはドッから来たのか。? オーパ!

   六月二十一日 キリギリスの憂い。
 今日も蒸し暑い。芝生の虫たちは、いかがお過ごしか。
 昨日、芝生の上で見たものは、バッタではなくキリギリスだった。昨日、写真に撮ったときは、今までに見たこともなく翅がやたらに短かったので、私は先天奇形のあるバッタではないのかと思っていたのだ。 が、気になって本日我が家にある昆虫図鑑を見た。奇形ではなくオリジナルの形でそれはキリギリスの形態だったのだ。名前は良く聞くキリギリスなのにその形態を知ったのは、今日がはじめてである。
 知っていると思い込んでいることは、いかに危ういことなのだろうか。検証を怠るばかりか、大きい誤解を生んでいる。

  六月二十日 蒸しパン。
 朝ごはんは、蒸しパンだ。(左写真) 9時から八坂公園周回コースを5周して12.12キロ走った。暑い、蒸し暑い。外に出たついでに雑草をいくらか引き抜く。雨が降って雑草たちも元気だ。芝生も元気が出てきた。勢いがある。うちの周りは除草剤や殺虫剤をほとんど使わない。虫がいっぱいいる。芝生の中にばったがいた。(右側上段左写真) 芝生の中はいろいろな昆虫がいる。それを食べに野鳥がやってくる。
 かあちゃんが、花壇に新しい花の苗を植えた。(右側写真) 苗を入れる前に、雑草を抜いたり堆肥を入れたりする。けっこう疲れるだろうな。やがて華が咲き乱れるのが、ご褒美なのかな。

  六月十九日 さかな に ラヴィゴット・ソース。
 今月は、総義歯の症例が多いような気がする。咬合器に蝋義歯がついている。(左写真) 蝋義歯は、蝋で義歯の形を作り人工の歯を並べてあるものだ。この蝋義歯を患者さんの口に装着して状態を確認する。良好なら仕上げ加工に移り、次回に新しい義歯を装着することになる。

 今日の晩御飯は、さかな だ。 鯵の揚げ物にラヴィゴット・ソース添え。(左写真)
 ラヴィゴット・ソース(英:Ravigote sauce フランス語のravigoter[元気を出させる]に由来)は、様々な野菜、香味野菜、漬物(例えばタマネギ、セロリ、ピクルス等)をみじん切りにし、ワインビネガーやオリーブ油などの調味料と混ぜ合わせ、主に魚料理にかけて仕上げる。嗜好に応じてバリエーションは幅広く、酢に関しては、フランス料理にはワインビネガーを、イタリア料理にはバルサミコ酢を、また日本料理にはポン酢を用いたりする。さて、かあちゃんのはどんなっ風。?。

  六月十八日 雨。
 長谷周回コースを2周して約7キロ走った。曇りで蒸し暑い。午後から雨が降ってきた。今夜からたっぷり雨が降るようだ。
 相撲界もどしゃぶりのようだな。神事で国技の相撲をとる「すもうとり」が、バクチウチだったとはなさけない。そんなことしか楽しみがないのか。日本相撲協会は、小中高大学一貫の教育機関を設立して、真に国技を担う技術者を養成すべきだ。教育機関設立と教育者養成に10年、初年度入学者が卒業するまで16年。相撲エリートを育てる。就学中にプロの力士になちゃうから高校と大学は定時制にしないとだめかな。最初の卒業生は26年後か、成果が出るまでには30年以上かかるな。卒業生は、プロの力士でなくてもスポーツトレーナーとか、運動生理学の研究者とか、スポーツプロモーターとか文部科学省の役人とか仕事の選択肢が広がるだろう。相撲のトレーニングにももっと科学的手法が導入されるのではないだろうか。相撲に関する科学的論文がどれぐらいあるんだろうか。みんなで国技の相撲が、壮大な男のロマンになることを望もうよ。 なんか、大胆なことをして人材を育てないと、相撲は国技でなくなっちゃう。
 宇宙航空研究開発機構は、オーストラリアから運んだ小惑星探査機「はやぶさ」のカプセルを、エックス線検査した。カプセルは正常に密閉されているようだが、内部に粒子らしきものはまだ見つかっていない。小惑星イトカワ(日本のロケット開発に貢献された故糸川英夫博士にちなんでいるようだ。)の砂を採取できたかどうかはまだ分からないとしている。さらに検査が続くようだ。
 「はやぶさ」はイオンエンジンを搭載していた。「自律航法」でイトカワに接近着陸した。サンプル採取以外に、さまざまな科学観測機器と手段により、小惑星を調べた。再突入耐熱カプセルの性能も実証された。さまざまな宇宙工学の実験をしながら、技術を実証しながら帰ってきたんだな。すごく、男のロマンだ。

