二〇〇四年 十月 デンタ日記
十月三十一日 顎関節症
 第20回日本歯科医学会総会の続きです。今回は、スタッフの増田と木村も一緒に来ています。彼女たちはそれぞれ興味がある講演を聴きに行きました。午後は、有名人が出演の公開フォーラムに行くらしい。:フォーラム「噛むことと全身の健康"ちゃんと正しく噛んでいますか?"」基調講演「食育のすすめ」演者:服部幸應氏 パネルディスカッション「正しい噛み合わせと身体のバランス」コーディネーター:木場弘子(キャスター/千葉大学教育学部非常勤講師)・西山實(日本大)パネリスト:高田万由子氏(女優)・益子直美氏(スポーツキャスター)・ピーターフランクル氏(数学者/大道芸人)・細井俊雄(鶴見大)
 私は、今日は顎関節症関連の講演、ポスターセッションを回りました。日常の臨床でも顎関節に異常を訴えて来院する方が増えています。難しいことですが、基礎からしっかり勉強したいと思います。
 五時半に閉会になりました。さてさて、日本橋に寄ってじゃんがららーめんを食べて、東京駅から高速バスで帰ります。

 写真は、十五年ぶりに机の引き出しの奥から再発見された私の万年筆。これからは大事に使いたい。

十月三十日 日本歯科医学会総会
 私は日本歯科医学会の会員です。今日から二日間、横浜で行われる第20回日本歯科医学会総会に出席します。今日のメインは
14:00~16:00の開会講演 「やればできる」 講師:小柴昌俊先生です。ノーベル賞受賞された方の生き方そのものが講演ですね。人生には、良いこと悪いことが、つきもの。その時は悪いことも時が経過してみないとどう展開するかわからない。でも自分に「やれば出来る。」という志がないと救われない。私はそういうの好きです。
 そのほか講演やシンポジュウームを時間いっぱい見て回りました。今回は、日々の診療に関係するような心身症や心療内科関連の事、顎関節症に関係する事を中心に講演を聴こうと思ってます。
 横浜近くのホテルは満室でした。川崎まで行って泊まったのです。(中華料理はあきらめて、.と。) しかし、ホテルのフロントで中華料理店を紹介されました。 「ってゆううか、...」 そのホテルのテナントで入ってる香港料理のお店が、おいしくてリーズナブルでした。(ホテルの宿泊者は、飲み物サービスだったっし。) コックさんは横浜中華街に居た人で最近独立してお店を持ったそうです。川崎まで行ったのは、アンラッキーかラッキーか。人生は楽しい。
 私は
「たたけよ、さればひらかれん。」

「くらいとふへいをいうよりもすすんであかりをつけましょう。」
というのが好きです。

十月二十九日 新しいスタッフ
 新しいスタッフ、歯科衛生士の赤塚です。他の診療所で九年間勤務していました。ベテランです。昨年、結婚して転居したので住まいに近いうちの診療所に勤務してくれることになりました。みなさんよろしくお願いいたします。

十月二十八日 ゆず
 実家のゆずが実り色づきました。何個か採ってきて食べます。家内は、良く水洗いしたゆずを皮ごとスライスして蜂蜜に漬け込みます。一日たつと蜂蜜とゆずがなじんでトロッとおいしい。

十月二十七日 義歯の修理
 Nさんは、義歯でよく噛めないと今月はじめ私の診療室にやってきました。Nさんの義歯(写真)は長年使われ続けています。Nさんは何とか使いこなそうとしてますが、うまく噛めません。
 この義歯は数回の修理がされています。Nさんの残存した歯や顎の骨の形、かみ合わせの癖などとを診るとこの義歯を作った歯科医の苦労が想像できます。
 新しく義歯を製作する予定ですが、今日は何とかこの義歯で噛める状態まで持ってかなければなりません。人工歯を外し(右写真)大胆に改造します。義歯の修理改造はパソコンの修理改造に似てます。とにかくまず使えるようにする。機能しなければただのゴミ。

