二〇〇四年 四月 デンタ日記
 四月三十日 新しい義歯
 Sさんの新しい義歯が出来上がりました。この義歯も咬合圧印象から作りました。(27日参照)
 装着前にちょっと削って微調整しましたが、痛いところはないようです。義歯に名前が入ってます。新しい義歯に慣れるには数週間かかります。食事や発音など口の動作はゆっくりゆっくりしましょう。早くなれるコツです。いつもより一段大きな声で一音一音はっきり発音するようにするとしゃべるのにも早く慣れます。

 四月二十九日 大銀杏と田植え
 今日から連休の人も多いでしょう。長男は高校で校内合宿に出かけました。次男は6日まで連休らしい。私はカレンダーどうりの連休です。
 七時半ごろからのんびり散歩に出かけました。長谷寺の大銀杏(樹齢1300年)もすっかり緑の葉に覆われています。田んぼでは田植えが始まっていました。田んぼの向こう遠くにこいのぼりが見えました。

 四月二十八日 九年前に脱臼した前歯
 Kuさんは、十歳のとき右上の前歯を脱臼しました。学校で高いところから落ちたときに前歯が自分の膝に当たって抜けてしまったのです。抜けた歯を上顎の骨に戻して固定し一ヶ月後にはくっついて安定しました。
 その後経過は良好だったのですが、四年経過した頃から異変が現れて来ました。(右写真)
 Kuさん今日はその歯が心配になって来院しました。九年経過しています。歯根は溶けて影が薄くなっています。(左写真)残念ながらちょっとのきっかけで折れてしまいそうです。
 ここ数年間、Kuさんはこの歯がいつ抜けてしまうかとても不安だったのでしょう。もっとこまめに定期健診をすれば、経過は変わらずともKuさんの不安をすこしでも解消できたのではないかと反省しています。
 

 四月二十七日 咬合圧機能印象?
 今日はKさんの義歯の印象をしました。義歯の型を採る事を「印象する。」と言います。型を採る材料を「印象材」と言います。
 Kさんの場合は、旧義歯の内面に印象材(写真の白い部分)を付けて義歯を使うときのようにギュウっと咬んでもらいました。(写真)こうして固まったところに石膏を流して模型を作ります。この模型から新しい義歯を製作します。この方法を咬合圧機能印象と言います。
 一般的に入れ歯の型を採るときは大きく口を開いて採ります。これでは口を大きく開いた口の形の型しか採れません。(当たり前ですが)この咬合圧機能印象では、Kさんが義歯で食べ物を咬むときの口の形が印象できるのです。義歯に咬む力がかかったときの口の形の型が採れるので、より良い義歯を作ることができます。
 

 四月二十六日 総義歯完成!
 今日はHさんの新しい総義歯が完成しました。義歯に名前が入っています。人工歯はレービンブレード(商品名)を使っています。(右写真)ほぼ良好な仕上がりですが、左下に当たって痛い所があります。調整しましたが、今日は完全に調整が済んだわけではありません。でも、テストフード(塩せんべい)を痛くなく食べられる場所(右側)もあるので、今日の診療を終わりにしました。
 新しい総義歯に慣れるまでの訓練期間が必要です。入れた日からすべて心地よく使えるわけではありません。
 金合金の人工歯は、研磨すると新品同様です。入歯を新しく作る度に旧義歯から新義歯に移しかえます。金合金の人工歯は破損しなければ何度でも再利用できます。(右写真)
 

 四月二十五日 鵠戸橋
 今日は日曜日です。お給料の計算をします。あっと言う間に一ヶ月が過ぎてしまいますね。スッタフのみんなは毎日ご苦労様です。
 さて、鵠戸橋(くぐいど橋:写真)です。診療所と1.5Kmはなれた私の実家との中間にあります。ここは私が小学生のころ雑魚釣りをした場所です。昔のままの欄干が残っています。
 小学生のときに、頻繁にこの橋の欄干から脚を滑らして水面に落下する夢を見ました。水面に到達するまでの時間が、なんとも表現しがたい(快感と不安が混ざったような、痛み以外の感覚が一度に来たような)不思議な感覚に包まれました。水面に到達すると、あたりが明るい緑色になって夢だと気づいて目が覚める。はじめは落ちるのが怖かったのですが、何度も同じ夢を見たので、終いにはその不思議な感覚が楽しみでワザと脚を滑らせて落下するようになっていました。
 いつもは車で通過するところです。歩いてこの橋を渡り記憶が蘇りました。
 