 六月十七日 にんじん。
 明け方、就寝中に右足のスネを攣って目が覚めた。伸びをすると攣る。最近、ランニングもしていないのに足を攣る。起床してからも攣ったところがかなり痛い。筋繊維を損傷したな。痛いのでランニング休み。
 朝食後、午前8時頃からガソリンエンジントリーマーで芝刈り、剪定はさみであちこち剪定した。刈り払った芝や草をまとめるのもかなりの労力が必要だ。疲れたし、かなり汗が出た。腰も痛くなる。でも梅雨の晴れ間に作業しておかないと刈り草が雨にぬれて汚くなってしまう。朝食後から10時半まで汗だくで作業していた。
 Kさんは、隣地の畑を借りていろいろな野菜を作っている。私が、草刈作業をしていたら、Kさんが採れたて にんじん を持ってきてくれた。無農薬で育てたにんじんだ。虫がつかない早いうちに採って食べてしまうのだそうだ。だからちょっと小ぶり。葉っぱも食べられそうだな。(左写真) 
 10時半から八坂公園周回コースをゆっくり一周して約3キロ走った。やっぱり攣ったところが痛い。八坂公園のたんぽぽ。(右写真)
 午後2時から、病気療養中の叔母のところに行く。私がまだ就学前のころに叔母はまだ実家にいたのでいろいろ遊んでもらった記憶がある。しばしの間、叔母と一緒に、幼い時の記憶の中を駆け回った。
 常磐高速を水戸まで往復する。 午後6時から歯科医師会館での国政報告会を聞きいた。
 蒸し暑い一日だったな。ずいぶん水が抜けて体重が減ったな。
 毎年、まいねん赤字で、国債を発行していったら借金が増えるふえる。その借金はいつ返すのだろうか。子どもの時代に、孫の時代に、ひ孫の時代にか?いつか誰かが返すんだろうな。代々借り続けたら「ねずみ講」みたいだな。いつかは破綻するだろうな。日本の国債は、誰が買っているのだろうか。やっぱり私も買ってんだろうな、なにかに関わって違う形でな。金もないのに子ども手当てなんて金をばら撒いちゃって明日はどうなる。借金だけが残ってる。、か。

 六月十六日 PS/V Master100。
 1994年ごろのIBM製のデスクトップパソコンPS/V Master100、8年前に中古で購入して保守部品として梱包して屋根裏に保存してあった。(右側写真)CPU:DX4 100mhz、ヴィデオチップ:S3製、HDD:750MB、メモリー:8MB(72pin 4MBx2)、3.5インチFDD、サウンドブラスター、イーサーネットカードが付いています。Windows3.5の時代、15年前に製造された年代ものですが、綺麗な状態で保存してありました。おまけにちゃんと動く。ヤフーオークションで処分する。
 I さんの総義歯を製作中だ。今日は、人工歯を排列した蝋義歯(歯ぐきの部分が蝋でできている。)を I さんに入れてもらう。口の中でのおさまり具合や歯並びを確認します。この状態を「蝋義歯試適」とよんでいます。義歯全体の形、歯の形、排列位置などを患者さんの口に適合しているか確認した後に仕上げ操作に入るわけです。(左側写真)
 今月は、総義歯の症例が多い。

