二〇〇八年 一月  デンタ日記
 
一月三十一日 つくば総合健診センター。
 「日帰りドック」を初めて受診する。午前8時15分につくば総合健診センターに入る。検査項目が多いがスタッフの誘導と検査機器の自動化でスムースに検査が進む11時には全部の検査が終わってしまった。昼食が付いているので(右写真)のんびりと食べた。おいしい。外に出て、本屋をのぞいてパソコンショップをチェックしてスタバでカフェモカを飲んで健診センターに戻った。
 14時か担当医に検査結果の説明を受ける。肺のちょっとした不透過像と肝臓の血管腫様エコー像が精密検査の対象になった。
 50過ぎたら「日帰りドック」が良いね。毎年受診して検査結果を蓄積していくのが良いだろう。
 バリウムでおなかへん。

一月三十日 闇鍋(やみなべ)
 メタミドホスMETHAMIDOPHOS C2H8NO2PS 分子量:141.1 有機リン酸系殺虫剤(農薬)日本では流通していない。中国では広く流通していたらしいが、中国政府は「毒性が強い」として2008年1月9日付けで生産流通使用を禁止する通達を出した。2007年10月頃、中国河北省の天洋食品で製造された冷凍餃子にメタミドホスが混入していた。不運にも食べて中毒を起こしてしまっている人たちは気の毒だ。
 でも、中国産の食品に農薬が混じっていたと聞いてもちっとも驚かないのはなぜだろう。日本の食料自給率は40%だ。毎日口にする食品の6割は、出所不明なのだろう。誰かが,どこかで監視してるんだろうが、..全量検査をしてるわけではない。メタミドホス餃子が証明している。日本の食卓は「毎日が闇鍋」なんだろう。だから、闇鍋で犠牲者がでても驚かないのではないかい。
 中国河北省の天洋食品は、悪意を盛ってメタミドホスを混入したのだろうか。私はそう思わない。中国人を批判する前に、日本の食卓を反省しようよ。どうしても日本の食卓を中国に依存する必要があるなら、中国に食品安全管理技術を輸出すべきだ。コストが掛かるというなら食糧生産を国内にシフトすべきだ。昔みたいに自分の食いブチは自分で隣の畑で生産すれば良いものを、遠くの誰かに頼るから変な事になるんじゃないの?。 食料自給は、が、..算数みたいな簡単な問題ではないのかい。明るい未来は、中国とともに築くべきだ。 明度 in Chaina.


一月二十九日 総義歯。
 Mさんの新しい義歯が入った。(左写真) Mさん、前の義歯は四年間使っていたが、磨耗が激しく修理不能になったので新しく製作することになったのだが、...。製作に取り掛かってから完成まで約10回の通院が必要だった。高齢の方は、通院するのも大変だ。Mさんはもちろんだが、私も完成を楽しみにしていたのだ。Mさんが、「こりゃ前の入歯より良いや。」と言いながらテストフードを食べる。私がほっとする瞬間である。
 毎週火曜日は、老健きねぶちさんに訪問歯科診療だ。昼休みの一部費やして訪問する。Gさんの下顎の義歯の下に食片が入り込んでなかなかとれないんだな。舌の下にも大量に入り込んでいる。うがいしたぐらいでは出てこない。これが、粘膜に赤くなってるところや潰瘍をつくる元凶かもしれないな。総義歯は難しい、あっさり簡単に成功する症例ばかりではない。
 午後8時から坂東市歯科医師会の例会があった。

一月二十八日 私の有給休暇?。
 今日はイレギュラーに休診日です。スタッフがみな有給をとっています。と言うか、長男の受験付き添いでかあちゃんが留守になり、スタッフが一人有給をとって到底人手が足りず効率的な診療ができそうにないので、他のスタッフも有給をとってくれました。そして私も有給休暇(?)となりました。机の上に山ほど溜まってる(本当に伝票や書類がカナリ山になっている。)デスクワークを、やっつけてるところです。最近左手親指の腹の皮膚が荒れている。かさかさ角化して皮膚が剥離する。(左写真)ドレッシングテープで保護して治癒を待っているのだが、..。いやな仕事をしている時はあちこち気になって気が散るな。
 肩が凝ってきたので八坂公園の周回コースを9.87キロ走った。昨日より楽に走ることができた。