四月二十四日 総義歯の試適。
 Hさんの総義歯を試適(してき)しました。Hさんのお口の模型を咬合器という顎の動きをシュミレーションする機械に取り付けます。(左写真)そこで入歯を作る作業をします。まず赤い蝋(ロウ)で入歯を作ります。そして人工の歯を並べます。形やかみ合わせはを調整して試しに口に入れていただきます。(右写真)全体の感じが良好なら仕上げをします。
 型を採ってからいきなり仕上げをしてしまうと、総義歯がHさんに合ってなかったときに修正ができないからです。来院回数は増えるのですが、とても大切な行程です。
 

四月二十三日 義歯の裏装(りそう)
 義歯はいろいろな原因で合わなくなってきます。義歯の製作後に一年ほど経つと顎の形が変化して義歯の内側(歯ぐきに当たる面)に隙間ができゆるくなります。この場合は、変化した顎の形に合わせて義歯の内側を修理します。これを義歯の裏装(りそう)とか、リベースと言います。歯ぐきに当たる面に型を採る材料をぬります。左写真の白い部分がその材料です。白い材料の厚みの分だけ顎が変化したんですね。ちょうど入れ歯安定剤のようですが、このまま使い続けるわけにはいきません。三日間ぐらい使用していただいて具合が良くなったのを確認してから、義歯をお預かりして修理します。
 裏装(りそう)の方法にはいろいろありますが、私は以上のような方法で行っています。
 

四月二十二日 新緑 釣り人 しろかき。
 今日は、休診日なので八時頃に散歩に出かけました。鋭い日差しで眩しいです。いつもと違う道を歩いてみました。ベルホーレの裏の道は新緑がきれいです。そこだけ高原のリゾートのような雰囲気でした。田んぼに出てみると用水路にはたくさんの釣り人達が釣り糸をたれています。田んぼでは「しろかき」がはじまっていました。
 

四月二十一日 Gさんが総義歯を入れました。
 Gさんが、初めて総義歯を入れました。口元が力なく義歯をどう扱っていいかわからないといった感じが写真からも伝わってきますね。初めて総義歯を入れた患者さんはみなそうです。話すこともうまくできません。まして食事などできるはずがありません。初めて総義歯を入れた患者さんはみなそうです。総義歯を入れて機能回復(話したり噛んだりする)のリハビリテーションをしなければなりません。あせらず少しづつ機能訓練を続けてほしいと思います。でも痛いことは我慢してはいけません。痛いところが出てきたら歯科医に相談し総義歯を調整してもらいましょう。
 

四月二十日 ブリッジの下?
 Kさんの右上小臼歯部にブリッジが入りました。(写真黄○)表側から見るとそこそこの形に見えます。(左写真)でも、内側から見るとはぐきと人工歯の間にかなり隙間があります。(右写真)これは支えになっている歯の周囲を清掃しやすくするために意図的に広く隙間を開けてあるのです。物が入りやすいのですがブラシが届きやすいので歯を磨きやすく清潔に保つことができるのです。しょうしょう舌触りが悪いのですが、辛抱してくださいね。

四月十九日 真空管!
 みなさんは、真空管を知ってますか。私は、子どもの頃(約三十八年前頃)真空管で遊んでいました。親父は、秋葉原で真空管を仕入れてきてラジオを組み立てて売る商売をしていたのです。
 写真はアンプ用のミニチュア管です。ネットオークションで見つけたので懐かしくなって買ってしまいました。やさしいアコーステックな癒し系の音が出る。っと言われているのですが、耳の悪い私には無駄な買い物だったかもしれません。私は実際に右耳の聴力が悪く4000Hz帯域が聞こえないのです。雑音の中では人の話し声が聞き取りにくいので辛いこともあります。
 