 六月十五日 訪問歯科診療をする。
 カメルーンに勝ったようだ。今日は一日中勝利のニュースだな。
 老健きねぶちさんに訪問歯科診療をする。S さんの義歯が出来上がった。装着してテストフードを食べていただく。うまくかめるようだ。

 六月十四日 日本・カメルーン。
 朝から雨が降っている。蒸し暑い。ランニング休み。
 かあちゃんが菓子を二種焼いた。
 今夜は、10時半から日本・カメルーン戦だ。やっぱり観ちゃうかな。眠くて寝ちゃうかも。

 六月十三日 アイスプラント。
 アイスプラント:学名:Mesembryanthemum crystallinum)、 表皮に塩を隔離するための塩嚢細胞(ブラッダー細胞、英語:Bladder Cell)があるため表面に透明の粒粒が付着したような状態で凍ったように見える。透明の粒粒が俗名や学名の由来だろう。フランス料理の食材として注目を浴びているらしい。日本でも塩味のする新野菜として、ソルトリーフ、バラフ、クリスタルリーフ、プッチーナ、ソルティーナなどの商標で流通しているらしいのだ。(左写真)
 八坂公園周回コースを4周して約10キロ走った。そろそろ花壇に花の苗をいれなければならないと..。かあちゃんといっしょにジョイフル本田守谷店に苗を買いに行くことになった。
 その前に、腹が減ったのでちょっと守谷のフレンチUZAWAによって昼食をとる。(右側写真)  野菜と海の幸のマリネ(右側上段左写真)、イカ、サーモン、キャベツ、ミニトマト、そして皿の左上に載っているものは何?私が、初めて遭遇する野菜?。 かあちゃんも初めて遭遇するらしい。お店のおねえさんに聞いたら、「アイスプラントです。店の前の鉢にうえてあります。」 だった。(左写真) 初めての食感も良。サラダボールにてんこ盛り食べてみたい。
 美しく盛り付けられた、イモのキッシュ、そらまめの冷スープ、トマトスープジュれ、オテイザさんのバスク豚のコンフィ、イサキのポアレ、など。デザートはルバーブのムースアイスクリーム盛り合わせ。(右写真)
 オテイザさんのバスク豚?、「オテイザさんって誰?」お店のおねえさんにきいたら「人の名前です。」ちょっと!、おねえさんは忙しそうなので突っ込みはそこまで。
 ピエール・オテイザ(Pierre OTEIZA)さん、20年前絶滅の危機にあったフランスの地豚「バスク豚」を保護し3000頭にまで復活させた。フランスに貢献したと評価されフランスの最高勲章『レジオンドヌール勲章』を受章しているらしい。 なるほど OTEIZA は、豚のブランドなのね。 私は、「ローズ・ポーク」が良いな。
 ルバーブ(ショクヨウダイヨウ、R.rhabarbarum)最近、健康食品として日本でも注目されているらしい。ジョイフル本田守谷店でも苗を売っている。原産地はシベリア。欧米では広く栽培されて食用にされ、菓子類のフレーバーとしても定着している。わずかにセンノサイドを含むことから、敏感な人は下痢をすることがあるらしい。
 守谷には、フレンチレストランが多いのかい?。 店の構え、ただよう空気、音の伝導性、食器、スタッフの衣装と対応、そして食材へのこだわり。 どのレストランもオーナーシェフのオモイや性格が滲み出ている。(行ったことがあるのはまだ、三ヵ所だけだが。) 滲み出たもの全てを楽しめばちょっとしたランチは、とてもリーズナブル。 さて、きっちりしたスクエアーな性格の人にはフレンチUZAWAが良いかも。ご飯を食べに行くというよりアートに触れに行くといったほうが良いかも。 私の場合、UZAWAでは食べ終わる頃には、すでに腹減ってる。

