二〇〇九年 十二月  デンタ日記
 
 十二月三十一日 年越し蕎麦。
 今朝は八坂公園周回コースを11キロ走った。あっという間に今年最後の日になってしまった。ちょっと走り疲れたか、シャワーのあとうかつにもまどろんでしまった。
 かあちゃんのノートパソコンのデータバックアップをする。転ばぬ先のデータバックアップ。もう少しするとデータ量がバックアップ用HDD容量のキャパシテーを超えるな。今度秋葉原に出かけた時に新しいHDDを補充しなければならない。
 かあちゃんのノートパソコンは、私のものより高性能で大容量だ。そのパフォーマンスを十分使いこなして欲しいものだが、..。そして、マメにデータを整理して、まめにバックアップしてもらいたい。 が、その詳細やテクニックを教えるよりも適当に使ってもらってデータは未整理のまま丸ごとバックアップしてしまったほうが、ちょっとコストはかかるが、私の手間は少ない。かあちゃんのパソコンは無駄に高性能だからそれが許される。年末はハードデスクのバックアップと大掃除もしなくちゃだめよね。
 かあちゃんの実家で義父がぶった蕎麦で年越しだ。6時頃みんな集まってきた。大勢で食事をするのは、それだけでご馳走になる。今年も沢山の食事の時間をありがとう。

 十二月三十日  帰宅。
 今朝は、八坂公園周回コースを11キロ走った。
 午後10時頃、長男が帰ってきた。しばらく見ないうちにちょっと痩せて精悍な顔立ちになっている。しばらくぶりに家族四人そろった。就寝前の少しの間、四人で解剖学の話で盛り上がった。こんなことでもうれしいもんなんだ。人生にまどろむ。

 十二月二十九日 年賀状。
 年賀状を書いた。かあちゃんが、デザインをきめてパソコンソフトで絵柄を描いてプリンターで印刷する。そしてめいめいにそれぞれの住所録をチェックして宛名を印刷する。私は、今年のはじめにいただいた年賀状を見ながらご無沙汰している人たちに一行書きそえた。
 午後3時ごろ走って郵便局に行く。駐車場に局の職員さんが待機している。車で年賀状を出しに来た人が車から降りずに投函できるようにしているらしい。ドライブスルーだな。なかなかやるね、郵便局。そのまま八坂公園周回コースに向かい5周して11キロ走った。
 真冬の市営プールはさびしい。(左写真) 走り終わる頃にはすっかり陽が沈んだ。八坂公園人工池の周辺も日が沈むころはさびしい。(右写真)

 十二月二十八日 カワセミ。
 今日も、院長室の整理と、ハードデスクの整理をしている。
 昼ごろに八坂公園周回コースを走った。人口池のところでカワセミを見た。シルエットと体表の柄がカラフルでフォトジェニックな鳥だ。初めてライブで見たので思わず足が止まった。私のデジカメではズームアップしてもその美しさを撮りきれない。(左写真) 多くの人が、カワセミのとりこになってもしかたない美しさだね。
 今年の5月に新しいデジカメを購入した。撮影枚数も増えたが、高性能デジカメの画像ファイルは、デカイ。ハードデスク内を整理し確実にバックアップをとっておかないとうまく撮影できた写真、お気に入りの写真、貴重な写真も一瞬でなくなる。とんだことになるんだ。ハードデスクの階層構造をしっかり構築してどのデレクトリにどんなファイルを、”どこに何を保存してあるか” 整理しておかないと不便だし。バックアップは、傍で見張ってなくても自動的に処理してくれるけどメインパソコンのデータバックアップだけでも6時間ぐらいかかった。

 十二月二十七日 35日=350キロ 宣言!。
 この時期は、菓子を食う機会が多い。ランニングの練習量も減って体重が増加してしまう。24日の検診では体重が62キロ超えている。あと2キロ脂肪を減らしたいな。今日から35日以内で350キロ走る事を宣言する。そして2キロ減量し体重を60.2キロ以下にすることを宣言する。スポーツカーに乗るためにアスリート仕様の体が必要だ。