十月二十六日 前歯の黒いもの
 久しぶりに来院したKさん。右上前歯の充填材が取れてしまいました。その歯の面に黒いものが付着しています。カビのようなものです。的確に歯ブラシが歯面に到達すればばもっときれいな状態を保つことができます。歯科医院で衛生士に口腔清掃の方法を教わりましょう。

十月二十五日 Nさんの義歯
 Nさんの義歯が出来上がりました。名前が入ってます。旧義歯よりも大きく作りました。そのほうが良く噛める義歯になります。新しい義歯を入れて自分の装具として使いこなすには努力と時間が必要です。Nさんにもあせらずじっくり時間をかけて新しい義歯に慣れて欲しいものです。

十月二十四日 ブルーロブスター
 今日は、休診日です。バイクで守谷のジョイフル本田に行き、ブルーロブスターを買ってきました。本当の名前は知りません。ジョイフル本田ではブルーロブスターと呼んでいます。淡水に生息する青いザリガニです。アメリカザリガニとちょっと体形が違います。愛嬌があって私はアメリカザリガニよりもブルーロブスターが好きです。うちの水槽ではなかなか長生きしない種です。今回は、頑張って長生きして欲しいものです。

十月二十三日 ダーリンは外国人
 私は、中学生の時までアメリカ人と結婚したいと思っていた。だってみんな美人なんだもん。あるとき、祖父が言った。「あれは、みんなハリウッドの女優だからだ。なかには、そうでない人もいる。日本と同じだ。」 私は、納得してアメリカ人との結婚を考えなくなった。
 表題の本を読んだ。面白い。著者いわく、人は育つ環境にも大きく影響されるが、根本はその人の性格だ。同感である。私は、コレを読んで、パートナーが外国人だと、自分自身が良く見えるようになるのではないかと思った。
 常々、妻は自分を映す鏡だと思っている。

十月二十二日 ブランデーはストレートで
 「ブレード・ランナー」 私の好きな映画の一つだ。死闘の末(敵は死にました。)、傷ついて帰り着いた一人暮らしの部屋で、主人公がショットグラスの酒を飲む。口が切れている。ショットグラスの酒に少し血液が混ざりこむ。 「イヤアー!クチン中、痛そう。」思わずそう叫んでしまいそうです。そうですね。生きることは痛い。
 それ以来、私はハリソンフォードを気取って、ブランデーをショットグラスで飲みます。ブランデーのアルコールが口腔粘膜を刺激して、ちょっとだけ口が痛い。あのシーンがよみがえります。「生きて帰った。」 次の瞬間、唾液がどっと出ます。唾液腺が痛い。「いきてるう。」 クチン中まんべんなくブランデー転がして、やがて唾液と程よく混ざる。胃に易しい濃度になったら、オモムロに飲み下す。熱いモノが咽頭から食道へ、やがて噴門を通り過ぎて落ち着く。たっまんねっす。残った後味が、酒の良し悪しでしょうか。..みなさんもお試しあれ。
 家内は、食道癌になっから、そんなのよせと言う。毎日、百回もしてねからだいじだんべ。

十月二十一日 なぜ「いい人」は心を病むのか。
 職業柄、月に平均三百五十六人ぐらいの人に会う。診療室で患者と医者としての対面は互いに少しの緊張感を伴う。追い込まれた状態で対面する場合もある。私は歯医者で精神科、心療内科の知識はまったく無いに等しい。
 患者さんのなかには、..私にとって「いい人」もいる。、私にとってそんなに「いい人」でない人もいる。ときどき心の病気じゃないのかなとおもえる人もいる。心の病気じゃないのかなと思える人はたいがい「いい人」だ。ここ数年間、なんとなくそんな気がしていた。
 数ヶ月前にぶらりと立ち寄った本屋で目に留まった一冊。なぜ「いい人」は心を病むのか。なんとなくそんなきがしていたが、ある精神科医の著書でその部分が透明になった。いま、もう一度読み返している。
 初診の時に、私にとってそんなに「いい人」でない人、と思えた人が、数年付き合ってみると、..実は、たくさんのことを私に教えてくれている。