 私の診療室には、私のオモイや性格が滲み出ているんのだろうか。

 六月十二日 ワールド・カップ。
 FIFA (国際サッカー連盟 : Fédération Internationale de Football Association フランス語)ワールド・カップ2010がはじまった。ワールドカップといえばFIFAのワールドカップか、やっぱり。
 FIFAは、南アフリカ大会の優勝賞金を約26億4000万円にすると昨年12月に発表しているらしい。準優勝のチームには約21億1200万円、3位には約18億円、4位約16億円、グループリーグ敗退国(17位〜32位)も、約7億円を受け取るらしい。全出場チームには経費として約8837万円づつが支払われるらしい。賞金総額約369億6000万円になる見通しだ。賞金だけみても、すごいイベントだと思う。
 さて、FIFAが賞金を支払うのだから、、FIFAはそれ以上に集金するんだろうなやっぱり。さて、どれくらいの集金額だろうか。? ざっくり見積もって、やっぱり賞金額の3倍かな。

 Sさんの下顎の義歯修理が仕上がってきた。(左写真)左下犬歯がむし歯が進行して歯根が折れた。折れた部分を残して義歯を修理した。 丸印部が修理箇所だが、修理前のことを知らなければどこをどうなおしたかわからないだろう。
 

 六月十一日 Wさんの総義歯。
 咳が出て、肩がこって首筋がへん。調子悪い。今週は月曜からランニングの練習を休んでいる。今週は体重が60キロ以下になる予定だったが、走ってないから体重が増えて62キロ台になってる、わふ!。
 今日からU-BOXの運用を始めた。使い慣れるまでたいへんだなこれは。朝からネットワークでトラブル。ケーブルの接触不良だろうか。

 昨日処方された漢方薬は、麦門冬湯(ばくもんどうとう)だ。 麦門冬湯は、麦門冬(ジャノヒゲ:ユリ科の植物の根の膨大部)、半夏(カラスノビシャク:サトイモ科の植物根茎の外皮をとって乾燥したもの)、大棗(たいそう:ナツメの果実)、 うるち米、甘草(かんぞう:マメ科の植物の根)、人参などをまぜて煎じたものだ。 が、処方されたのは「ツムラ麦門冬湯 29」で、顆粒状の粉が分包されている。一日3包を毎食前に服用する。ちょっと、効いてきたかな。喉が楽になったような気がする。 それとも、走ってないからかな。

 Wさんの総義歯が出来上がった。上下顎の位置関係が難しい症例だったが、そこそこにまとまったかな。まず、使っていただいて微調整を繰り返していくことになった。(左写真) 私が、もっともっと年をとって耳が聞こえなくなり、目が良く見えなくなり、うまくしゃべれなくなり、手が少し動かなくなり不自由しても、総義歯の治療ならなんとか続けられるかもしれないな。今は難しい症例に挑戦して経験をかさねておくことにしよう。 44年後、私が100歳すぎるころには、月に5組ぐらいの総義歯をつくって小遣いを稼ぎたいな。

 六月十日 慢性気管支炎。
 今日は、休診日で仕事は休み。ランニングも休み。
 午前9時、内科を受診した。3月頃から咳がとまらない。咳の頻度が多くなったり少なくなったりしている。発熱したり、痰がいっぱい出たりしていないのだが、やっぱり心配なので天王前クリニック(左写真)の内科の先生に診ていただいた。やっぱり診療室に来ると緊張する。心拍数が上がるし、体温を計ったら平熱より少し高かった。今朝は気温も高い。胸部レントゲンを撮影し異状がないことを確認できた。5月はいつもの年よりも乾燥していたらしい。大気の乾燥で気管支炎が慢性化してしまったらしいのだ。漢方薬が一週間分処方された。

 これまで使っていた診療データをあたらしい歯科診療支援システムU-BOXに移行する。MICの担当者がやってきて作業をする。LAPECからコンバートした診療データを専用ユーテリテイソフトでU-BOXに書き込んでいくらしい。作業は一時間近くかかったかな。(右写真)

 六月九日 一般診療会議と医療安全管理会議。
 毎月一回午後の診療の一部を休診にして一般診療会議と医療安全管理会議を行っている。今回は、新しいレセコン(診療支援システムU-BOX)などの運用開始予定の確認などを行った。