一月二十七日 日曜日。
 少し風があるが、穏やかな日曜日だ。午後3時過ぎ八坂公園(左写真)を11.21キロ走った。ここのところあまり練習していないので体が重い。気管支がなかなか拡張しない。下腹に力だ入らない。足関節がぐにゃぐにゃしてるかんじだ。こんなんでフルマラソン走りきれるだろうか。もうすぐ東京マラソンだ。
 東京での2校目の入学試験が終わり1時ごろ帰宅していた長男が、3校目の入試会場がある水戸に出かけていった。

一月二十六日 朝日が昇る。
 朝日が昇るころ、かあちゃんはすでにキッチンに立って子どもたちの弁当を作っている。キッチンの窓(左写真)は東を向いているので登ってくる朝日がすごく眩しい。朝食の時は、家族全員がそろう。かあちゃん以外はみんな眠そうだが、かあちゃんのおかげでみんな起動する。朝日を浴びて朝食を食って、さあ覚醒して一日を頑張ろう。
 長男は、今年最初の大学入試に出かけていった。明日も試験。明後日も、その次も試験だ。頑張れ。

一月二十五日 歯根破折。
 Hさんのブリッジの支台(固定式義歯の橋脚の役目をする歯)が折れてしまった。歯根が破折してしまったのでブリッジを切断して抜歯しました。

一月二十四日 チョコレート・チョコレート・チョコレート。
 かあちゃんが、「チョコレート菓子宣言」。冬はチョコレートの季節だ。
 今日は、三種のチョコレート菓子(左写真)を作っています。今年は、ヘビーにチョコレートに凝るんだと言ってます。チョコレート菓子の良し悪しは、言うまでもなく素材のチョコレートの良し悪しですね。今は、菓子メーカーなどが仕入れる業務用の高級チョコレートが、通販で手軽に手に入るようになったらしく、かあちゃんがとても喜んでいる。かあちゃんはクオカ(菓子素材の通販会社)から買っているようだ。家の冷蔵庫にチョコレートが数キロストックされていることもある。冬場は、気温の低い廊下にチョコレートが積まれていることがある。ヴェローナのチョコレートの1Kgブロックを包丁で切り欠いて摘み食いする。おいしい。カカオ高純度のチョコレートは苦いのではなくコクがあるのか。おかげでチョコレートの味がわかるようになった。上を見たら限がないが、何事も上を知るべきだ。下を見てたら後がない。
 今朝は、八坂公園周回コースを4.65キロ走った。

一月二十三日 雪。
 天気予報どうりに雪が降る。朝から午前中いっぱい降っていたが、道路に積もるほどではなかったね。

一月二十二日 老健きねぶち。
 毎週火曜日は、老健きねぶちさんに訪問歯科診療だ。Gさんの下顎の義歯が落ち着かない。粘膜に赤くなってるところや潰瘍がある。先週よりも、潰瘍や赤い圧迫痕跡は軽減したようだが、..次の手が見つからない。

一月二十一日 ヒヤリハット。
 事故要因はそこかしこに隠れている。業務上のこともはもちろんであるが、私的な日常の中にも多数潜んでいる。誰にも、事故には至らなかったが、ひやっとしたり、はっとしたことがあるはずだ。そんな事例を集めて検証し事故要因を見抜くスキルを養い事故防止に努めなければならない。毎月行っている医療安全管理会議の目的のひとつだ。
 今日、この診療椅子の背もたれと手すりの間に患者さんの手が挟まれた。幸い事故とまでは至らないようなことで終わったが、ちょっとひやりとしてはっとした。今日、東京マラソンのエントリー受付手続き用紙が届いた。いよいよフルマラソン挑戦だ。

アメリカ保健社会福祉省のパンデミックフルーの日本語翻訳ページにジャンプ一月二十日 センター試験二日目。
 雪もなく雨もなく凍結もなく風もない。おだやかな一日。久しぶりに10キロ走った。走った直後の体重が61.2キロだ。ちょっと減ったかな。東京マラソンまでにあと1キロの「脂肪」を落としたいが、難しいかな。
 センター試験が終わった。これから2月いっぱいは試験の連続だな。みんな頑張れ。
 パンデミック・フルーの情報収集にはアメリカ保健社会福祉省(U.S. Department of Health & Human Services.)のウェッブページが良いかもしれない。もちろん英語だが、グーグルの自動翻訳機能を使うとそこそこ読める。
 まず、googleで「pandemic flu」を検索する。「PandemicFlu.gov」が出てきたらその横に表示される「このページを翻訳する」をクリックすると自動翻訳が始まる。左の画像をクリックすると直接翻訳されたページにジャンプします。試してみてね。