十月二十日 右上顎のブリッジ
 Gさんは、最近になって右上第二小臼歯の歯根が折れてしまいました。破折した歯は抜くしかありません。抜歯になってしまいました。抜歯したところの傷が治ってから両隣の歯を橋桁にしてブリッジで補っています。今日、そのブリッジが入りました。出来るだけ金属が目立たないようなデザインにしています。

十月十九日 義歯修理
 Sさんの前歯が抜歯になってしまいました。一ヶ月ぐらい経過して抜歯した傷が治ってきたので義歯(黄色丸のところ)を修理しました。良くみても修理箇所がわからいと思います。残ってる歯が抜歯になったり、義歯が割れたり壊れたら歯科医院で義歯を修理しましょう。的確に修理するとまた心地よく使える義歯になります。

十月十八日 スキー
 かつてはスキーが好きだった私ですが、最後に滑ったのはあの「ザウス」です。だから、ここ五年以上スキーブーツを履いていません。 これからも履くことがなさそうなので処分することにしました。ネットオークションで売ってしまいます。ただ捨てたらゴミですが、こんなものでも使ってくれる人がいれば資源の再利用、もっとも効率の良いリサイクルです。リサイクルの精神でネットオークションを利用しています。

十月十七日 ホイールバランス
 久しぶりにいい天気の日曜日ですね。
 車検整備を済ませた車は調子が良いです。タイミングベルトを交換したエンジンは、本来の調子を取り戻しとても良い具合です。 でも、右フロントのホイールバランスがうまく取れません。高速走行時にブレがでます。エンジンが調子よくなったので、右フロントのガタつきが気になります。なんとか直したいのですが...。

 十五年も乗ってる車では、仕方のないことなのでしょうか。あと十五年ぐらい乗りたいのだけれど無理かな。

十月十六日 橋のようだからブリッジ
 Hさんの左下臼歯部のブリッジが出来ました。今日入る予定です。

十月十五日 輝く床
 昨日の休診日に、床のワックスがけをしました。もちろんプロの業者にお願いしたわけです。終わると床はピカピカです。プロの機材と技術はすごい。短時間で床を磨き上げワックスをかけてしまいます。

十月十四日 オリジナルプリントリボン
 今日は、家内の誕生日です。昨年は、うっかり、すっかり忘れてしまいました。パソコンの予定表にアラームを設定してたにもかかわらず。そこで閃いたのが、プレゼントを配達日指定で注文しておくことです。
 インターネットでオリジナルのメッセージがプリントされているリボンを注文しました。ネットではいろいろな物が買えます。配達日指定の注文は誕生日のプレゼントにはもってこいです。(気づくのが遅い!ですかね。)

 

十月十三日 飯島小学校の就学時健診。
 飯島小学校で就学時健診を行いました。(写真) 来春の新入生は十八名です。少人数だから健診のとき時間の余裕があったので保護者の方に傍に居て頂き、健診結果を直接お話しました。
 就学は、当人にもその家庭にとっても一つの節目でしょう。口の中でも乳歯の歯並びから永久歯列の完成に向かってダイナミックに変化します。これを機会に虫歯予防に関心を持ち生活習慣を見直していただきたいのです。
 就学時健診の結果、永久歯に虫歯があるお子さんは居ませんでした。乳歯の虫歯をしっかり治療して、これから生えてくる永久歯を虫歯にしなければ六年を終了して卒業するときには、虫歯ゼロの子どもになっているわけです。そのことをスライドを使って保護者の方に訴えました。(右下写真)
 来春就学するお子さんをお持ちのご家庭では「永久歯は虫歯にしない。6年生になったら虫歯ゼロ。」を目標にかかげてくださいね。子どもの虫歯は家庭の責任です。

十月十二日 Nさんの義歯。
 Nさんの義歯が入りました。義歯に名前が入ってます。(写真右)旧義歯ではとても気になっていた上唇の感じが改善されました。とてもぐあいがよさそうです。さっそくテストフード(せんべい)を試食してもらいました。噛んだ心地もよさそうです。私もスタッフもほっとする一瞬です。もちろんNさんには、これからも何度か調整に来院してもらわなければいけません。
 全症例がこれほどあっさりうまくいくわけではありません。でも、むづかしいと思われる義歯のケースでも、患者さんも歯医者もあせらず丹念に診療を進めれば必ず良い結果が出ると考えています。