 昨日も咬合器装着。これまで使用していた総義歯の粘膜に当たる部分にテッシュコンデショナー(粘膜調整材料)を施して咬合圧機能印象をします。(上段左写真) 上下顎の模型を作るために総義歯粘膜面に石膏をながします。さらに義歯のまま咬合器に装着する。 咬合器は、顎の動きをシュミレーションする装置です。まず、義歯が付いたままの上顎模型を咬合器に装着します。(上段右写真) つぎに上下の総義歯を口の中で噛みあった状態を再現して溶かした蝋で仮に固定します。(中段左写真) 上下義歯固定したまま下顎の模型を咬合器に装着します。(中段右写真) 最後に上下義歯を模型から剥がして咬合器装着が完了です。(下段写真)
 義歯が触れる顎の形は、軟組織であり圧力によって形が変わります。咬合圧機能印象は、義歯に噛む力がかかっている状態の顎の形の模型を作ることができます。上下の総義歯を口の中で噛みあった状態を再現して咬合器に装着するので、顎の模型の三次元的位置関係が咬合器上に再現されるのです。 この顎模型から作った総義歯は、わずかに微調整するだけで患者さんの顎の粘膜にフィットして心地よくとても具合がよいのです。

 六月八日 シェパーズ・パイ。
 晩御飯は、シェパーズ・パイ。

 LAPECの診療データをあたらしい歯科診療支援システムU-BOXに移行するためメーカーの担当者が来院して作業した。作業は、20分ぐらいだった。大事なデータを持ち運ぶのでUSBメモリーも暗号化しているらしい。(右写真)

 六月七日 アンジェラ。
アンジェラの華が次々に咲いている。

 六月六日 キャンピング・ストーブ で パンを焼く。
 朝から快晴で気温が上がっている。午前9時から八坂公園周回コースを4周して10.30キロ走った。すごく疲れていて走るのが辛いし日差をさけてゆっくり走るつもりで久しぶりに八坂公園を選んだ。今朝は5キロ走ったら止めようと思うほど疲れていた。はじめはすごくゆっくりだったが、走り出すと結構気持ち良くなってしまう。5キロ過ぎる頃にはいつもの調子に戻っていてやっぱり今日も10キロ走ってしまった。私の体もまんざら悪くない。でも汗だくだ、公園に持っていった氷のスポーツ飲料がみるみる溶けた。一週間で70キロメートル走ったぞ。 うちに帰ってエンジントリーマーと刈り払い機で芝刈をする。雑草も気になっていたのだ。あっという間に午前が過ぎ去った。
 かあちゃんと綺麗に刈りそろえた芝生の上でパンを焼いてスリランカ・カレーを作ることになった。かねてからキャンピング・クッキング用品の試験と調理実験をしたかったのだ。メーカー修理から上がってきたコールマンのガソリンストーブ PEAK 1 Model 400 でパンを焼き、カートリッジ式ガスバーナーでカレーを調理した。新しく購入したボルドーバーナーでお湯を沸かす。
 まず、パンを焼く順序は、..レンガを予熱する。(右側上段左写真) オーブンの代わりをする大型のアルミ製厚手鍋(フランス軍の装備品らしい。ヤフオクで購入)を予熱していてレンガを敷いた上に型に入れたパン生地を入れ蓋をする。(右側上段右写真) ガソリンストーブで加熱する。(右側中段左写真) 焼きむらができてしまうので途中で型から取り出して焼いてる途中のパンを天地ひっくり返した。合計で約40分加熱したら綺麗に焼きあがった。(右側中段右写真)。うまくいったな。ほとんどはかあちゃんがやったんだけどね。私は火を起こしただけ。
 パン焼きを仕掛けたら、カレーを作る。レシピは「ためしてガッテン!煮込まないスリランカ・カレー」らしい。今日は台所で下ごしらえしてアウトドアで火にかける。 青色のガスバーナーでキャンプ用のアルミ製コッヘルを使ってかあちゃんが調理した。(右側中段左写真の奥)
 左側写真のテーブルは先月修理して赤く塗装した簡易テーブルだ。焼きたて熱々のパンは、いい香りでうんまい。(左側上段写真) カレーもうまくできた。トマトもホッピーもうんまい。アウトドアでのうんまい昼食を次男も交えて三人で楽しんだ。
 さて、購入後初めて燃焼試験をするボルドーバーナーは、..。 うわさには聞いていたが、火力調整が難しい、..ほとんど不可能。全開燃焼じゃないとだめだった。風除けがないと消える。燃焼音はすごいが、火力はそんなに強くない。 写真の湯沸しセット(スイス軍の装備品らしい)で1リットルの水が沸騰するのに20分ぐらいかかった。(右側下段写真) 湯を沸かしてインスタント食品に供給するとか、レトルト食品を温めるとかコーヒーを入れるとか、用途は限定される。もともと一人用のガソリンバーナーだから当然のことなのだが、...。
 キャンピング・クッキング用品を使って調理したのは17年ぶりだろうか。楽しかった。