 十二月二十六日 大掃除と忘年会。
 今日は、年末恒例の診療室の大掃除をスタッフみんなでしている。いつもカオスな院長室もお正月には区切りをつけて整理しなければならないな。(左写真)診療室の大掃除は午前9時から午後2時ごろまでかかった。みんなごくろうさん。
 夜は、恒例の忘年会。毎年、ステーキハウス「うさみ亭」のマスターの腕をみんなで堪能する。今年もいい年でありました。一年間無事に仕事ができたことに感謝します。スタッフみんなの気遣いや努力に感謝!みなさん一年間ご苦労様でした。
 実は、うさみ亭の魚料理もうまい。鱸のキノコクリームソース。(左写真)牛肉を食べられない人もマスターの腕を堪能することができる。

 十二月二十五日 無事に。
 今年ももう少し、無事故で無事に終わろうとしている。

 十二月二十四日 クリスマスの健康診断。
 図らずも今年もクリスマスの時期に一日人間ドックを受けることになった。健康診断を受けるために朝食をとれない。8時ごろには、つくば市の検診センターに着いた。
 検診衣に着替えて記念写真を撮る。(左写真) 被験者はバーコードの着いた票をもって指示された検査場室に移動する。昨年よりスムースに進む。システムがバージョンアップしたのだろうか、検査機器がネットワークされているようでモニターには過去の検査値もいっしょに表示されている。この検診センターにすでに私の検査データ3年分が蓄積されている。3年分の検査値の変動がその場で確認できる。今年も、検査結果が蓄積される。データの蓄積が重要なのだ。怪しい検査値がいくつかあるが、特に治療は必要なく経過観察となった。毎年、一回は検診を受けたいものだな。
 今夜はクリスマスイブだ。クリスチャンではないのだが、蝋燭の火をともしてちょっとしたパーテー。(右写真)三種類のピザとワイン、デコレーションケーキを楽しむ。長男は、まだ帰ってきていない。

 十二月二十三日 蕎麦の双葉。
 蕎麦の実を水耕培地の上に蒔いておくと芽が伸びる。まだ先に黒い蕎麦実の殻がついている。(左写真)もう少し成長すると双葉が開いてかいわれ大根のような形態になる。ピンク色から赤くなる茎の色のグラデーションと緑の葉のコントラストが美しい。トッピングとして優れている。

 天皇は、象徴で国民ではないのか。皇族も国民ではないのか。基本的人権をもっていないのかな。

 十二月二十二日 クリスマス。
 昼に老健きねぶちさんに訪問して歯科診療を行う。ホールの正面に暖炉があり周辺にクリスマスの飾りがある。
 BSシネマで、かあちゃんといっしょにクリスマス映画「ノエル」を観た。クリスマスイブに複数の「人の身の上が重なる」良くありそうなストーリーだ。非現実的な「奇跡」が起こる話でもこの時期に観るとそれなりに感じちゃうのだ。私もしてやられてちょっと涙がにじんだりもした。
 本当のクリスマス文化圏でこの時期には、クリスチャンの多くの人々が奇跡が起こって欲しいと心から願うのかな。それともクリスマス商業圏にいるその日だけ似非クリスチャンの我々とたいして変わらないのかな。

 十二月二十一日 破折。
 左上第二大臼歯が折れてしまった。(左写真の黄丸部分) 
 歯の中心部分は中空構造であり、血管や神経その他で構成される歯髄(しずい)という組織で満たされている。むし歯が深部まで進行すると歯髄が炎症を起こす。炎症を起こした歯髄は、多くの場合血流が途絶えて壊死してしまう。壊死に陥るような状況の歯髄は除去して治療しなければならない。俗に「歯の神経を抜いて治療する。」という。うまくいけば、「歯の神経を抜いて治療した。」歯を継続使用できるわけだ。機能を保存することができる。しかし、治療後数年経過すると構造的に脆弱になった歯が歯折することが多い。この症例も同様なケースだ。
 健全な状態で永久歯を保持することがすごく価値あることなのだ。健全は歯が、健全な眼、健全な耳、健全な鼻、と同じように価値あるものなのだ。しっかり認識して欲しいものだよな。歯という資産を粗末に扱っていないかい。
 ちなみに、写真の左上第二大臼歯は、抜歯になった。