 

十月十一日 雨の日には「だんご」。
 今日も休診です。あまり天気が良くないのでデジカメやらパソコンやらの整備をしています。
 カメラのレンズの清掃には無水エタノールがお勧めです。消毒用アルコールは水が30%入っていますが、無水エタノールはその名のとうり水がほとんど入ってません。油分を拭き取る力は抜群です。レンズを拭き取ったあとに全部揮発してしまいます。でも使用するときは、火の気に注意してくださいね。
 今日はむしょうに団子が食いたい。

 

十月十日 学園祭とリアルアキハバラ。
 台風が、うちには大した影響もなく過ぎ去りました。でも台風一過とはならず、ぐっづっついた天気が続きますね。今日は長男の学校の学園祭でした。家族みんな(私、家内、次男)で行ってみました。模擬店はもちろんですが、展示物も面白いものがたくさんあって楽しめました。ニュートンが錬金術に傾倒していたことを知りました。
 ついでに、「リアルアキハバラ」に行くことにしました。「リアルアキハバラ」とは、東京の秋葉原電気街のことです。うちでは「リトルアキハバラ」(十月七日参照)と区別するために「リアルアキハバラ」と呼んでいます。 次男が、あのアイポットミニを普通のマトモナ店で私のクレジットカードで購入。代金は後日当人のこずかいから天引き。カードのポイントは私がゲット。 私は、怪しいお店をチェック。私にとっては、何処に使う、何に使う、何で此処にある、か判らない怪しい部品を眺めるのがわくわくするのです。有名なパテシエのお店でおいしそうなケーキを眺めるのと同じ心境でしょうか。
 さて、今日のお買い物は、USB延長コード(1.7m)100円で二本購入。DDS-2テープドライブを600円で購入。しかし、テープドライブはまともに動かなかったのです。ごみを600円で買ってしまった。
 写真は、かつて秋葉原のあやしいおみせで購入したノートパソコンです。一般市場には出なかったもので、秋葉原の中古品市場でしか手に入らない一品です。投機目的で買いました。(なんっちゃって!ごみをかったんじゃないのと言っているのは誰。)
 

十月九日 台風カミング、そしてメタルボンドのウエザリング。
  台風が、接近中です。気になりますね。だいぶ古くなってる我が診療所、おまけに風当たりの強い場所に建っています。台風の直撃に耐えられるか心配です。診療しながらもインターネットで台風の進路を確認してました。 
 Aさんは七十代の男性です。 今日、左上の前歯にメタルボンド(陶材焼付け前装金属冠の俗称)が入りました。(写真) 自然歯の感じを出すために先端の透明度を強くしています。歯の横に白い斑点にじみを入れています。歳相応の感じを出すために着色しています。プラモデルを作る時に自然な感じを出すため塗装仕上げのときににウエザリングをしますね。これ似てると思いませんか。
 写真のように自然な感じを出すためにはメタルボンドが最適だと思います。(自費診療になります。左写真は装着前の支台の状態) 
 

十月八日 岩井英会話クラブ。
 毎週金曜日は岩井英語クラブの日で午後七時半から開催なのです。私も会員です。 が、今日は欠席しました。診療が終わるのがおそっかったし妙に疲れています。将門マラソンに備えてのトレーニングが影響してるのかもしれません。だから、予定を変更してゆっくり晩御飯をたべてのんびりしています。
 のんびりするといえば、私には、パソコン部品を眺める事もその一つです。なぜか、これが、癒しになるのです。写真は、一九九四年ごろ一世を風靡したS3社製Vision968ビデオチップが載っているビデオグラフィックカードです。今となっては化石のような代物です。化石を眺める古生物学者もこのような気分なのでしょうか。
 