 六月五日 パソコン PC-9801FA。
 今朝も7時10分から長谷周回コースを3周して10キロ走った。朝から暑い。今日はかなり疲れている。もう、うちの階段を2階に登るのがつらい。
 夜は、中学校の同級生のうちでお誕生会をする。同級生が集まって飲んで食ってしゃべってしばし一緒に時を過ごす。
 ちまたでは、「アイパッド」なる端末が話題だ。なんでもできるパソコンから使用目的を特化したパソコンの一つの形態ということができるだろう。お誕生会でも「アイパッド買っちゃおうかな。」「なんにつかうんだよ。?」「本読むんだんべな。」「アイパッドだけじゃ本読めねど。」「本は別に買うんだぞ。」「俺は紙の本がいい。」などと会話が進んでいた。世界中で同じような会話がされているのか。今日は、FM局 J-WAVEのどの番組でも一回は「アイパッド」の話題が出てきた。特集を組んでいる番組さえある。一つの「商品」がこれほど話題に取り上げられることはそう多くない。メデアがアップル社の戦略にまんまとノッカッテいるのか。アップル社が何かの力でメデアを操作してるのか。はたまた、「アイパッド」の実力か。?
 NEC PC-9801FA(左写真) 私が購入した3代目のコンピュータだ。CPUはintel486SX16Mhzで5インチフロピーデスクドライブが標準装備だ。オプションでSCSI接続のHDDが内臓されている。購入価格は30万円以上だった。思えば、intel486 からパソコンの進化が加速度的に早くなって現在まで続いている。CPUが新しい世代になるたびにパソコンを買い換えていた。最新鋭のCPUを搭載したパソコンはいつも30万円以上していたのに、最近はそこそこの高性能のパソコンが10万円以下で買える。しかもOSが付いた価格だ。十分使える普通のパソコンなら5万円で買えるいい時代になった。
 同級生のM君やK君にも是非パソコンやアイパッドを使って欲しいな。この先の人生が彩り豊かになるにちがいない。

 六月四日 樹齢壱千百年の銀杏 2 。
 朝から暑い。今朝も7時から長谷周回コースを3周して10キロ走った。朝ランニング直後の体重が60.0キログラムになった。来週は59キロ台になるだろう。数年ぶりに59キロ台になるな。
 長谷寺の銀杏が気になって昼休みに写真を撮りに行った。今まで樹齢1300年だと思っていたが、壱千百年だったのだ。幹の周りは4から5メートルはあるだろう。幹や枝から乳房のような形のものが垂れ下がっている。(右写真) 
 この樹には、伝説がある。 昔むかし大飢饉のときに食べ物がなくて乳が出なくなってしまった母親が、この樹に赤ちゃんに乳をあげてとたのんだら、その乳房のようなものの先から乳を滴らせて赤子にあげたというのだ。それは、いったい何年ごろの飢饉だったのだろうか。