四月十八日 シャークとザリガニ
 私は、ザリガニを飼っています。レッドテールブラックシャーク(草食魚)という熱帯魚も一緒に飼っています。(写真)今日は、日曜で休診です。そこで、水槽の掃除をしました。水替えは二週間に一度の割りで行います。今日は三か月に一度の割りで行いう大掛かりな掃除です。
 それにしてもこの二匹、いつも寄り添っています。そんなに擦り寄ったらザリガニに食われてしまうと心配してるのですが、ザリガニは食うつもりはないらしい。シャークが言い寄ってるのにザリガニは無視してる。ってな感じかな。この二匹の顛末、どうなることやら。ロードオブザリングより面白い。
 

四月十七日 口腔機能の崩壊。
 Sさんは六十代の女性です。以前住んでいた近所の歯科医院で左下の親知らずを抜歯したそうです。その抜歯は、とても大変だったらしく恐怖で歯科治療ができなくなってしまいました。その後、岩井市に転居してきました。岩井に来て二十年経ちましたが、一度も歯科治療を受けていません。虫歯と歯周病がひろがってうまく噛めなくなってしまいました。
 今日は、やっとの思いで来院しました。診察すると、残念ながら八本は抜歯しなければなりません。その中の一箇所のレントゲンを撮りました。虫歯の状態や治療の手順、義歯を作ることなどおおよその予定をお話しましたが、お話しているときもSさんは胃が痛くなってしまったらしくしきりにお腹をさすっていました。
 Sさんの勇気に応えて、何とかSさんのお口の機能を回復したいと思います。
 

四月十六日 バナナとカシューナッツのケーキ
 最近、たけしさんのTV番組で舌癌が取り上げられたらしいですね。今日は、舌癌を心配して来院された患者さんがお二人いました。テレビの影響はすごいと感心しました。歯科の話題をどんどん取り上げてほしいですね。
 かみさんが、バナナとカシューナッツのケーキを焼きました。今回は上手く焼けたそうです。お昼休みにスタッフみんなと食べます。お茶うけの菓子を焼くのもかみさんの仕事です。いつも上手くいくとはかぎらないのですが。

四月十五日 木曜日。いい天気! 
 今日は、木曜で休診です。桜は終わりましたが、花の季節の始まりですね。散歩の途中でいろいろな草花が咲き誇っているのを見かけます。ます。散歩のついでに実家まで行き刈り払い機を借りてきました。ここのところのいい天気で家の周りの草が伸びてしまったからです。草刈が今朝の一仕事になりました。
 

四月十四日 今日から休まず朝の散歩。
 最近、いろいろ理由をつけて朝の散歩をさぼってました。今日からは、毎日頑張ろうと思います。散歩に出かける七時過ぎは、もう陽が高く少し歩くと汗ばんでしまいます。
 

四月十三日 Ra さんはスリランカ人
 Raさんはスリランカ人で岩井市長須の○○カンパニーで働いています。会社の敷地に住んでいるようです。今日は、二回目の診療です。以前、長野にシャチょーと一緒に出張したときにすごく右下の歯が痛くなってしまって出張先で歯科治療を受けたそうです。その時撮影したレントゲンフィルムを持参しました。右下第二大臼歯の歯根の先端に病巣があります。出張の合い間をぬって何とか治療に通って来てほしいです。継続治療をすればこの歯を保存できるでしょう。
 Raさんとは日本語混じりの英語でコミュニケーションできるので治療の説明が比較的やさしいです。当たり前のことですが、私は来院された患者さんは国籍を問わず近所の人と同じように治療します。(健康保険がないと治療費はかなり高額ですが。)レントゲン写真では何人もみな同じに写ります。
 