十月七日 リトルアキハバラ。
 今日は休診日です。身の回りの片付けをしてるのですが一向にはかどりません。整理すべき項目が多すぎるのです。身辺整理は日ごろの心構えと的確な判断力が大切であると痛感しています。 
 さて、一日中部屋に居ると休日の気がしません。あっという間に日が暮れてしまいます。脳に非日常的な休診日ならではの刺激を与えないといけないのです。
 家内が、秋の準備をするために買い物に出かけると言います。そこで、私は、彼女に付き合って出かけることにしました。私の目当ては「リトルアキハバラ」です。「リトルアキハバラ」とは、アキハバラのようなところという意味ですが、パソコン関係のお店の事でさらにパソコン関係の中古部品を置いてある事が必須条件です。(あくまで我が家だけで通用する俗称です。) かつては、そこかしこに点在していたのですが、最近はめっきりその数が減りました。近くて便利なのは、つくば市のK‘sデンキ「デジックスワンダー」です。
 さて、「デジックスワンダー」に着いて驚きました。なんと!今日は、お休みだったのです。
 

十月六日 抜歯。
 I さんの右下の奥歯が、歯周病が極度に進行して抜歯になりました。残念な結果ですが、これ以上残しておくと他の歯を支える組織にも影響しますので抜くことにしました。(患者さんの希望もありました。) 抜いてみると二本ある歯根のうち、写真の右側の歯根では先端まで歯周病が進行しています。左側の歯根でも先端3mmを残すまでになってました。
 自分はまだ若いと思っている人は、歯周病の怖さを知りません。歯周病の怖さを体験した時には手遅れかも知れません。歯がとても丈夫でむし歯のトラブルを体験したことがない人も歯医者で定期健診を受けてみませんか。
 

十月五日 アロハシャツに名札。
 先週、弓田の岩井市保健医療センターでの三歳児健診に出向いたとき(私は岩井市の嘱託歯科医をしています。)、「先生!白衣着ないんですか?」と担当職員に言われてしまいました。当然ですね。アロハシャツが白衣代わりだなんてだれも知りませんから。
 私は、白衣の代わりにアロハシャツを着て診療しています。白いズボンにアロハシャツの組み合わせは、ハワイのホテルボーイあるいはツアー添乗員のような格好です。それで、いちおう歯医者だということを示すため「木村歯科医院 歯科医師 木村達哉」と書いた名札をしています。でも、胸に着けていると診療のとき患者さんの頭に名札があたって不快です。そこで肩に着ける事にしました。(左写真)
 

十月四日 は・は・は No.4
 木村歯科医院では、新聞を発行しています。先週、その四号が出来ました。私たちが、日ごろ思っていることなどを記事にしています。待合室においてありますのでご覧ください。

十月三日 パソコンの修理。
 先週の金曜日に診療室のパソコンに不具合がありました。CPU周りのハウスダストを取り除いたらうまく動いたのです。でも翌日の土曜日の朝、また動かなくなりました。CPUを新しいものに交換したら動きました。
 物語はまだ続いたのです。月曜の朝、そのパソコンはまったく動きません。メモリーやハードデスク、ビデオカード、CPUを交換してもだめです。結局マザーボード(基板)がだめになってるようです。(左写真)月曜の午前中はパソコンなしで診療をしました。我々の日常がいかにパソコンに依存してるかあらためて思い知ったわけです。昼休みに代替のパソコンを用意してシステムを復旧しました。
 今日は、雨降りの休診日。壊れたマザーボードをじっくり検証します。
 

十月二日 義歯の修理。
  Kさんの右上の前歯二本は、歯周病が進んで抜歯しなければならなくなり先月抜歯したのです。抜歯した二本の部分を応急的修理(右写真)をして傷が治るまで待ちました。Kさんの上顎には歯がなくなってしまい総義歯を入れる状態です。
 Kさんの義歯を一日預かって修理しました。(左写真)修理することで新品同様の総義歯としてよみがえりました。いままで使い慣れた義歯なので、ひょっとすると新品以上に具合が良い噛みあわせかもしれません。
 

十月一日 義歯の破折。
 Y さんは、定期健診に来院されました。特に気になるところはないのですが、義歯の調子がおかしいということです。しばらく使っている義歯なのでこんなものかなと考えていました。
 よくみると、義歯にヒビが入っています。(黄色丸のところ)
 

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