 十二月二十日 第4回かさま陶芸の里マラソン大会。
 かあちゃんと私はかさま陶芸の里マラソン大会10キロコースにエントリーしている。午前6時前に起床、寒い。朝食をとり6時45分頃いえを出る。空が青い。常磐高速道路を経由して笠間芸術の森公園の駐車場に7時50分ごろに着いた。公園内は石のオブジェも散在していて楽しめる。(左側上段写真)
 8時から公園内を少し散歩しながら受付を済ませる。中学生や小学生とその父兄も続々集まってくる。スタートまで時間があるので車内で休憩した。9時半からウォーミングアップを開始する。私は昨日からちょっと頭が痛い。ちょっとだけ。熱発はないから走る。短い距離のレースはヲーミングアップが重要だ。笠間芸術の森公園の中をゆっくりと約3キロ走った。(左側写真中段) 
 かあちゃんは、50歳以下で10時35分スタート、私は50歳以上で10時40分のスタートだ。かさま陶芸の里マラソン大会のコースは芸術の森公園周辺の山間を走るので登り下りの坂が多数ある。中でも5キロ地点前後は、長い上り坂がありさらに坂が重なっているのでまるで登り窯のようなコースといわれている。このコースの難所は肺をいっぱいに広げて呼吸し腕をしっかり振ってふんばって登らなければならない。(左側下段写真) 下りは、ストライドを広げてリズミカルに早く安全にくだらなければならない。うまくいけば良いタイムが出る。残り2キロの地点でちょっとスパート、ゴールまで持つかぎりぎりのペースでスパートを賭けた。(持たない時は、足がつってしまいます。) もった、私のタイムは、49分56秒でした。5年ぶりに49分台でゴールできました。
 レース終了後、かあちゃんと「ギャラリー門」による。かあちゃんは、料理を盛ることを想定して作品を選ぶ。気になるものが幾つか目に留まったようだが、購入するところまではいかないようだ。 私は、猫の置物(左写真)が良い感じでそそられたのだが、やっぱり購入するところまではいかなかった。
 ちょっとかわったカフェ「SOVASOVA」に行く。(笠間市笠間2116) 大谷石の倉庫を改装した店で蕎麦粉でクレープを焼いている。クレープで具を包んで焼き上げてある料理を出す。(右写真) ギャラリー、小さな雑貨(キャンドルか?)店、菓子(クッキーか?)店が併設されていて楽しめる場所だった。
 ブラリ入った手芸屋さんの女主人に紹介された「胡桃入りいなり寿司」と「にごり酒」を土産に買って帰った。

 十二月十九日 チョコレート。
 先日、美味しいチョコレートをいただいた。私はチョコレート大好き。かあちゃんも好きだ。誰でも、チョコレートは好きだろう。
 長男から久しぶりに電話がかかってきた。かあちゃんは、嬉しそう。私も、内心、嬉しいがね、でも、金がなくなったから電話が、きただけのことさ。 それでも、嬉しい。
 こんな、ちっぽけな事で嬉しいものなんだ。母親と子の関係を傍らで俯瞰できるようになった今、私は、つくづく思う。学生の時に、あのときに、もっとかあちゃん(実母)に電話すればよかったと後悔している。世の中の男子学生諸君!もっと「母」に電話しなさい。一回の電話は、千個のおいしいチョコレート。

 十二月十八日 岩井保育園で歯科検診。
 午前、岩井保育園の園児の歯科検診をした。検診途中で高圧蒸気滅菌器が不調になって検診器具の滅菌が間に合わなくなってしまい検診が途切れた。すかさず、先生が園児たちに絵本「からすのパン屋さん」を読みきかせをはじめた。保育所等の施設用だろうかかなり大きな絵本だ。(左側写真) 園の先生方に協力していただいて検診は無事に終了した。

 十二月十七日 cafe gallery furacoco 。
 午後にかあちゃんとカフェギャラリーフラココに出かける。昭和30年代に建てられた普通の民家を利用したカフェだ。オーガニックっぽい食事を提供している。肉料理はない。玄米プレートとか、大豆バーガーセット等、「焼きたまねぎとアボガドのバーガー」は良い組み合わせかも、うんまい。コーヒーとデザートも良好だ。食後にのんびりと店内の作品を見て回る。ギャラリーには、アクセサリーや日用雑貨の作家の作品が展示されている。 店内の神棚?にスプーンの神様?が祭ってあった。?(左中央写真)
 私は、使い古された金属製の箱もすきなのだが、それにもまして木製の箱が好きだ。それが、人の手で使い古されていると「そそられてしまう。」なぜなのだろう。我が家では、私の叔父が50年以上前にありあわせの板で作った木の箱がいまだに「洗濯ハンガー入れ」として使われていたりする。 贈答品の乾麺やハムなどが入っていた木の箱なんかも好きなんだよね。ちょうっと加工して何かに利用したくなっちゃう。乾麺が入っていた箱の上にコンピュータを組み立てたりしている。
 フラココの店内にもそそられてしまう「木箱」がいっぱいあった。ギャラリーで作品を見ると、脳内の創作中枢が刺激されて何かつくりたくなってしまう。創作衝動に駆られる。金属や木を加工したくなるのだ。これが自身でもちょっと不思議なところだ。うちに帰り着く頃には、その衝動は沈静化してるんだけどね。