四月十二日 メタルボンド
 みなさん、きれいな自分の歯を大事にしましょう。
 左写真は、製作中の陶材金属焼付前装鋳造冠です。いわゆるメタルボンドと呼んでいるものです。透明感があり自然歯に近い感じを出すことができます。患者さんは、すごく白い歯を望みますが、隣の歯の形や色に合わせて作るのが違和感なく自然に見えます。むしろちょっとだけ暗い色に設定した方が美しく見えます。前装部は陶材で艶と透明感は経年変化がありません。台座になる金属は白金と金の合金です。健康保険が適用されずとても高価です。しかし、自然歯に勝るものではありません。
 みなさん、虫歯は生活習慣病です。小さいときから虫歯予防に努力してください。
 みなさん、きれいな自分の歯を大事にしましょう。
 

四月十一日 日曜日。いい天気!
 今日は、日曜日で休診です。院長室の掃除をしました。パソコンの部品、ケーブル、ソフト、CD-ROM、雑誌、カメラ、本、パソコンが十一、二台。手狭な部屋にいろいろなものがごちゃごちゃ。次から次からゴミのようなものが沸いて出てきてなかなか整理がつきません。我ながらヤンナル。(モノがない時代に育った私は、モノが散乱してると精神が安定するのかも知れない。)
 午後に散歩にいきました。たいした事をしないまま一日が過ぎました。 ま!いっか。「人生はまどろみ。」
 


四月十日 義歯に名前を!
 Seさんは、今日生まれてはじめて総義歯を入れました。義歯に名前が入っています。当たって痛いところはなさそうですが、使いこなすまでには一ヶ月ぐらいかかるでしょう。
 Seさん、義歯を入れておくだけでも難しそうですが、頑張って練習してくださいね。あせらず、少しずつ毎日訓練するのが義歯を使いこなす近道です。
 
 

四月九日 平らにしちゃって!
 Kaさんの義歯を新しく作る予定です。新義歯ができるまでにはいくつかの行程があり一ヶ月以上かかります。
 患者さんは義歯が良く噛めなくなったから来たわけです。まず、今使っている義歯をなんとか使えるようにしなければなりません。
 義歯が磨り減った分(噛みあわせが低くなる。)を義歯の噛む面に樹脂を盛り上げて噛みあわせの高さを戻します。最も安定する顎の位置を探るために噛む面は平らにします。(写真)この義歯をしばらく使ってもらい不具合を調整しながらその患者さんに最良の義歯の形を探します。
 「こんなに平らにしちゃって噛めるの?」と思われるかも知れませんが、結構良く噛めるそうです。噛むのが楽になったと言う人が多いです。

四月八日 メトリックスレボルーション と 歯科矯正治療相談会!
 今日は、木曜日で休診です。午前中はのんびりして「メトリックスレボルーション」をDVDで観ました。(写真)Matrixの公式ページも参考にしながら楽しみました。私にとっては、今までイチバンだった「2001年...」をぬいて「一番面白いムービー」になりました。監督したあの兄弟はいったいどんな人物なのでしょうか。映画と同じくらい興味深いです。

 午後は、関根剛先生の歯科矯正治療相談会がありました。詳しくは以下のページをご覧ください。歯並びが気になる人はまず専門医に相談しましょう。
 関根剛先生(歯科矯正専門医)の相談会!
 

四月七日 歯牙破折! 
 どうしたことでしょう。また歯牙破折の患者さんです。三月二十二日から二週間の間に三例もありました。
 高校二年生のSさん、昨日自転車で転倒して左上の前歯を破折してしまいました。(左写真)幸い破折部位が歯髄に達していないので抜髄しないで(いわゆる神経を抜かないで)光重合レジンを使って修復しました。(右写真)
 ちょっとした不注意が事故に繋がります。みなさんくれぐれも気をつけてくださいね。
 

四月六日 総義歯の変な出っ張り?
 Kさんの総義歯を修理する予定です。上の総義歯は、話をしたり唇を動かしたりするとすぐ落ちてしまいます。Kさんは義歯を自分で削って調整していました。何度も「自分で削らないで。」とお願いしても削ってしまいます。(私はあったまにきました。 が...。)
 冷静に考えると総義歯の不具合は、患者さんにしかわからないでしょう。(私は総義歯を使ったことがありません。)歯医者に言ってもどうせだめだと思って自分で削ってしまったのでしょう。
 私も気を引き締めてこの難しい症例に取り組みます。写真の黄色丸のところの変な出っ張りは、何とか上の総義歯を安定させようと上顎の上の方に義歯の縁を延ばしたものです。この変な出っ張りは削らないで。
 