 六月三日 樹齢壱千百年の銀杏。
 今日も朝から快晴だ。午前8時から長谷周回コースを3周して10.23キロ走った。
 私の左上第二大臼歯の一部が破折してしまった。義兄に光重合レジンで修復してもらう。たまには歯科治療を受けるのも悪くない。どんなことに気配りをして治療すべきか再確認できる。
 ここんところ毎朝10キロ走っている。さすがに腹が減る。毎日20グラムぐらい体重が減っているようだ。昼飯を食うと眠くなる。一寸まどろんだら1.5時間ほど寝てしまった。洗車をしてワックスをかける。ホイールの奥までピカピカだ。綺麗になった車で樹齢壱千百年の長谷寺の大銀杏を見に行く。緑の葉がいっぱい茂っている。たいしたことしていないのに休日の一日が過ぎ去る。

 六月二日 交通事故。
 朝から快晴だ。午前7時から長谷周回コースを3周して10.23キロ走った。
 うちの診療所前の交差点では事故が多く発生する。新しい道路ができて、この道路が交差点になったばかりの時は月に一度の割合で交通事故が発生していた。今も年に数回発生する危険な交差点だ。
 午前10時半ごろ救急車がやってきて交差点でとまったので交通事故に気づいた。自転車で歩道を渡っていたご婦人と交差点を曲がろうとした車が接触したらしい。やがて、警察官もやってきて事故検分をしている。診療所の駐車場に停車する警察車両。(左側写真)

 総義歯の製作過程は、おおまかに顎堤粘膜調整、咬合圧機能印象、咬合器装着、蝋義歯試適、義歯完成、微調整とすすめていきます。 右の写真群は、Mさんの総義歯製作過程の一部、咬合器装着です。
 これまで使用していた総義歯の粘膜に当たる部分にテッシュコンデショナー(粘膜調整材料)を施して咬合圧機能印象をします。(上段左写真) 上下顎の模型を作るために総義歯粘膜面に石膏をながします。さらに義歯のまま咬合器に装着する。 咬合器は、顎の動きをシュミレーションする装置です。まず、義歯が付いたままの上顎模型を咬合器に装着します。(上段右写真) つぎに上下の総義歯を口の中で噛みあった状態を再現して溶かした蝋で仮に固定します。(中段左写真) 上下義歯固定したまま下顎の模型を咬合器に装着します。(中段右写真) 最後に上下義歯を模型から剥がして咬合器装着が完了です。(下段写真)
 義歯が触れる顎の形は、軟組織であり圧力によって形が変わります。咬合圧機能印象は、義歯に噛む力がかかっている状態の顎の形の模型を作ることができます。上下の総義歯を口の中で噛みあった状態を再現して咬合器に装着するので、顎の模型の三次元的位置関係が咬合器上に再現されるのです。 この顎模型から作った総義歯は、わずかに微調整するだけで患者さんの顎の粘膜にフィットして心地よくとても具合がよいのです。

 六月一日 南蛮カステーユ もどき?。
 朝から晴れている。午前7時から長谷周回コースを3周して10.24キロ走った。
 昨日、つくば市の「コート・ダジュール ドゥレット」で「南蛮カスティーユ」を買ってきた。かあちゃんが、これなら自分でも作れるかもしれないと思ったらしい。購入動機がかあちゃんらしい。なんちゅうか、カステラに半熟の食感をのこしたものといったらよいのか。? コート・ダジュールでは「はんじゅく」にこだわっているらしい。でも、歯にまとわりつくねっとりした食感は好きになれないな。甘過ぎて食材の味が消えてる。卵の黄身が多すぎて黄身くさい後味が残る。「南蛮カスティーユ」面白いが、それだけ。
 かあちゃんが、「南蛮カスティーユもどき」を焼いた。カステラのようなスポンジケーキでシットリした感じ。カステラともスポンジとも違うのでいい感じ。かあちゃんの「もどき」のほうがオリジナルよりうまいかも。



二〇一〇年 六月  デンタ日記 


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