 十二月十六日 ピースサイン。
 昼に老健きねぶちさんに訪問して歯科診療を行う。新しい患者さんのKさん、初対面で少々緊張しているのか、しゃきっとした態度と口調で私の質問に答えてくださった。でも、カメラを向けたら、ピースサインをだしてポーズをとった。私も、思わずピースサインを出してしまう。
 家族には、甘えてばかりいる人でも他人に対しては、気を張って対峙する。当たり前のことなんだ。私もそうだ。仕事をする時とかあちゃんと遊ぶ時は、別の人格だ。当たり前のことなんだ。

 十二月十五日 一歳半検診
 午後1時半から、坂東市岩井保健センターで一歳半児健康診断があった。歯科は私が担当した。約30名を検診した。おかあさん、虫歯予防頑張ってね。

 十二月十四日 シフォンケーキ シフォンケーキ。
 きょうもかあちゃんがいろいろな種類のシフォンケーキを焼いている。 かあたんが講師を務める菓子教室のための試作品か見本品か、いろいろなテイストのシフォンケーキが焼きあがった。
 シフォンケーキの勘所は、何処か私にはわからない。しかし、シフォンケーキのうまさは、全体に均等なシットリ感、均等なきめこまかさでフワフワな食感だろう。

 十二月十三日 シュークリーム。
 朝から、かあちゃんが、紅茶のシフォンケーキを何個も焼いている。どうやらなかなかうまく行かない紅茶のシフォンケーキのレシピを検証しているらしい。大量に卵黄が余るらしい。余った卵黄でカスタードクリームを作ったようだ。カスタードクリームを見た次男が、シュークリームを食いたくなった。かあちゃんと二人でシューを焼いた。そしてシュークリームが出来上がった。シュークリームは紅茶のシフォンケーキの副産物である。

 十二月十二日 紙コップ。
 診療室では、一回使用の紙コップを使っている。紙コップの柄もクリスマスバージョンだ。

 十二月十一日 ベルト。
 朝には、まだ路面が濡れていた。
 昨日、ウェイトトレーニング用のベルトを購入した。診療中もベルトを締めている。腰に良い。サポート感が心地よい。

 十二月十日 木曜日。
 朝から雨が振っている。ランニングを休む。

 十二月九日 一般診療会議と医療安全管理会議。
 今朝は、練習休み。 
 毎月一回一般診療会議と医療安全管理会議を行っている。今日午後二時半から診療の一部を休診にしては実施した。全員出席だ。スタッフ全員が診療内容にも安全管理にも共通認識をもっていることが重要なのだ。
 かあちゃんが、昨夜午前1時までデコレーションケーキ作りをしていたらしい。菓子教室の為の試作品らしい。(右写真) かあちゃんは坂東市神央実分館(公民館のような施設)で菓子教室の講師をしている。講演の前日にはいつも試作品を作って備えている

 十二月八日 中学生からの哲学「超」入門。
 今朝は、長谷周回コースを約6キロ走った。
 表題の本(左写真)は毎日新聞のブックレビューに紹介記事があった。「中学生からの...」と「超」入門というタイトルにそそられて買ってしまった。四つのテーマ「自分は何者」「この世は何物」「社会ってなに」「幸福ってなに」について書いてあるのだが、..。
 私が13歳のころは、「なぜ生きるか?」という自問に「死ぬことができないからだ。」と消極的に答えていたのだが、..それから42年経過した今は、「なぜ生きるか?」という同じ自問に「楽しいからだ。」と積極的に答える。この変わりようを考えるのが哲学なのではないかと思っている。私の哲学のテーマは、いつも「私自身」なのだ。私の場合、自分自身を考えるのが哲学であり自分自身を知るのが人生の究極の目的なのである。
 私は、なにか、その、自分の変化を分析して体系的に理解し整理したいという潜在的欲求があるんだろう。表題のような本についつい手をだしてしまうのだ。表題の著者竹田氏もこの本の第一章を自分の生い立ちから書き始めている。