四月五日 Cちゃんのお絵かき 
 Cちゃんは、明日小学校に入学します。今日は、お母さんと二人で歯の治療に来ました。Cちゃんは左下の乳歯の治療が上手にできました。お母さんの治療が終わるのを待っている間にお絵かきをしました。絵のなかの並んでいる三人は、左からCちゃん、歯科衛生士の小出、私です。
 Cちゃんは、小さいときから治療に来ています。が、なかなかできるようになりませんでした。こうして診療室でお母さんの治療を横目でみながら絵を描いている姿を見ると私も私のスタッフもほっとします。
 

四月四日 水戸の下宿 
 私は、水戸の茨城高校を卒業しました。三十二年前です。昨年暮れ、水戸に出張したとき街の中をブラブラ歩いたら当時の下宿屋がそのままの姿で残ってました。二階の右端の窓が、私の住んでいた部屋です。今日は、休診日でデジカメ写真を整理していて目に留まりました。
 当時この「賄い付きの下宿屋」(もう死語か?)に高校生は私だけです。他は、胃弱の会計士さん、塗装工見習いのにいちゃん、モヒカン刈りのドラマー、精神病の短大生などが住んでいました。大家さんは水戸の有名料亭で長年仲居をしていた女性です。大家のおばさんの茶のみ話は、千夜一夜物語のようでした。(全部実話でしたが...)学校から帰ったらドロボウと鉢合わせしたことがあります。今思うと短大生の彼は、精神病だったと思います。彼の両親も気づいていなかったでしょう。当時私は精神の病を良く知りませんでしたが、彼には悪いことをしたと思ってます。変な奴と思うと同時に病気かも知れないと考えるべきだったのです。
 あのときのみんなは元気だろうか。
 

四月三日 個室もどき 
 歯科衛生士の増田が一番のユニット(治療椅子)で歯石除去をしています。待合室に近い方からユニットに一、二、三番と番号が付いています。四番は欠番で最奥は五番です。患者さんのデータ入力にノートパソコンも使ってます。背後のキャビネットに器具が収納されています。
 私は、患者さんと接するこの治療スペースは個室が理想的であると考えていますが、現実はそうはいきません。この診療所を開業したときは資金面でも人材面でも無理でした。でも、できるだけ個室のような雰囲気を出すためにユニット(治療椅子)の周りを収納棚などで仕切って工夫したつもりです。
 現在、当医院では歯科衛生士を募集中です。新卒歓迎!経験者優遇!。連絡は0297-35-2459まで。


四月二日 光重合レジン 
 Eさんは四十代の女性です。左下犬歯と小臼歯に虫歯があります。
 光重合レジンという材料を使って修復しました。局所麻酔をして虫歯の部分をエアータービンを使って削り取り光重合レジンを充填します。そこに紫外線を二十秒ほど照射すると光重合レジンが硬化します。形を整えて噛み合わせをチェックして終わりです。この写真の例では治療時間は正味十五分ぐらいです。もちろん健康保険が適応されます。痛くなく簡単に終わるのに比較的安価で長持ちします。やはり早期治療が良い結果を導きます。
 Eさんは、この虫歯を気にしていたのでしょうが、数年間放置していました。歯医者が怖かった? 私が歯医者になった二十五年前に比べて材料や機械の進化で治療方法はずいぶんと変わりました。
 四十代のあなたも子どものときの治療のイメージをすてて歯医者に健診に行って見ませんか。

April 1st 
 Recently, I am learning English conversation. Then, I became a member in the IWAI English conversation club. It is held at the IWAI central public hall from 7:30 p.m. of every Friday. Therefore, I decided to spell a diary in English from today. It is to train. It intends to continue every day.
 今日はエイプリルフール。休診日でしたが、診療報酬請求書などを処理していたらあっという間に一日が終わってしまいました。なにかちょっと遊びたい気分です。いい天気で子どものような気持ちになりました。

二〇〇四年 四月 デンタ日記


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