一月十九日 センター試験一日目。
 センター試験は、達成度試験だろう。これまでの努力の成果を試される。自分に塗り重ねてきた努力以上の物は出てこない。だからこの日に出し切ってほしい。
 思い返すと人生は毎日が試験だ。数々のおびただしい設問に自分がどう答えたか、...。当落(答え)がその場で出る場合もあるし、自分では失敗だったと思っていたことが、何十年も後にかけがえのない財産になっていることもある。ひとつの試験では、その人をはかれない。
 どうする?今日はマラソンの練習する?サボる?。また自分が試される。今日はサボっちゃった。
 写真は13日の谷川真理ハーフマラソンの時のもの。私は追い風、かあちゃんは向かい風のなかを走っている。人生は毎日が試験だ。最終結果発表は、死ぬときだろう。

一月十八日 がんばれ。
 明日はいよいよセンター試験だ。雪も雨も降ってない。でも気温は下がってるぞ。防寒に完全装備。忘れ物しないようにチェックリスト。眠くなるまでマンガの本でも読んで早く寝ろ。さあ!みんな頑張れ。
 BGMにインターネットラジオをつかいはじめた。旧式のノートパソコンをインターネットに常時接続し、秋葉原で買ったPCスピーカーからアンプを取り出してパソコン音声を増幅してBGM用の天井スピーカーに流している。(右側写真)なかなか良い。ホノルルにあるラジオ局AlohaJoeを聞いている。(左側写真)24時間ハワイっぽい。

一月十七日 治療の練習。
 歯科診療室にはじめってやってきたS君(3歳)の治療の練習をしているところです。歯科診療室に初めて来た。多くの場合、小さな子どもは内科など他の診療室での経験があるとそれが影響してなかなか診療台に座ってくれなかったりする。肺炎で入院した経験があるというS君は、平気だった。お母さんの話では、入院後には頑張って注射をすることも我慢できるようになったという。S君は小さいながらもそれが病気を治すことに必要なことであると理解したのかもしれない。子どもの力は、侮れない。
 さて、S君にはまずは歯科診療室の雰囲気に慣れてもらわなければならないので、治療の練習をした。
 今日は、防災とボランテアの日か。地震にも備えなければいけないな。地震とパンデミック・フルーが同時に来たらどうしよう。考えただけでも恐ろしい。

一月十六日 携帯の液晶モニタ
 昨年の将門ハーフマラソン走行中に雨に打たれた。携帯も濡れて液晶に水が入ってモニタの1/8ぐらいの範囲が真っ黒になってしまった。液晶の一部が見えないのは不便だった。電話帳の一部が読めない。だから発信は着信履歴から宛先を選んだ。水がすこしづつ蒸発したのか、見える範囲が少しづつ回復してきていたのだが、..先日やっと全画面が見られるようになった。こんな些細なことでも嬉しい。

一月 十五日 老健きねぶち
 火曜日は、老健きねぶちさんに訪問歯科診療だ。Gさんの下顎の義歯が落ち着かない。粘膜に赤くなってるところや潰瘍がある。口腔内に食査が残っている。下顎義歯の下にも多量に入り込んでいる。これが発赤と潰瘍の原因か。?わからん。むずかしいな。
 今朝は、八坂公園周回コースを6.01キロ走った。

一月十四日 喜
 赤羽駅前に御菓子司「喜屋」がある。栗餡の焼き菓子、唐焼「虞美人」がおいしい。毎年、谷川真理ハーフマラソンのあと買って帰る。今年は虎焼きも買って来たのです。(写真)黒砂糖の餡と皮の組み合わせが上品。これもすごいな、三ツ星だ。
 美味いものは、結局味わう自分自身の味覚にどれだけ合っているかだろう。他人の味覚は当てにならない。特に喫煙者の味覚は、味盲といって過言ではない。おいしいものは、自分の足と味覚、嗅覚、視覚と金銭感覚で探したい。ミシュランが選んだ店には、禁煙でない店もあるんだってよ。当てにならないねミシュランも。
 若く経験が少ないのは何かと不安だ、失敗するのは恐ろしい。だからといってマニュアルやガイドブックばかり当てにしてうまくいくか?。失敗したことも恥をかいたことも三、四十年経てば楽しい人生の礎だったと分かるさ。人生は基本的に孤独だ。若者よ独りで生きる覚悟を決めて、空気読むな。空気読まずに生きていると必ず真の友人がやってくる。だから長生きしなくちゃね。だからタバコすっちゃだめ!。むし歯予防、歯周病予防を頑張って、50を過ぎたら人生は楽しいぞ。
 若者たちよ。成人おめでとう。