 十二月七日 アラジンブルーフレーム。
 今朝は、7時30分から長谷周回コースを約6キロ走った。寒い、おまけに風がある体感温度は低い。約7キロ走ったが、ほとんど汗をかかなかった。
 我が家では、アラジン社製ブルーフレームが稼動している。昨年、我が家には電気の供給が停止しても動く暖房器具が一つもないことに気づいてこのブルーフレームを購入したわけだ。灯油とマッチがあれば暖房と湯沸しが同時にできる。

 十二月六日 デフレとツースペースト。
 今朝は、9時から長谷周回コースを約11キロ走った。午後は、洗車をする。Z4のフロントバンパーの左側下面を何処かでこすった痕跡がある。いつやってしまったのだろう。
 デフレーションという経済用語は、本来物価の持続的な下落を意味するものであるが、その要因は複合的で複雑である。商品の供給が過剰になって販売価格が低下する傾向が出てくることもその一つなのだろう。
 左写真はライオン社製の歯磨き剤「ブリリアントモア」(もっとかがやきを!てな意味か?)の試供品だ。ちなみキャッチコピーは「白く輝く歯、ステイン除去、美白歯磨剤」だが、成分表をみてもそれらしい効能のある成分は表示されていない。近所のスーパーの売り場には多種多様の歯磨き剤(ツースペースト)が陳列されている。キャッチコピーがいろいろ効能をうたっている。そして価格も大幅な差がある。どれを選ぶか消費者は大いに迷うだろう。迷ったら低価格のものから試してみればよい。デフレなんだから。
 消耗品を購入する時にどれにするか迷う要因は、それが価格に見合うだけの性能品質を持っているか否かである。迷ったらとりあえず低価格低品質なものを選択すれば間違いない。その後、その品を使い切る前に十分に研究を重ねてその消耗品に対する知識を深めて次の購入機会に備えるべきだろう。その頃には、お目当ての品の価格が低下しているかもしれないからだ。

 十二月五日 「科学」。
  私が小学生の時に、毎月「ん年生の科学」が届くのが楽しみだった。私の子どもたちも「ん年生の科学」を愛読していた。その頃の「科学」がトイレの本棚にあり今でも時々読み返している。私も時々読む。その「ん年生の科学」が休刊になるようだ。「ん年生の科学」から離れた人たちは「ネット」等の代替メデアに流れたのか、それとも本当に「科学」から離れたのだろうか。 まさか、「宗教」にいっちんたんじゃあんまいな。

 今朝はランニング練習を休む。

 十二月四日 CAMUS extraordinaire。
 今朝は、7時半から長谷周回コースを5.25キロ走った。
 カミユエクストラオルデナリエを開けた。ちょビットだけ小さなグラスに注ぎ入れると琥珀色の香りが立ち上る。グラスから舌の上に少しだけ載せると唾液が八方向からやって来て瞬く間にそれを希釈するのだ。次に萌えるような陶酔が舌の上に広がる。陶酔を意図的に左右の頬粘膜に広げて最後に舌下に押し込むと口の中は芳醇な唾液で満たされる。ゆっくりと飲み込む。それを三回繰り返したら小さなグラスのカミユエクストラオルデナリエはなくなった。

 十二月三日 木曜日。
 今朝は、練習休み。
 かあちゃんが、クッキーを焼いた。チョコレートをサンドしたもの。イチゴジャムをサンドしたもの。うんまい。コーヒーが飲みたくなるな。

 十二月二日 バナナとチョコレートのカスタードパイ。
 今朝は、練習を休む。
 かあちゃんが、バナナとチョコレートのカスタードパイを焼いた。

 十二月一日 DOS/V。
 今朝は、7時半から長谷周回コースを約5キロ走った。10月分の診療報酬請求明細書を作成している。
 パソコン雑誌を買った。何年ぶりだろうか。いつの時代にも最良の部品を買い集めて最速のパーソナルコンピュータを組み上げようとすると30万円以上する。かつてのi486の時代でもペンテアムの時代でもそうだった。
 最近まで息子たちのパソコンよりも低性能な私のパソコンに不満はなかったのでが、...。一眼レフデジカメや新しくしたコンパクトデジカメの画像ファイルが大きくなって取り扱いが重くなった。コンパクトデジカメで撮影した動画も面白い。動画の編集となると高性能なパソコンが欲しくなる。
 10万円ぐらいで最もコストパフォーマンスの高い部品を買い集めて中性能のパソコンをつくりたい。正月休みの楽しみにしよう。



二〇〇九年 十二月  デンタ日記


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