My IBM5530T Story |
1998年のある日秋葉原で旧式のモニター一体型パソコンIBM5530に出会った。これは、私のIBM5530Tにまつわる小さな物語です。 |
IBM 5530T でWindows95を、 |
IBM 5530T について。 IBMのモニタ一体型PCです。最新型の当時は40万円もしたそうです 仕様は、CPU i386 20Mhz。 メモリー6MB。HDD40MB。3.5‘FDD×1 MCAバス搭載。モニタは640*480 VGA 。DOSなら快適に動く。 「いまさらなんにつかうのこれ。」という品物です。 このままじゃWIN3.1も動かないでしょう。 でも、かたちが好きなので改造してつかってます- Windows 95が動いてますよ。快適にね。私はこのIBM5530の形と大きさに惚れ込んじゃってます。そこで無理やり486のM/Bをねじ込んじゃいました。そんなのを3台も作っちゃいました。それでうちの5530TではWindows 95 が動いてるんですね。さすがに640*480の画面では使いかってが今一つですが、ネットワークの端末として活躍してます。 |
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1 Display and Front Cover Assy 2 Label, Serial Number 3 Bezel. Diskette Drive 4 Bezel, Blank 5 Flap Assembly 6 Pedestal Assembly 7 Cable, Signal Ground 8 Power Cord (2P) 9 Cover, Base 10 Security Key Assy 11 I/O Blaket- Blank 12 System Board 13 i80387SX, 16MHz Module (Op) 14 2MB Memory Card 15 Option Adapter Guide Block 16 1.44MB diskette Drive 17 Guide, Diskette Drive ( L & R ) 18 Cable, Flat, for one FDD 19 Cable, Flat, for two FDD 20 Interposer Card ( Option Slot ) 21 Display Adapter IV Card 22 Display Expansion Card ( Op ) 23 Spacer ( Op ) 24 HDD interface card 25 Fixed Disk Drive ( ESDI ) 26 Guide, Fixed disk drive 27 Speaker Holder Assy 28 Battery |
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改造のために部品をそろえる まず IBM 5530T 本体がないことには始まらないでしょう。モニタと電源が生きていて外観のきれいなやつを探してきます。道端に落ちてるかもしれない。もし動いたらキーボード、M/B、FDD、HDD、SIMMやCPUなどをとりはずし売り飛ばす。(買う人はいないか?) パーツが入るスペースが非常に狭いです。M/Bを基本に何とかねじ込めそうなパーツをさがします。できるだけ小型のM/BでI/Oがオンボードのものが工作が楽ですよね。ペンテアムでもいいんですけど、もったいないでしょう。なんせモニタがVGAですから。486VLあたりで組むのが無難でしょう。パーツも安く手に入るしね。まあ、秋葉原をうろついたときにつかえそうな格安部品をゲットする、あるいは知人からいらない部品をただでもらうなどして気長に集めるのがいいでしょう。成功するが不確実な改造なのでなるたけお金をかけずに部品を集めました。 |
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改造実例 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
拡張ボードはみんな背の低いやつです。そして背面に取り付くL型の金具を取り払う。でないとケースにうまくはいんないんですよ。 |
電源コネクタをシャーシに装着したところ ケーブルの固定と絶縁を確保するためハンダ付けしたところは接着剤で固める。 |
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仮組 順序よく仮組します。ケースやシャーシとM/B、拡張ボードが干渉するところは確実に削り落とします。ときに金属を削り切り落とし穴を開けなければなりません。少しずつていねいに仮組して行きましょう。あせりは禁物です。むやみに通電するのは危険です。部品を壊してしまいます。テスター等で絶縁を確認してから通電するようにしましょう。 |
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3.5‘FDDとHDDを組み込む FDDは専用のプラステック製の治具があるのでオリジナルをばらす時になくさないように注意する。HDDはオリジナルの治具を用いてもいいのですが、この例ではスピーカーを入れるスペースを稼ぐために5530のプラスチック製のフレームに穴を開けてビス止めしてある。 |
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引き出しフレームの組みあがり プラスチックフレームの2階建て構造が良く分かる写真です。 上の段にHDDがみえる。下の段左側にFDD、右側にSIMMが見えます。普通の72pinSIMMでしたら十分に収まる高さがある。 ケーブルは束ねましょう。 |
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いかがでしたでしょうか。IBM5530をもっている方には良く分かるのでしょうが、みたこともない人にとっては何のことやら? |