一月十三日 谷川真理ハーフマラソン
 毎年最初のレースは、谷川真理ハーフマラソンです。今年は、守谷駅からTXと京浜東北線を乗り継いで赤羽根駅まで行ってみました。赤羽駅に着いたときは、すでに受け付け締め切りの9時を10分以上すぎていましたが、会場までゆっくり走ってウォーミングアップしながら9時半にたどり着きなんとか受け付けてもらえました。この大会ではいつもスタート時刻間際に会場にたどり着くことになってしまいます。
 いつも予想はしているものの河川敷は、風が強い。今日も乾いた北風が強く吹いている。あたふた着替えて手荷物を預けて、いつものスタート前の記念写真。(上段左写真)今年も男女別コースになっている。女子のスタートライン。(上段右写真)かあちゃんは川下に向かってスタートするコース。折り返しまで追い風、帰りは向かい風になる。私は川上に向かうコース。折り返し点まで向かい風だ。(下段左写真)タイムが10キロ地点で1時間10分ぐらいになっている。折り返し12キロすぎた地点からペースを上げる。(下段右写真)このレースから高機能のランニングウエアを新調した。後半にその効果が出てきたか、足の動きが楽に感じられる。追い風のせいかもしれないが、とにかく昨年より楽だ。このまま1キロ/5分30秒ぐらいのペースを維持して2時間以内にゴールしたい。18キロ地点までは維持できた。残り4キロはペースが落ちたが、足が痛くなったりツリそうになったりしていないからたいしたもんだ。記録は、2時間ちょっとすぎちゃったかな。着順は、参加人数の半分より上がいいな。結果は後日はがきで送られてくる。
 とにかくこの大会は、北風が強くていやだ。でも1月のハーフの大会は他にないので仕方なくエントリーしている。いつも不満を言いながらかあちゃんと出かけていくのだが、走り出すとレースはすぐ終わってしまう。終われば、後はなんとなく疲労感がただよい満足感に満ちてけっこう楽しい。多分、来年も来ているだろう。

一月十二日 KY 給油口の蓋
 給油、 Kyu Yu を略してKYか?。いやいや、次男がよく「KY」を使う。「空気読めないヤツ」という意味らしい。若者たちは、大人(といわれている)もだが、空気読みながら暮らしていくのは大変だ。そもそも「空気」とはなんだ。議決でも、投票でも、明言でもない。その場の空気のことだろう。その場だけ無難にめんどくさくなく過ごせばそれで良いのか。空気読んで、配偶者を決定したり、離婚したりするか?。人生の大部分には、「空気を読まない覚悟」が必要だ。空気読まずに集団から離れたら(切り離されたら)独りで生きていく覚悟をしたらいい。人生は基本的に孤独だ。家族や友人は、オマケだ。(だから最大の感謝と敬意を払うのだが、..。)若者よ独りで生きる覚悟を決めて、空気読むな。「KYとは、空気読まない。」
 暮れに洗車をしていて不注意から給油口のヒンジの樹脂部品を破損してしまった。樹脂部品が経年劣化しているので少々の衝撃で破損してしまう。いいかげんに部品を発注しないといけないな。蓋がないとかっこ悪いか?。蓋がなくても機能しているからまあいいか。空気読んでないかな。

一月十一日 医療安全管理会議
 午後の診療の一部を休診にして医療安全管理会議を行った。安全管理の意識や技術を向上するために毎月必ず一度行っている。

一月十日 アプリコット・アーモンド・タルト (2)
 かあちゃんが、アプリコット・アーモンド・タルトを焼いている。8日のアプリコット・アーモンド・タルトと見た目が違うが、載っているアプリコットの量が3倍以上だそうだ。アプリコット・アーモンド・タルトといってもレシピによってまるで別物になってしまう。素材の配分や焼き方で、味や食感が違ってくる。美味いものは、結局味わう者の好みに、自分の味覚にどれだけ合っているかだろう。かあちゃんは、自分の好みに合わせてレシピを組み立てているようだ。まあm、たいしたもんだな。
 私は、床屋さんに行ったり、新しいランニングウエアを買いにいったり、パンデミック・フルーの本を読んだりした。今日は休診日だ。

一月九日 岩井保育園歯科検診
 午前中を休診にして岩井保育園の歯科検診をした。
 検診の問診票に保護者が、「子どものむし歯が、あるみたいだがどうしたら良いでしょう。」とか、「この子は歯磨き嫌いなんだけどどうしましょう。」とか記入してある。もっと覚悟を決めて子育てしようよ。

一月八日 アプリコット・アーモンド・タルト
 かあちゃんが講師を務める菓子教室の試作品だろうか、タルトを焼いている。うんまい。
 今日は、老健きねぶちさんに訪問歯科診療をした。(右写真)

一月七日 仕事はじめ。
 今日から仕事始め。スタッフの元気な顔がそろった。恒例の手の記念写真を撮った。みんな今年もよろしく。

一月六日 無精ひげ。
 いつも長い休みのときはいつも髭をそらない。12月28日からそっていないのでずいぶんのびた。休みのときに髭を伸ばしてしばし「別の人格」を楽しむ。明日の朝は、髭をそらなくちゃ。
 新しいシューズは、だめだな。当たって痛いところがある。ソールが硬すぎる。

一月五日 ロードテスト。
 昨日、エスポート・ミズノで新しいシューズも買った。中の下レベル者用だろうか。靴底のしっかりしたサポート力が強くクッション性の高いシューズだ。だから硬くて重い。これまで使っていた「サブスリー」は上の下レベル者用でサブスリーを目指すランナー用だ。軽く柔らかく足にまとわりついて良くフィットしている。でも乗りこなすには筋力があって正しいフォームで走らなければならない。私にはちょっとレベル高いのか、長距離走ると痛いところが出てくる。あたりまえだが、ランニングシューズは履いてランニングしてみなきゃ分からないのだ。が、買う前にテストできないのが難しいところ、そこで気に入ったシューズの同じブランド型番モデルを使いつづけるわけだ。でも、「サブスリー」がモデルチェンジしてしまったのでシューズ迷い道に入る。
 買ってきた新しいシューズのロードテストをした。当たりかハズレか。?。八坂公園周回コースを17.83キロ走った。とりあえず痛くないのでまずまずかな。

一月四日 スポーツウエア。
 今朝は、八坂公園周回コースを11.59キロ走りこんだ。けっこうけっこう負荷をかけて走った。昨年10月のギックリ腰の後遺症がなくはないがまずまずの回復か、負荷をかけて走れるようになって心地よい。午前中は昨年の遣り残し、レセプト(診療報酬請求明細書作成)をした。
 午後から、神田のエスポート・ミズノに買出しに出かける。今年は、ランニングウエアを充実させようと思う。これまでランニングシューズには投資したが、ウエアは綿のトレーナーやかあちゃんのお古のジャージなど寄せ集めで済ませて来たからだ。目的別のスポーツウエアは機能的で心地よい。
 都会には、素敵な店とおいしい店がいっぱいある。都会の生活は楽しいだろう。若者が都会になびくのも仕方がないことだ。

一月三日 夕日。
 夕日が綺麗だ。日没にどちらかが、心をよぎる。一日頑張ったという充足感か、そうではなかったという焦燥感。今日は、焦燥感だな。
 まだ、三日しか経っていないよ。そう、あせるなよ、。たつやくん。ランニングもしたし、ジョイフルホンダに買出しに行ったじゃないか。
 早すぎたジョイフルホンダ。(右上写真)開店前にジョイフル本田の駐車場を3.57キロ走った。店内をくまなくチェック「私のお正月用品」を買ったが、「CRC556」などである。?。
 帰って来てから八坂公園の周回コースを6.28キロ走った。八坂公園のバックストレッチ400メートル(右下写真)ここを哲学しながら走るのが楽しい。哲学するって、結婚する究極の目的って何だろうとか、なぜ苦しいのに走るのだろうとか、自分自身のことをいろいろ考えることだが、..。今日は合計9.85キロ走ったかな。
 昨夜8時ごろ、うちの前の交差点で交通事故がありました。事故多発交差点です。みなさん気をつけてくださいね。

一月二日 「新」。
 今朝は、八坂公園の周回コースを6.99キロ走った。
 新年のあいさつにかあちゃんの実家を訪れた。結局、いろいろご馳走になって手土産をもらって帰ってくるだけなのだが、...。それだけではない。かれこれ20年、概算でも結納金の3倍以上の額面の米と野菜をもらってる。もっとも、かあちゃんの実家は農家だが、..。これから、配偶者を選ぶ必要がある人たちにアドバイス。かあちゃんの実家は、味噌汁の冷めない距離が良いよ。そして、農家ならもっと良い。絶対に...。
 「新」という字は、古代字でみると「辛」と「木」と「斤」でできた字です。親の位牌を作るために「辛」(取っ手のある大きな針または刀)を投げて刺さった「木」を選び「斤」で切りだす儀礼のことです。転じて「あたらしい」という意味になった。
 今年は、干支も一位の「子」ねずみからで新しい12年のはじめ、平成も20年で新たな10年のはじめ、長男も6月には満20歳になる。いろいろ不安な要素が渦巻き混沌としている。が、良くも悪くも新しい事が始まる予感がしてならない。良き事には、それがさらに加速するように冷静に対応し、悪しき事には想定できる最悪の事態に対応できる備えを施したい。
 親は、何時かは居なくなる。新しい位牌を作る準備をしなければならない。そして新しい次の世代に何かを残し引き継ぐ準備もしなければならない。何世代も連綿と続く世代交代が、人類の歴史か。「新しくする。」とはそういうことかもしれない。今日は、書初めをした。

一月一日 あけましておめでとうございます。
 夜明け前に目覚める。かあちゃんがおせち料理を用意した。(左写真)元旦の朝食は、やっぱりお雑煮です。元旦でも主婦の仕事は変わらない日常。朝日が眩しくなるころ長男は塾の「元旦講習」に出かけていった。長男の弁当もおせち料理だ。センター試験まであと20日、彼に正月はない。
 10時ごろからかあちゃんといっしょに長い距離をゆっくり走るLSD(ロングスロウデスタンス)に出かけ将門ハーフマラソン擬似コース(21。25キロ)を走った。(右写真) 利根川の堤防の上から筑波山が蒼く美しく見えた。富士山は残念ながら雲に隠れていて見えない。今年こそ、フルマラソンを完走したい。東京マラソンにエントリーしている。5時間台で完走するのが目標だ。昨年の東京マラソンでは、コースからはずれコンビニで弁当を買い食いするランナーがいたそうだ。コースから外れるのは、おしゃれじゃないしアスリートっぽくない。しかし、5時間の間には途中で絶対に腹が減る。給水と給食は必要なので、今日は走行しながらおにぎりを食う練習をした。ペースを落とさずに確実安全におにぎりを食うのは難しい。
 実父は元旦に大掃除をする。私の実家は商売をしていたので年末は忙しく大晦日の晩まで来客が絶えなかった。そこで、誰も尋ねてこない元旦に大掃除をするのが彼の習慣になっていたのだが、..。ここ数年、大掃除をした様子がない。年老いて掃除をする意気地もなくなっていく父親を見るのは腹立たしい。悲しい感情が腹を立たせるのだろうか。年老いてクモノスやワタボコリも見えないので気にならないのかも知れない。腹を立てていても仕方がない。今年は「元旦の大掃除」を手伝うことにした。始めてみて驚いた。「根性のある箒」がいない。ヨークマートに箒を買いに行く。元旦から騒がしく営業してて良いのかよ。(私は助かったが、)近所迷惑だろうに。彼の居室は、床面積約20畳のところに不要品が多すぎる。どれがゴミなのだろう...。ひとまず部屋にあるものを全て部屋の外、軒下に出してから掃除をはじめる事にした。
 このままでは、文字どうり日が暮れてしまう。掃除を中断して八坂神社に初詣したのは午後4時半過ぎだった。提灯に灯りが入り、境内に焚き火がある。参拝者は少ない。静かだ。ちょっと幻想的でこの時間帯の初詣も悪くない。神様、明日から毎日参拝に来ます。
 さて、掃除の続き..。天井と壁のすす払いをし床を掃き掃除機をかけるだけで疲れた。腰を痛めそうなので今日はここまでで終わり。掃除をしてみると実父が建てた家の構造が、一人暮らしの老人に不向きであることが解かる。日本の伝統的住居構造は、三世代同居を前提としているのだろう。彼もまさか年老いて一人で暮らすとは想定していなかったに違いない。電球や蛍光管が切れても一人暮らしの老人に容易に交換できる構造になっていない。年寄りに容易に清掃できる構造になっていない。これではマメに掃除する気力もナエテしまうだろう。実父の家を掃除して、これから住まいを作る人は、70歳以降にその家に一人で住むことを想定して設計した方が良いだろうなどと考えた。
 午後8時には帰宅したが、LSDと大掃除で疲れた一日だった。長男もすでに帰っている。みんなで「二個玉丼」を食べて一日が終わる。なにかまどろんで、初めの一日が終わる。
 今年も良いこと新しいこと沢山ありますように。


二〇〇八年 一月  デンタ日記 


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